└―1年前―→ 2014年11月18日(火)
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任天堂ゲームの動画をニコ動に投稿すると、奨励金の受取が可能に
※「クリエイター推励プログラム」紹介ページ
この時はちょっと話題になりましたが、なんか、この「クリエイター推励プログラム」。あまり活性化していないように見えます。
任天堂以外にこのプログラムに参加しているゲームメーカーって、バンダイナムコエンターテイメントだけなんですよね。
なんか軽く調べてみると、「クリエイター推励プログラム」の規約自体に何やら”あいまい”な内容や問題点が多いとのこと。
大手ゲームメーカーとかなら声明を発表したうえで登録するので問題ないかもしれませんが、例えば、よそで拾ってきた画像や映像を、あたかも自分の作品であるように投稿し、そして「クリエイター推励プログラム」に登録。そうすると、他人のふんどしで小銭稼ぎができてしまうんですって。そして、投稿者が制作したものなのかどうか?を判断する手段がないため、野放し状態。ま、これじゃお話しにならないですね。
やっぱり、最後に頼れるのは自分自身。
ゲームの著作に関しては結局、各企業が可能な範囲で、しっかり白黒つけていくべきなのかもしれません。
お小遣い稼ぎたいという意図よりもどうせ作るならメーカーが定めたルールに乗っ取って堂々と動画作りたいと思っていたのですが。
あと、私も勘違いしていたのですが、「推奨」ではなく「推励(すいれい)」が正しいみたいですね。つまり、任天堂が動画を判別する場として活用しているというのがメインであって、著作云々への取り組みは二の次なのかもしれません。
昨今、一部のタイトルでは公式サイトで「実況プレイOK!」とか「○○話までならOK」とか言ったりすることも多くなってきていますが、今回の「クリエイター推励プログラム」みたいに一括りで済ませてしまうのではなく、やはり作品ごとに管理していったほうが確実なのかもしれませんね。
もっとも、任天堂が抱えているタイトルは、バーチャルコンソールも含めると相当な物量になるので、簡単ではないのでしょうけど…。