豆知識の倉庫番 第３回

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さて、今回第３回目に取り上げたテーマは、

「ゲームボーイの豆知識」

です。

1989年４月21日に発売された任天堂の携帯ゲーム機「ゲームボーイ」。
発売当時の価格は12,800円でした。
ゲームボーイアドバンスが発売当初9,800円だったことを考えると
ちょっと高く感じるかもしれませんが、
当時の経済的に言えば妥当だったといえます。


①…「ゲームボーイ」を名付けたのは？

ゲームボーイの名前はまさにその名の通り、
ゲームをする子供達という意味から名付けられたわけですが、
これは、MOTHERシリーズでお馴染みの糸井重里さんが名付けられたのです。
ただ、イギリスではこの名前が性差別化しているという問題が起きたこともあるとか。
「ボーイ」といったら男の子で、やっぱり当時日本では、
女性がゲームをしているという感覚がなかったゆえに起きた、
固定概念の食い違いといったところでしょう。


②…任天堂が「ゲームボーイ」に求めたもの

それは意外にも頑丈さでした。
持ったことのある人は分かると思いますが、かなりごついです。
ニンテンドーＤＳのたたんだ時と同じくらいか、それよりも分厚いです。
任天堂は開発当時、子供向けという事でうっかり落しても大丈夫なほどの頑丈さを求めたのです。
この関連で、前社長の山内溥さんが開発陣から渡されたゲームボーイの試作機を、
何といきなりカーペットの敷かれた床に投げつけ、
拾い上げられたその後でもきちんと動作したので発売を決定したというエピソードがあるそうです。


③…ゲームボーイのバリエーション

ゲームボーイが発売されてから、現在の最新の「ゲームボーイミクロ」まで、
様々なバリエーションのゲームボーイが発売されました。

・ゲームボーイブロス
初代製品にカラーバリエーションが付いたバージョンです
こちらも名付けたのは糸井重里さんとのこと
↓
・ゲームボーイポケット
小さく軽くなり、液晶機能の向上と見栄えの良さがアップ
名前に「ポケット」とありますが、取扱説明書には、
（その他のゲームボーイも含め）ポケットに入れてはいけません、と記されています
↓
・ゲームボーイライト
ゲームボーイポケットにバックライト液晶をつけたバージョンです
↓
・スーパーゲームボーイ
スーパーファミコンにさしてゲームボーイ用ソフトをテレビで遊ぶことができます
カラー表現は最大16種類
↓
・スーパーゲームボーイ2
スーパーゲームボーイに通信コネクタを装備したバージョンです
↓
・ゲームボーイカラー
ゲームボーイとして初めてのカラー、最高56色の表現ができます
赤外線通信機能も搭載
↓
・ゲームボーイアドバンス
ゲームボーイの後継機、最大約32000色の表現が可能です
またゲームボーイで初めてＬＲボタンを採用
↓
・ゲームボーイアドバンスSP
折りたたみ式になったゲームボーイアドバンスの上位機
フロントライト液晶で明るさがアップ
↓
・ゲームボーイプレーヤー
ニンテンドーゲームキューブの底面に接続して、
ゲームボーイやゲームボーイアドバンスをテレビで遊ぶことができます
↓
・ゲームボーイミクロ
ゲームボーイアドバンスを最軽量化、最小型化した最新作
バックライトとフェイスプレートを搭載
ちなみにゲームボーイ、ゲームボーイカラーのソフトは遊べません

ちなみにニンテンドーＤＳは公式ではゲームボーイアドバンスの後継機ではないので
この中には入ってません。
ゲームボーイはこの先、どのように進化していくのでしょうか？
非常に楽しみです。


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