モローさんと源流コラボ

爆釣王でありハンドメイドミノービルダーであるモローさんに源流を案内していただいた。

暗いうちからヘッドランプを頼りに山をぐいぐい登っていく。
すっかり足腰が弱ってしまった私はふくらはぎがパンパンになってしまい、ついていくのがやっとである。
ひーこら言いながら入渓したときには、あたりは明るくなっていた。


今日は爆釣王のご利益にあやかって、いいイワナに出会いたい、あわよくば祭りを堪能したい、そんな不埒な妄想を膨らませる。
水はずいぶん減水していて、モローさん曰く「いつもの三分の一くらい」だそう。
それでもさすがは源流。いるところにはきちんといる。


あっという間にボウズを回避して幸先がよい。
１匹釣ったら交代ルールで釣り上がっていく。

モローさんもあっという間に釣りあげる。



顔がとがっていてかっこいい！

水が少ないので、途中からフローティングに変えてみたが、かえって反応が悪くなってしまった。
「なんでかな？」とモローさんに聞いてみると、ここのイワナは○○が理由で表層へ意識が向かないとのこと。
よって、浅くてもシンキングが有効らしい。
なるほど！納得！　（さぁ、○○とはなんでしょうか!?　わかるかな～？）


アドバイスに従い、シンキングミノーに戻す。
すると、大きな黒い影がミノーに襲いかかった。触れはするものの、残念ながら乗らない。
いったん場を落ち着かせ、心も落ち着かせ、違うミノーを結ぶ。
同じコースにミノーを泳がせるとガツンときた。

最近味わっていない手ごたえに心臓はバクバク。
ネットをつかみ、掬い上げようとしたら、フレームに邪魔され掬えない。魚は下流に走る。

慌てふためくやり取りの一部始終をモローさんに遠くから撮影されてしまった。（笑)

なんとかバラさずに、キャッチ成功。


出ました、尺イワナ。


ズバリ３２ｃｍ。
モローさんとハイタッチ！


思わず、顔がにやける。
２０１２年の開田高原で釣った尺ヤマト以来、尺には縁がなかったので、嬉しさひとしおである。


ツイてるときは、いとも簡単に出てくれる。
同じポイントで、今度は２７～２８ｃｍが出てきた。

尺にはおよばなかったが、黒くてこれぞ源流イワナという風貌である。
こんなに釣れちゃっていいのかしらん。
これもモローさんのガイドのおかげである。


モローさん、本当にありがとう。


今回のヒットルアーは、shinichiさんのミノーとモローさんのアペンド。
尺イワナはshinichiさんのミノーで出た。
shinichiさんにも感謝である。


楽しい時間はあっという間。

モローさんがコーヒーをごちそうしてくれた。


コーヒーに映り込んだ新緑まで風味に加わったような、そんな爽やかさ。
あれ？　よく見るとモローさんの頭まで映り込んでいる。（笑)



モローさん、ありがとうございました！
またコラボお願いしますね。
次回は遠征かな～？