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a green hand

船を編む

全く私は単純で影響を受けやすいタイプのもう1つ。

辞書作りに関わった仕事の流儀、飯間浩明を観て、急に思い立ち書店へと向かった。

普段、本はネット購入が多いのだが、書店に行ってみたくなった。
いや、どんな辞書が並んでいるのか目で確かめたかったというのが正しい。

50代辺りから電子辞書を愛用していた私は逆に紙の辞書が懐かしくなった。
理由は「船を編む」

見るだけのつもりが「恋愛」の項目を引いてみた。
確かに「男女間」とは書いていない。

一冊の辞書が目に入った。
それは、今年1月に出版されたばかりの辞書、然も高校生の教科書に特化していると書かれており、なんだか新しい。(当たり前だ今年の出版なのだから)
第7版




買った時は気づけなかったが、4月1日からオンラインで辞書が引けるとある。
4月1日を長いこと待っていたが、上旬が忙しくその余裕なし。

ようやく予定が終了し落ち着いたところでオンラインとやらの手続きをした。
手続きといっても帯にある、QRコードでIDとパスワードを決め、3つの質問に答えるだけである。

質問の答えは購入した辞書の中にある。
辞書引きで出した答えが合っていれば、私は紙のこの辞書を購入しましたよの証明になるという仕組みである。

質問には見事w答えられてオンラインでも辞書が引ける特典をゲットした。

あの「船を編む」では、2020年までには、紙の辞書離れをしている消費者にそのようなプレミアムをつけての出版はどうだろうかと議論していた。
それがこれだったと気づいた。

2024年1月の出版であり、然も生まれた時からネット時代の高校生を対象とした最新の辞書である。

これからはオンラインと紙の辞書がセットになっているのが当たり前になるのだろうか。
昭和生まれの身としては、豊かな世代の移りを経験できていると前向きに。w

最近では世の中、カタカナ英語が溢れている。

そこで最新版高校生用なだけにその点は特化されているのが非常に魅力である。

紙の辞書を引いて文字が小さ過ぎたらオンライン辞書で拡大できるというのも老いた身には便利である。

昭和、平成、令和を生きられることは世代間のギャップもさる事ながら、経験が多種多様で眺めても知っても楽しいことかもしれないな〜。




ドラマ「船を編む」大渡海編成も佳境に入ってきた。

私の中で、広辞苑最新版はどうなっているのかなという気持ちがどんどん強くなっている。

辞書編成で人物は基本、お亡くなりになっている方との基準があるようだが、亡くなっている人も、知る人も多いのが昭和生まれの特権であるから楽しめそうである。

本好きな私としては恐ろしい事である。w

なるべく影響を受けずに本屋さんには近づかないようにしなければと言い聞かせている。

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