ぱらみかのひとりごと

アンテナをちょっと立ててみると、
面白いことって転がり込んでくるのね。

『HEROごっこ』

2006年01月30日 | books
新聞の講評を見て、図書館で借りた。 予想外の展開に驚かされたし、 出てくる人物もみな個性的で会話も軽快。読んでいて楽しい。 でも『容疑者Xの献身』を読んだ後だからかなぁ、 余韻は軽い。ハッピーエンドだからね。 . . . 本文を読む

『容疑者Xの献身』

2006年01月26日 | books
東野圭吾の小説はけっこう読んでいる。 今までハズレだったものはない。 で、今回の直木賞受賞作。 本の帯を見ると他にそうそうたるタイトルの1位を獲得している。 読んで納得。最後まで一気に読んでしまう。 だって、ストーリーのいたるところにトラップが仕掛けられていて、 一時も気が抜けないから。 問題(犯罪)を作る側と解く(暴く)側の攻防戦と、 一人の男性の一途な想いにぐんぐん引き込まれてしまった(ちょっ . . . 本文を読む

『100回泣くこと』

2006年01月21日 | books
  夜中まで本を読んでいたため、今朝は母からの電話で起きた。 雪が積もっていることを知らされ、ベランダを見てみるとプランターに雪が! 今日は午後から約束があるのに・・・ こんな日は家でのんびりお菓子を作ってるほうがいいなぁ。 で、昨晩読んでいた本は、『100回泣くこと』。 出てくる二人の会話が心地よい。 いつの会話もしっくり馴染んでいて、 読み終わった後に残るのは 結末の切なさもさながら、会話の . . . 本文を読む

東京タワー

2006年01月18日 | books
遅ればせながら『東京タワー』を読んだ。 amazonのレビューで前評判は号泣ものみたいに書かれていたが、 私が読み終わった後はしんみりって感じだった。 でも、この本を読んでマザコンて評価するのはどうかなぁ。 ああいう親子愛って素敵だと思うけれど。 . . . 本文を読む

京極堂シリーズ

2006年01月17日 | books
年末年始のお休みが長かったため、ボスに何冊か本を借りた。 その中にあったのが、以前私がハマりにハマった京極堂シリーズの中の1冊『絡新婦の理』。 私が夢中になって読んだときは新書だったが、文庫になってもやっぱり厚い。 内容はすっかり忘れていたので、再びハマった。 で、次に借りたのが『狂骨の夢』と『鉄鼠の檻』。 『魍魎の匣』は見つからないって。 あのぉ、出来ればシリーズの順番に読みたかったんですけど・ . . . 本文を読む

『あなたが私を好きだった頃』

2005年12月11日 | books
知り合いが貸してくれた本。小説かと思ったらエッセイだった。 「あ~、こんなことあるある」なんて思いながら読んだけれど、 それほど感情移入はなかった。 私が著者ほどデキる女でもないし、相手の男性ほどクールな人も周囲にいないからか。 . . . 本文を読む

日本の奥深さ

2005年11月20日 | books
一昨日図書館で借りてきた本。日本全国の職人さん方が誇りを持って作っている道具の数々。そう、飾って置いておくというよりは毎日手に触れるようなまさに『道具』ばかりが収められている。昨日読み始めたばかりだけれど、もっと前にこの本に出会っていればよかったなぁ。その土地ならではの『道具』の存在を知っていれば、旅行に行ったときに観光地ばかりではなく『道具』探しの楽しみも増えたのに。 . . . 本文を読む

昨日購入した本

2005年10月04日 | books
本屋で立ち読みして衝動買い。だって美味しそうだったから。 今日野菜をたくさん買い込み、何品か作ってみた。 ふふふ、美味しかった。しばらくはキッチンに出しっぱなしの本となるだろう。 今週末に新米&玄米が届く。 そう、お魚も届くのだったわ。初めてネット通販で購入してみた。 お店はまごころ.com。 そう、行正り香さんの本に載っているあのお店。 これは借りた本。読み始めたばかり。 面白くなりそうな . . . 本文を読む

『ものがたりのある一皿』

2005年08月27日 | books
久々に行正り香さんの本を読む。この方の本は料理もさながらレシピの合間にあるコラムが楽しみでよく手に取る。今回の本は題名の通りひと皿ごとに物語があり、超短編小説を読んだような後味。クスっと笑ってしまう。私のお気に入りは、母よし子が電話口でホストファミリーに「ヨーローシークーオーネーガーイーシーマース」と日本語で伝える話。ちょっとジーンとする。周囲に愛されていて、また周囲を愛しているこの方が作る料理は . . . 本文を読む