

●= ゲームキューブ『大玉』 =●
2006年の今日、発売されました。当時の価格は、6,800円(税込)です。
任天堂より発売された、ちょっと不思議なピンボールゲームです。
『シーマン』など独創的な作品で知られる斎藤 由多加氏が開発を担当。戦国時代を舞台としたフィールドで、敵兵を倒して味方の兵を敵陣の奥へと送り込む、ピンボール+リアルタイムストラテジーのような作品でした。専用マイクが同梱されており、それで味方兵に行動を指示。基本はピンボールの要領で大玉を飛ばして敵兵を蹴散らしますが、下手したら味方の兵も巻き込んでしまうため、ボタンで大玉を操りながら声で兵を操っていくのです。
独創的な作品がメディア・ユーザーともに高く評価された一方で、ゲームキューブ市場が末期だったことや、あまりに独創的すぎたこと?が響いたのか、売上はかなり寂しいものとなりました。
こういうぶっ飛んだ発想。今のゲーム業界には、こういうのが少なくなってきているんですよね。
結果的に普及はしませんでしたが、こういった開拓に挑戦し続けてきたからこそ、DSやWiiは新境地を開拓できたわけです。今のところ、3DSやWii Uではそれが出来ていないと思っているので、堅実なタイトルが必要である一方で、挑戦精神も忘れないで欲しいものです。
最近取り上げたゲームソフト:
前回~4月12日 = ニンテンドーDS『逆転裁判4』(2007年)
前々回~4月9日 = セガサターン『機動戦士ガンダム ギレンの野望』(1998年)
前々前回~4月8日 = プレイステーション『デビルサマナー ソウルハッカーズ』(1999年)
隠しステージに任天堂本社があって会社と社員を轢き潰すという^^;
ほぉ~、そんなのがあったんですか。そこも含めて、遊び心満載だったんでしょうね。
今もなお類を見ない独創的な作品。それこそ3DSやWii Uだったらマイク機能は内蔵されていますから、比較的ラクにリメイクや続編を作れそうですが…ま、無いでしょうけど。
新品で500円だったから買ったのです。
夏頃遊ぼうかな・・・。
早々に値崩れしてましたからね~。私もそれで手を出そうか迷って、結局手を出さずじまいでした。
買って放置しちゃうと、なかなか遊ぼう!と思えるきっかけが作りづらいとは思いますが、ゲームは遊んでこそゲームですからね。いつか、遊んでやってください。