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元ゲームプランナーという、しがない肩書きだけが取り柄のゲームブログ。生ラジオの告知が中心で、たまにテキスト対談を更新中!

[第4回]ニンテンドー3DSの歴史とプレイ履歴を振り返る 2013年

2020年10月27日 21時31分15秒 | 【旧】ニンテンドー3DSの歴史とプレイ履歴を振り返る
2020年9月16日に、全ての種類の生産終了を迎えた「ニンテンドー3DS」。
2011年に発売され紆余曲折ありましたが、多くの名作が生まれ、多くの人を笑顔にしたゲーム機です。
そんなニンテンドー3DSの歴史を振り返りつつ、一緒に、私がプレイしてきた3DS向けタイトルについても振り返ってみたいと思います!

第4回目となる今回は、2013年の歴史と、私のプレイ履歴です。


↓↓これまでの回の記事はこちら↓↓
第1回 2010年~2011年前半
第2回 2011年後半
第3回 2012年



◆== ニンテンドー3DSの歴史 2013年 ==◆



◆2013年1月 ~ 日本国内での販売台数が1000万台突破
2012年末でも順調に売り上げを伸ばし、大台突破。
「ニンテンドーDS」よりも約2か月ほど遅い達成だったようですが、それでも携帯ゲーム機の歴史として見れば、かなり早い普及ペースでした。


◆2013年8月29日 ~ 海外の任天堂公式サイトにて「ニンテンドー2DS」が発表
◆2013年10月12日 ~ 海外でのみ「ニンテンドー2DS」が発売

折り畳み式ではなくなり、さらに3D立体視の機能も廃止。コストを下げて、安価に購入できるモデルとして発売されました。
当初、日本での発売予定は「未定」となっており、結局日本で発売されるのは、ここから2年半も後の話になります。

その当時の私は、「日本で発売される可能性が低い」と思っていたんですよね。
理由として、

 ・3DSが、あまり普及していなかった海外と違って、日本では充分なペース普及している
 ・折りたためないというスタイルは、携帯志向の日本人に合わない
 ・もし日本でも発売するなら、日本向けの「ニンテンドーダイレクト」で何かしら発表がありそうなのに、なかった

ということだったんですけど…まあ、発売はされたってことで。
「普及ペースのテコ入れ」として発売したと考えるならば、日本だけかなり後に発売したのは納得なんですけどね。


◆2013年11月1日 ~ 『いつの間に交換日記』の通信サービスを停止
2011年末から無料配信されていた、コミュニケーションソフト。
いつの間に通信を利用して、フレンド同士で手書きの文字やイラストなどを送りあうことができました。

しかしこの日、なんの予告もなく突然の通信サービス停止。(ソフトの利用、およびすれちがい通信による交換は可能)
その原因は、いわゆる「公序良俗に反する写真」をやり取りするという事案が発生したためでした。
非常識でロクでもない一部ユーザーのせいで、全てのユーザーが”とばっちり”を受ける形に。このソフトで、見知らぬ海外の人とのコミュニケーションを楽しんでいたのに…と悲痛な気持ちを語る人もいたため、当時はこの対応を「やりすぎ」だという意見も出ていたりしました。

同日には、『うごくメモ帳 3D』内の「フレンドうごめもギャラリー」もサービス停止しています。
そして、改良を加えたと思われるサービスとして、後に『イラスト交換日記』というコミュニティソフトが配信開始されることになります。



◆== 私のプレイ履歴 2013年 ==◆

※▲は「バーチャルコンソール」です

『ドラゴンクエストVII エデンの戦士たち』
『ゼルダの伝説 ふしぎの木の実 大地の章』▲
『レイトン教授と超文明Aの遺産』
『ゼルダの伝説 ふしぎの木の実 時空の章』▲
『怪獣が出る金曜日』
『ルイージマンション2』
『宇宙船ダムレイ号』
『いっしょにフォト スーパーマリオ』
『ガンマンストーリー』
『虫けら戦車』
『ピクロスe3』
『超高層建造計画 ビルディンガー』
『新・世界樹の迷宮 ミレニアムの少女』
『BIT.TRIP SAGA』
『マリオ&ルイージRPG4 ドリームアドベンチャー』
『うごくメモ帳 3D』
『逆転裁判5』
『モグラーニャ』▲
『だるめしスポーツ店』
『モンスターハンター4』
『アースペディア』
『ファイアーエムブレム 覚醒』
『ワケダス』
『ゲームボーイギャラリー2』▲
『スチームワールド ディグ』
『ソリティ馬』
『スーパーロボット大戦UX』
『いっしょにフォト どうぶつの森』
『AIレース:スピード』
『ゼルダの伝説 神々のトライフォース2』


