ぱらみかのひとりごと

アンテナをちょっと立ててみると、
面白いことって転がり込んでくるのね。

『幸福ロケット』

2006年06月16日 | books
ドロドロ不倫ものの後に読んだせいもあって、 とてもさわやかな後味。 私はこちらの本のほうが泣けるけどなぁ。 何より、リアリティがあるもの。 主人公の設定は11歳だけれども、 実際似たようなことは 高校生だって、大学生だって、 社会人にだってあると思うな。 誰かが誰かに恋するなんて、 どこにでも転がっている シンプルなことだもの。 コーモリくんには、 かっこよくなって香な子ちゃんに会いに来て欲しいと . . . 本文を読む

『虹の彼方』

2006年06月15日 | books
知り合いに借りた。 以前新聞で連載されていたのを飛ばし飛ばし読んでいたが、 肝心の最後を読んでいなかった。 気づいたときには『西遊記』の連載が始まっていて・・・ う~ん、私の地味な生活とはかけ離れた話なので 感情移入できる人もなく、 あぁ、ラストはこれですか、というのが正直な感想。 ちなみに貸してくれた方は号泣したそうな。 ちょっと前の韓国ドラマにハマった人は、 このストーリーにも溺れそうね。 . . . 本文を読む

『手紙』

2006年06月06日 | books
数日間山ごもりしていた間に読んだ本。 途中でやめることができず、一気に最後まで読み終えてしまった。 新聞に連載されていたけれど、 毎週読んでいた人は次の展開が気になって、 さぞかし苦痛だったことでしょう。 最後に取った弟の選択、 それを理解した兄の心中、 読み終わった後も、 何度となくラストシーンを思い出しては 切なくて胸が押しつぶされそうになる。 ひとつの犯罪で不幸になる人がなんと多いことか。 . . . 本文を読む

『ナラタージュ』

2006年02月12日 | books
ナラタージュというのは、大辞林によると 『〔narration と montage の合成語〕映画で、画面外の声に合わせて物語が展開していく技法。多く回想場面に用いられる。』 ことだそうだ。 なるほど、確かにストーリーは回想によって進行していく。 内容は恋愛もの。 もちろんあのセンセイが貸してくれた。 共感できる部分はあったり、なかったり。 特に葉山先生の選択に・・・? どちらも選ばないならまだし . . . 本文を読む

『探偵ガリレオ』

2006年02月06日 | books
先日直木賞を取った『容疑者Xの献身』はシリーズ3作目らしい。 1作目が『探偵ガリレオ』。 短編が5つ。 科学の知識が乏しくても、 そのトリックになんとなく納得させられてしまう。 面白い~ 2作目『予知夢』もすでに借りている。 読むのが楽しみ。 このシリーズってドラマにできないかしら。 京極堂シリーズだって、映画化されたわけだし。 . . . 本文を読む

『イギリス菓子のクラッシクレシピから』

2006年02月05日 | books
Izzyさんのブログを拝見して、『スチームドプディング』なるものに興味津々。 早速、図書館で本を予約した。 ちょっと作ってみようかな~っという軽い気持ちで借りた本だったが、 なんとまぁ、『プディング』の奥が深いこと! まず最初に『プディングの由来』から始まり、 『ベークドプディング』『スチームドプディング』『コールドプディング』 のレシピへと続いていく。 そして、各レシピ毎に名前の由来、歴史、食べ . . . 本文を読む