機関車めぐり手帳 №016
別のブログでは、このような記事も掲載していました。
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C62型蒸気機関車
撮影日 1969年 8月
撮影場所 呉線 安芸津-風早間
この夏、初めて来阪した父方のいとこを島根県まで送り届ける途中、祖母方の親戚宅に立ち寄り撮影したものです。これ以前から蒸気機関車には興味があったのですが、自ら撮影に出かけることなどありませんでした。しかし、安芸津の親戚宅にはテレビもなく、楽しみはセミ取りぐらい。高校生の私には、暇を持て余すことは十分に予想できました。そこで、当時家族で出かけるときに使っていたミノルタ16Pという16mmフィルムを使った小さなカメラを持参し、蒸気機関車の撮影に挑むことにしました。
当時の呉線にはC59やC62といった大型の蒸気機関車が投入されており、東京発呉線経由広島行きの夜行急行「安芸」などを牽引していました。10時過ぎに糸崎に到着した列車は、ここで機関車の付け替えです。まだ電化前の呉線でしたので、蒸気機関車の出番。基本的にはC62が牽引していました。三原から呉線に入り、竹原を10時45分に出発します。竹原から10分少々で安芸津を通過しますので、その時間に間に合うようにあらかじめ目をつけておいた役場近くの橋の上でいとこと2人で待ち構えていました。
撮影場所 呉線 安芸津-風早間
この夏、初めて来阪した父方のいとこを島根県まで送り届ける途中、祖母方の親戚宅に立ち寄り撮影したものです。これ以前から蒸気機関車には興味があったのですが、自ら撮影に出かけることなどありませんでした。しかし、安芸津の親戚宅にはテレビもなく、楽しみはセミ取りぐらい。高校生の私には、暇を持て余すことは十分に予想できました。そこで、当時家族で出かけるときに使っていたミノルタ16Pという16mmフィルムを使った小さなカメラを持参し、蒸気機関車の撮影に挑むことにしました。
当時の呉線にはC59やC62といった大型の蒸気機関車が投入されており、東京発呉線経由広島行きの夜行急行「安芸」などを牽引していました。10時過ぎに糸崎に到着した列車は、ここで機関車の付け替えです。まだ電化前の呉線でしたので、蒸気機関車の出番。基本的にはC62が牽引していました。三原から呉線に入り、竹原を10時45分に出発します。竹原から10分少々で安芸津を通過しますので、その時間に間に合うようにあらかじめ目をつけておいた役場近くの橋の上でいとこと2人で待ち構えていました。
急行安芸はほぼ時間通りにやってきたと思います。小さなファインダー、軽すぎるシャッター、どこをどう撮っていいのやら…。夢中で機関車を追いかけ
道路を横切ってしまって車にはねられそうになるし、結果何を撮影したのやら、ごらんの通りよく分からない写真が残りました。いやいや、写真はこの程度のものしか残りませんでしたが、初めての撮影行の思い出の方は、しっかり残っています。