ピックアップしたタイトルが多いよ~。どうしよう~。いいや、全部書いちゃえ!(笑)
ということで、いくつかピックアップしていきます。





※参考画像を引用※

まずは2013年2月。生まれ変わった『ドラゴンクエストVII エデンの戦士たち』が発売されました。
かつてプレイステーション2で発売された今作が、フル3Dでリメイク。『ドラクエVII』の特徴である「石板集め」がサポート機能により少しラクになりましたが、物語など基本的なことは、わりと変わっていません。

正直、ちょこちょこと気になる部分はあったのですけど、それでも私は最後まで楽しむことはできました。
とはいえ、楽しみやすくなっているといっても『ドラクエVII』は『ドラクエVII』。本編シリーズの作品のなかでも、特に賛否両論が多いとされる今作なので、根本的に肌に合うかどうかは、遊んでみないと分からないですね。


↓↓当時のレビューはこちらから↓↓
3DS『ドラゴンクエストVII エデンの戦士たち』 ファーストインプレッション
3DS『ドラゴンクエストVII エデンの戦士たち』 シナリオクリア後のセカンドインプレッション

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※参考画像を引用※

同じく2013年2月に、『レイトン教授と超文明Aの遺産』が発売。
DSの時代から続いているナゾトキファンタジー『レイトン教授』シリーズですが、今作が「レイトン教授が主人公の物語」としては、完結編になります。

この時点でシリーズ6作目でしたので、正直言うと「マンネリズム化」を感じていた部分もあります。
しかし、3DS本体と同時発売ソフトだった前作と違い、3DS向けにしっかり作られていて安定した完成度だったと感じることはできました。
なにより、物語が完結し、最後にシリーズ1作目『レイトン教授と不思議な町』のオープニングムービーが流れた時は、なんだか感慨深かったです。一応、今作は「不思議な町」より以前のお話ですからね。


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3DS『レイトン教授と超文明Aの遺産』 インプレッション

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※参考画像を引用※

2012年3月は『ルイージマンション2』が発売。
2012年は「ルイージの年」を掲げていた任天堂。そのなかでも大きな注目を浴びた、『ルイージマンション』の続編タイトルです。100万本以上を売り上げる大ヒットになりましたね。

パワーアップした要素もありますけど、プレイスタイルが「広大なマンションの探索」ではなく、いわゆる「ミッションクリア形式」になり、その点では賛否両論ありました。あと、ホラーな感じが薄れたのは、確かでしたね。
ま、ステージクリア形式になったこと自体は、当時の私からしたらそのほうが楽しみやすかったので良かったんですけど、『3』で再び『1』に近いスタイルに戻ったということは、まあ、任天堂としてはそう受け止めたってことなんでしょうね。


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3DS『ルイージマンション2』 ファーストインプレッション
3DS『ルイージマンション2』 シナリオクリア後のセカンドインプレッション

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※参考画像を引用※

2012年4月にダウンロード専用タイトルとして発売された『ガンマンストーリー』。
たった200円で買える2Dアクションゲームでしたが、中世の世界観を描いた独特なグラフィックや、けっこう中毒性のある曲、なかなかいい感じの立体視などで、完成度の高さを感じました。

このタイトルがきっかけで「フライハイワークス」というメーカーを知り、以後、その動向に注目したり色々なタイトルを楽しませてもらうことになります。
同じ年に配信開始されたハイスピードフライトレース『AIレース:スピード』も、立体視との相性が抜群で、スリリングな魅力が楽しめました。




なお、つい先週には、フライハイワークスの社長自らが最新情報をお届けする紹介映像「Flyhigh Express 2020.10」が公開。
3DSで発表され長らく続報が無かったスローライフRPG『ピコンティア』が、Steamで2020年に配信予定となったほか、音ゲー『VOEZ』『Deemo』のアップデートによる楽曲追加や、今後発売予定の新作情報も。

特に、探索が楽しそうな2Dアクションの『フェノトピア』(Switchで11月下旬配信予定)と『アルワの遺産』(Switchで12月配信予定)は、私の心に刺さりました。面白そう…。
やっぱり、今後もこのメーカーに付いていきます。


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3DS『ガンマンストーリー』 インプレッション
3DS『ガンマンストーリー2』 インプレッション



※参考画像を引用※

2013年7月は、『マリオ&ルイージRPG4 ドリームアドベンチャー』が発売。
こちらも「ルイージの年」の中でアピールされてきたタイトルで、特別な場所でルイージが眠ることで、「夢の世界」に入って冒険できるというものでした。
大活躍…というよりは、明らかに”いじられている”って感じでしたけど、でも終盤は本当に頼もしかったですよ。あと、クッパ戦がマジで難しくて冷や汗かきました…。


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3DS『マリオ&ルイージRPG4 ドリームアドベンチャー』 ファーストインプレッション
3DS『マリオ&ルイージRPG4 ドリームアドベンチャー』 シナリオクリア後のセカンドインプレッション

