第4章「人間は何も創造しない」
「人間は何も創造しない。ただ、発見するだけである。
新しい作品のために自然の秩序を求める建築家は、神の創造に寄与する。故に創造とは、創造の起源に寄ることである。
この言葉は1つには、などなど外尾悦郎の文が続き、
(多くの日本人にとっては、神という言葉を挟まず、純粋に自然と人間との関係で考えた方が理解しやすいかも知れません)。
と説明がカッコ書きで書かれている。
よく理解できる。
どこかで宗教に関して、日本人にはスッと入れない偏見に似たものがあるので著者の外尾悦郎は細やかな注釈を加えているのだろうと思う。
でも教会を建てるに当たって神を抜いては語れないだろう。
人間は何も創造しないの言葉が新鮮だった。
創造力が大事の言葉が溢れている世の中、「人間は何も創造しない」だ。w
気になっていたことがある。
子どもの遊具の発祥だ。
すべり台、ブランコ、シーソー、鉄棒、ジャングル、築山、砂場、登り棒これら全て自然からのインスピレーションだ。
原点は遊具にあるのでなく自然の山や林や森にある。
絵画も自然の色や光からのインスピレーションだ。
気づくと何1つとして自然から貰わないモノやコトはない。
作曲も詩も自然の音と切り離せるだろうか。
雨 嵐 風 波 月にも星にも音を感じられる人だっている。
すごいな〜自然。
大事だな〜自然。
アーチストや子どもは1番自然と近いところにいる。
だから大切さがわかるんだ。
人工的でないホンモノを。
外尾悦郎さんに呆れられている。
このような読み方でごめんなさい。