ベストシーズンのはずなのに

久しぶりにＤＯＬさんとコラボ釣行。
週末にいい具合に雨が降ったので、大いに期待していたのだが、予想に反して厳しい修行が待っていた。


カレンダーを見れば、間もなく６月。
もうモミジイチゴの時期なんだ。
入渓点でみつけた可愛い実は、ちょうど食べごろに熟していた。
自然な甘みに思わず笑顔になる。



今は渓流がもっとも輝くハイシーズンのはず。
でも、頭に描いていたようなシナリオはことごとく打ち砕かれる。
入渓してほどなくヒットしたヤマメは、あっけなくフックアウト。
こういうミスをしているもんだから、釣りの神様は見放してしまうのだ。




自分はナチュラルカラーのミノーを選択することがほとんど。
これを基本に、その日の天候や時間帯、水の清濁に合わせて明るい色を選んだり、ダーク系にしたりする。
だが、今日はそのセオリーが通じない。
ＤＯＬさんは、スピナーを投入するも沈黙。


思い切ってこんなのを結んでみる。

ジョイントミノーのベアトリス。色は赤。
年に数回使うかどうか。ワレットの肥やしになっていたものを引っ張りだしてみた。



この選択がよかったのかどうかは定かでないが、とりあえずヤマメが釣れた。



結果的には本日唯一の写真に耐えうるヤマメだった。
アングルを変えてもう一枚。

夏らしい色合いになっている。
流れの中で掛かったので、小気味よいファイトを楽しませてくれた。


あまりに釣れないので、コーヒーブレイク。



最後の最後でＤＯＬさんも意地を見せる。
きっちりイワナを釣って有終の美を飾ってくれた。



久々厳しい修行だったが、ボウズが回避できたので結果オーライということにしておく。
それ以上に、ＤＯＬさんとともに渓を歩くこと自体が楽しかった。

ＤＯＬさん、今日はありがとうございました。
次回は、雨がドバっと降ったあとですかね～。
またよろしくお願いいたします。