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※参考画像を引用(スマホ版です)※

同じく2013年7月に、『逆転裁判5』が発売。
ナンバリングの最新作としては、じつに6年ぶりの発売となった今作。主人公は「成歩堂 龍一」に戻りましたが、『4』の主人公だった「王泥喜 法介」の活躍ぶりにも注目が集まり、話題になりました。
また、新人弁護士の「希月 心音」が得意とする心理学を取り入れた新システム「ココロスコープ」は、証言から相手の感情を読み取ることができ、そこからムジュンを探ることができる能力。『4』の「みぬくシステム」ほどではありませんが、これはこれで賛否両論ありましたね。

未だに「昔のシリーズ作品のほうが…」と言われ続けてしまう作品ですけど、私はなんだかんだで、『5』も『6』も楽しませてもらいました。
『5』は、たしかに”黒幕”については少しインパクトが薄かった印象でしたが、オドロキくんの、ナルホドくんとは違う視点での活躍を見せてくれたことに、なんだか感動しました。それだけでもう、いいじゃんってなっちゃいました(笑)
まあ、『6』でさらに活躍することになるとは、この時は誰も思っていなかったわけですけどね。


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3DS『逆転裁判5』 インプレッション

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※参考画像を引用※

さて、一方で。2013年8月に、任天堂から『だるめしスポーツ店』という、一風変わったダウンロード専用タイトルが発売されました。これ皆さん、覚えていますかね?

球を打ったり、キャッチしたりと、野球に関する「気持ちよく楽しめるミニゲーム」が色々と収録されており、それらはゲーム内で「有料コンテンツ」として購入することになるのですが…その個々のゲームが、なんと交渉次第で「値引き」できるという、なんとも大胆な要素を取り入れた作品でした。
最終的に、値引きできる限度に法則があるので、それが見えてくると”予定調和”になってしまうのですが…まあ、それにしたって、リアル値引きができるゲームなんて、後にも先にもこのゲームしかないと思います。普通、そんなアイデアを思いついても、危なっかしくて出来ませんよね(笑)


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3DS『だるめしスポーツ店』 ファーストインプレッション
3DS『だるめしスポーツ店』 セカンドインプレッション



※参考画像を引用※

2013年9月は『モンスターハンター4』が登場!
新モンスターや新フィールドのほか、ジャンプ攻撃により大型モンスターに「乗って攻撃できる」という新要素も追加されました。

ええ。私はこの乗り状態を狙うのが楽しくて、オフラインでもオンラインでも、ずっとジャンプ攻撃していました(笑)
そのわりには、いつでもジャンプ攻撃できる「操虫棍」ではなく、使いやすい「大剣」を使っていたわけですけど、その理由として、当時の私は「いつでもジャンプできるより、地形を巧みに利用してジャンプ攻撃を狙うほうが、楽しいから」と言っていました。まあ、たぶん「操虫棍」を扱いきれなかったのも理由だと思いますけど(苦笑)


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3DS『モンスターハンター4』 ファーストインプレッション

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※参考画像を引用※

最後に紹介するのは、2013年末ギリギリに発売された『ゼルダの伝説 神々のトライフォース2』です。
もともと2014年初頭予定だったのが、少しだけ前倒しになり、2013年発売になったんでしたね。

スーパーファミコンで発売され今もファンが多い『ゼルダの伝説 神々のトライフォース』と同じ世界の、遥か未来を描いた正統な続編として発売されました。
フィールドの大まかな構図はそのままながら、ダンジョンの仕掛けは完全一新。壁絵になって、壁の中を歩けるという新能力も、特徴的でした。

私は「神々のトライフォース」から『ゼルダの伝説』シリーズを遊び始めた人間なので、直接の続編が発売されることには、それはもう感無量でしたよ。
そして実際にプレイしてみたら、新しくもあり、でも随所に懐かしさも溢れており、アレンジされた楽曲の数々にも感動。「ロウラル城」の曲にも感動。そしてエンディングでスタッフロールを見ながら「ああ、終わってしまった…」という達成感と虚無感に襲われました。
正直、ダンジョンの仕掛けなど細かいところまでは覚えていないので。またいずれ、遊んでみたいな~。


↓↓当時のレビューはこちらから↓↓
3DS『ゼルダの伝説 神々のトライフォース2』 ファーストインプレッション
3DS『ゼルダの伝説 神々のトライフォース2』 シナリオクリア後のセカンドインプレッション

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…ということで。1年分のプレイ履歴となると、やっぱりピックアップしたいタイトルも多くなりますね~。わりと大変でした。
合わせて、当時の私のレビュー記事も参考にしていただければ幸いです。
ということで、次回もお楽しみに!


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第1回 2010年~2011年前半
第2回 2011年後半
第3回 2012年




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