6位入賞に8人という18回国際ショパンコンクール。
反田さん惜しくも2位、イタリアのガジェヴと一緒である。
4位に小林愛実さん。
今年の愛実さんのコンチェルトを聴いたが、6年前に比べてすっかり大人の女性。
演奏も比べにならないほどでだいぶ頑張り続けてきたのがわかる。
幼馴染同士の快挙、どんなにうれしかったことか、共同通信?からの写真を拝借した。
コロナ禍で1年延期になったコンクールが無事終わり、しかも素晴らしいピアニスト揃いで体調を崩しそうになりながらも応援した甲斐があった。
ショパンコンクールにこれほど本気で応援したのは初めての経験である。
今年の夏に、福島音楽堂で2台のピアノで演奏した反田さんと務川さんのピアノリサイタルに行き、次に仙台の電力ホールでのオールショパン反田恭平を聞きに行ったことによる。
チケットに住所と名前を書いて箱に入れコロナ対策を万全にして、県をまたいだ他県への勇気ある参加であった。
このチケットを積極的に求めて私を刺激してくれたのが今回一緒に応援していた10歳年下のTさんである。
およそ3ヶ月前にチケット購入なのでTさんは私の夫の病気回復に願をかけて2枚のチケットを買っていたのである。
Tさんに感謝している。
Tさんのショパン好きのきっかけはEテレでの「ピアノの森」である。
Tさんがのめり込むと何でも凄い。
コミック全集を購入し、ご兄弟から誕生日にプレゼントされたDVDを飽くことなく繰り返し視聴していた。
私の元にもコミック、DVDが届けられた。
その中で反田恭平が、主人公のピアノに携わっていた。(今だからわかった)
主人公「海」かい のピアノは誰が弾いてるのかどこにも明かされてなく、海の指導者であるアジノのピアノに反田恭平の名前があった。
今思うと、書いてなくてもすぐわからないとヘンだったのである。
アジノはほとんど弾いていないのだから。
最終的に手の表情で反田さんだと突き止めたようだ。
曲を聴いただけで情景が浮かび曲の名前まで全て分かってしまうほどにのめり込んだのだ。
ショパンをきっかけにクラシックにますますのめり込んでいくだろうことを思うとTが楽しみである。