●= ファミコンディスクシステム『夢工場ドキドキパニック』 =●
1987年7月10日に発売されました。当時の価格は、2,600円(税別)です。
任天堂が開発し、フジテレビから発売されたアクションゲームです。
同社が開催したイベント「コミュニケーションカーニバル 夢工場'87」の企画の1つとして制作されたのが、今作です。
後に、このタイトルが海外で展開される際に、キャラクターがマリオ達に差し替えられて『SUPER MARIO BROS. 2』というタイトル名で発売。そして、それが日本に逆輸入されて『スーパーマリオUSA』として発売されました。
私が今作の存在を知ったのは、そう遠くない過去。そりゃ何といっても『スーパーマリオコレクション』での印象が強いものですからね。とはいえ、あまりにそのままでしたから、何かしら事情があったんだろうな~とは思っていました。
ちなみに、キャラクターをマリオに差し替えるよう提案したのは宮本 茂氏だそうです。フジテレビが関与している以上、当時の海外で展開するのは難しかったのかもしれませんね。
●= プレイステーション・ポータブル『LocoRoco(ロコロコ)』 =●
2006年7月13日に発売されました。当時の価格は、4,800円(税別)です。
ソニー・コンピュータエンタテインメントが発売した、アクションゲームです。
L・Rボタンで地面を傾けて、同時押しでジャンプ!不思議な生物”ロコロコ”を転がしてゴールまで導きましょう。
CMなどでバンバン広告展開したり、体験版や本体同梱版を展開したりと、かなり力を入れてアピールしていた印象のあったタイトルでしたが、初週で約3万本。累計約15万本という、期待したほどではない結果になりました。
とはいえ、後にいくつかシリーズ化されていますし、わりと根強いファンがいたりするのかも?
発想は良かったと思うんですけどね。私もプレイしましたが、私には合わなかったです。
私の憶測でしかありませんが、なんかこのタイトルが「プレイステーション系でもう、こういう見た目の新作は売れない」というのを決定付けたような気がするんですよね。別の意味でのターニングポイントだったのかもしれません。そう思うと、なんか複雑ですね。
関連記事:
PSP『LocoRoco ミッドナイトカーニバル』 インプレッション(2011/07/18)
昨年のこの週に取り上げたゲームソフト :
7月7日 = プレイステーション『ファイナルファンタジーIX』(2000年)
7月10日 = プレイステーション『アーマード・コア』(1997年)
7月11日 = プレイステーション『サガ フロンティア』(1997年)
7月12日 = プレイステーション『ポポロクロイス物語』(1996年)
7月13日 = ゲームボーイアドバンス『bit Generations』シリーズ第1弾(2006年)
最近取り上げたゲームソフト:
前回(6月30日~7月6日) = PS1『ディノクライシス』(1999年)/GBA『ザ・ピンボール・オブ・ザ・デッド』(2002年)
前々回(6月23日~29日) = PS1『グランディア』(1999年)/Wii『テイルズ オブ シンフォニア -ラタトスクの騎士-』(2008年)/PCエンジン『ゼビウス ファードラウト伝説』(1990年)
前々前回(6月16日~22日) = プレイステーション『俺の屍を越えてゆけ』(1999年)/プレイステーション『ファイナルファンタジータクティクス』(1997年)