![]() | シルバー事件 |
●= プレイステーション『シルバー事件』 =●
1999年10月7日に発売。当時の価格は、5,800円(税別)です。
『ノーモア・ヒーローズ』や『ロリポップチェーンソー』など個性あるタイトルを生み出すグラスホッパー・マニファクチュアの、デビュー作となるアドベンチャーゲームです。
2つの勢力からなる架空の国「カントウ」の24区が舞台。伝説といわれる「シルバー事件」の犯人が、収容中の病院から脱走し、そして連続殺人が発生。プレイヤーは、公安特殊部隊の主人公と、フリーライターのモリシマ トキオ。2人の視点から、物語を解き進めていきます。基本は主人公視点で進み、モリシマは”真実を知るための補足”といった立ち位置で楽しめるそうです。
同社が得意とする独特の世界観やセリフ回しといった”アクの強さ”は、この頃から健在。また、今作の続編にあたる『シルバー事件25区』が携帯アプリとして配信されましたが、2011年に配信終了しています。現在は、今作がゲームアーカイブスで配信中です。
![]() | Killer7[ゲームキューブ版]【CEROレーティング「Z」】 |
グラスホッパー・マニファクチュアに一定の注目をするようになったのは、ゲームキューブで『Killer 7』を遊んでからだったので、それ以前の活動は知らなかったんです。でも、昔からこういう会社だったんですね。
本来、こういう個性の強い作品づくりはリスクが高く、ましてや今の時代となると上手くいかずに破産だの倒産だのってなるケースも多いですが、同社は2013年から、ガンホー・オンライン・エンターテイメントのグループに参入。この個性を買ってくれた大企業がいてくれたからこそ、これからも個性を貫き通していくのでしょう。
こういう濃い存在もゲーム業界には必要なので、これからも地道に頑張っていって欲しいものです。
1年目のこの日に取り上げたゲームソフト :
10月4日 = スーパーファミコン『超魔界村』(1991年)
10月6日 = ゲームボーイアドバンス『ガンスタースーパーヒーローズ』(2005年)
10月7日 = ゲームボーイアドバンス『ファイアーエムブレム 聖魔の光石』(2004年)
10月9日 = プレイステーション『スペクトラルフォース』(1997年)
2年目のこの週に取り上げたゲームソフト : スーパーファミコン『タクティクスオウガ』
3年目のこの週に取り上げたゲームソフト : セガサターン『DEAD OR ALIVE(デッド オア アライブ)』
最近取り上げたゲームソフト:
前回(9月27日~10月3日) = プレイステーション・ポータブル『英雄伝説 空の軌跡FC』
前々回(9月20日~9月26日) = プレイステーション『バイオハザード3 LAST ESCAPE』
前々前回(9月13日~9月19日) = ゲームキューブ『スーパーモンキーボール』