ここ1週間、1年生のハルと過ごしている。
ハルは1キロ太り、私は1キロ痩せた。
体脂肪関係で体年齢は初めて54歳になった。
子どもといると若くなるという意味が解けた。
と言っても精神まで若くなるわけではなく、イライラと怒りたくなることもしばしば。
しかし、年甲斐もなくイライラは若い証拠か?
文字の書き方を見てあげながら、わが子もここまで丁寧にしてたら・・などとまたどうしようもない後悔の念が沸々と。
一体私はなにをしてたんだろう。あの時代、宿題や勉強を大事だと思っていなかった風がある。宿題も見てあげてない。
「忘れん坊大将」なるニックネームまで先生に付けられて・・・。
いろいろ考えてみるとそれでも結構良く育ったのではないかと自分を慰めていたり。
今、私のイライラの原因を告白しよう。
土・日とハルがいるにもかかわらず、息子は夫の車を借りて遠出するという。
<最も、ハルが土日には家へ帰ると思ってたらしいが、本人は帰らないという。ママも体調が今いちで学童保育のお弁当を作るのも大変だと思いしばらく預かることにした。>
簡単に車を貸してしまう夫も夫だが「やっぱり土日、お母さん、ハルをみてて」と息子にいわれ頷いた自分も悔しい。
なんと愚かな我々。
昔の若いときの自分たちを思い出した。
娘が2歳の頃だったかと思う。
丁度熱を出してしまった娘を母にあずけ、予約していたからと松島へ向った。
車中、どうしても自分たちの行為が気になり晴れ晴れとしない。
松島まで行き、そのままキャンセルして帰ってきたことがあった。
夫もそれを覚えていた。
それが、息子のこととなると、大変に甘く、「いいんじゃない、KにはKの付き合いもあるし・・。」と寛容。
それで、可愛そうだから日曜日にはハルをどこかへ連れて行くという。
そうだとしても夫の車の方が快適なのにとまたブツブツ。
息子は気が咎めるのか、前日夜、ハルを遅くまで起こしておいてと電話をよこした。
帰ってくると一生懸命遊んでいる。
さすがにパパが帰り、一緒に遊んでもらうのはうれしいのだろう、うるさいぐらいに喜んでる。
二人でお風呂に入り、ハルは大分遅くに寝た。
<全く自分の都合でハルを10時まで起こしておいてだなんて>
さて、翌土曜午前中、今日のめあては「ロケットを作る」ペットボトルをお風呂の発泡入浴剤の力を借りて発射させる遊びである。
昨日のうち、いろいろ準備しておいた。
ビニールテープ、紙コップ2個、ペットボトル、ビニール袋、はさみ、棒、そして発泡入浴剤。
最終出番は夫であり、ハルが頼むとすぐに取り掛かった。
でも、夫はペットボトルの中で発泡入浴剤と水が反応してる間の時間が待ちきれずペットボトルを揺らしに行った。そのとたん時機が合致したとみえまもなく夫は入浴剤の青い水がズボンに降りかかる。
私はキャーという声を出しただけで行方も確かめられないほどあっけなくロケットは落ちてきた。
発射までの時間を待つ楽しみも予想も何も立てないまま。
当然だ、こんなことを考えているのは先生のなれの果ての私だけ。
ハルも満足できず、再び挑戦を願い出た。
数回繰り返し、6メートルぐらいまであがり落ちてきた。
私も、怖がってばかりいないで写真に納めることができた。
めでたしめでたし。
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