Newスーパーマリオブラザーズ「セーブができない」論争を考えてみる

１泊の泊まりに行ってたんでテレビゲームは遊べず、ますます「Newスーパーマリオブラザーズ」をプレイしていた次第なんですが、いよいよコインの取り方が全く分からんところが出始めてきました。
さて、私の周りもブログさんもかなりの人が買っているらしく、思い思いにレビューを書いていらっしゃいます……が、そこで非常に目に付くのが「セーブが出来ない」ことを強烈に叩いている人が多いことです。

今作は基本的にセーブができるのは、砦か城を攻略したとき、スターコインで隠し通路を切り開いたときだけです。
さらに、一度全クリアするといつでもセーブできるようになります。つまりセーブに制限があるのは意図的な考えだということになります。

しかしみなさん、このセーブという存在が「あっても困らないのになくては困る」ものなのかというと、一概にそうは言えません。

私は以前「スーパーマリオコレクション」において「１や２で、原作にはなかったセーブがあって気に食わない」という評価をいくつも見たことがあります。なぜか？それによって気持ち的に楽になってしまうからです。
もちろん、２とかはもう相当の難易度ですからセーブがないととてもじゃないけどクリアできない、という人が大半だったと思うんですが、やりこんだ人にとってみれば「昔、セーブなしでやってきた俺達は何だったんだよ！」ということになるんです。
あと、ＲＰＧなんと特にそうですよね。セーブがなさ過ぎるのもストレスがたまりますが、逆にいつでもセーブができてしまうと（場合によりますが）攻略のしがいが薄れてしまうのもあります。それはジャンルが変わっても価値観は多少違うものの、同じことなんです。携帯機だろうと据え置き機だろうと同じことです。

さて、ここでふりかえります。今回のNewスーマリは「Touch!Generation」シリーズの１つとしてうたわれています。いわゆる「非ゲーマー層」をターゲットにしたソフトです。今回の場合、もっと正確に言うと「大昔スーパーマリオブラザーズをやった人にもう１回ゲームの楽しさに触れてもらう」というのが一番の考えだと思います。ゆえに２Ｄマリオのスタンスを極力崩さないようにしたかったという考えが任天堂にはあったんではないでしょうか。
それが「セーブに制限をかけた」という点にも表れているのではないか、と私は考えています。


……とはいえ、現代ゲーマーからしてみればそんなことどうでもいいと思う人がほとんどなのも事実。結局、結論としてはやっぱりセーブがいつできても良かったかな、とは感じましたね（結局そうなんかいｗ）
正直、私は全然不便してないですけどね。ＤＳ２台あるし、さっさと全クリアはしたしｗ

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