我ながら素晴らしいと思う。(👏)
お互いに頑張った。
半世紀も一緒に生きてきたのは奇跡的である。
両親は20年にも満たなかった。
離婚したわけではなく、父は病気で亡くなった。
22歳の時から見てきた父の遺影は、どんどん若くなるばかりである。
夫の育てているトマト1本
ナス1本の花 セントポーリアの花のようだ
我々は特に仲が良いわけでもなく、悪いわけでもない。
性格も好みも似通っていない。
若い時には、受け入れられなかった互いのエゴは笑い飛ばせるようになり、生活では互いが補間できるようになってきた。
しかしここまでの道のり、バトルも凄かった。
なにせ諦めの悪い私は命がけで私なりの考える「悪」に立ち向かった。
私のジャガイモ1本は、剥いた皮から芽がでたもの
可愛いジャガイモの花
可愛いジャガイモの花
夫は私を狂人相手と諦め、負けるが勝ちだったんだろうなと今にして思う。w
2017年、夫は病気になり、酒もタバコもやめたとなればいいが、煙草だけはやめる事ができた。
呪うほどに私が嫌った煙草である。
お酒の量も今でこそ酔うほどに飲めなくなったが、最盛期は酷かった。
こちらは素面でバカみたいに酔っ払いの暴言に手向かった。
そんな時、相手は憎らしいほど饒舌だった。
この人は地獄から来た人間ではないかと思うほどに。
彼なりにストレスフルであったに違いない。
一度だけ離婚届とやらはどんなものだろうと、届出用紙を手にした事がある。
手が震えたのを覚えている。
ただ見ただけで終わった。
子どもも成長し、いつでも離婚できる環境にあるが、今では「同士」である。
離婚より頼り切って生きている現在は、この後、死なれる方がとても怖くなっている。
離婚より怖い気がする。
痛手を少なくする方法を考えなければならない。
改めて夫に感謝する未熟者である。
Congratulations on our 50th wedding anniversary
Next year too.