まず、ブレイクタイムをとるまでの前半5タイトルのインプレッションです。
●Wii『バイオハザード/ダークサイド・クロニクルズ』
発売日:2010/01/14
試遊台数:2台
待ち時間:約45分
プレイ時間:約10分
『バイオハザード アンブレラ・クロニクルズ』に続く、Wiiオリジナルのシリーズタイトル第2弾です。前回では語られなかった、『バイオハザード2』や『バイオハザード コードベロニカ』あたりの時代が舞台になります。
体験版では、3つのステージと、それぞれのステージにいる2人のキャラのどちらを操作するかが選択できました。2人で同時にプレイすることもできます。
前回と違う大きな点は、パートナーがいて、常に横に見える状態で付いてくる(または付いていく)という点です。パートナーにもHPがあります。
また、今回はWiiリモコンのみでプレイしました。前作ではヌンチャクスタイル(Wiiリモコン+ヌンチャク)でしたが、前作と同じスタイルで楽しめるかどうかは不明です。なので、今回は体験したままの操作を紹介しておきます。
Wiiリモコンを動かす…ポインタを操作
Bボタン…射撃
十字ボタン…武器の入れ替え(上下左右それぞれに、違う武器が割り当てられている感じです)
Wiiリモコンを振る…リロード
Aボタン…アイテムを拾う・特定の条件で特別なアクションを行う
Aボタンを押しながらWiiリモコンを振る…ナイフ攻撃
+ボタン…ハーブを使用
-ボタン…メニューを開く
まず、グラフィックなどのクオリティが高いです。挙動やら画面の揺れまでも自然です。故に、たまに見える不自然な挙動が目立っちゃいますが、まあ目をつぶりましょう。
あと、画面の揺れが自然ゆえに、照準が定まりにくい気がしました、気のせいかもしれませんが…。あと、私は全然酔いませんでしたが、人によってはやはり酔っちゃいそうな気はしました。
パートナーがほぼ常に見える位置にいることについてですが、これによって一緒に戦っている感じがグッと増したのがいいですね。
1人だとどんな時も静けさしか感じない雰囲気でしたが、パートナーがいて会話などをしつつ進めていくことで、常に冷静な場面や慌てる場面など、その時その時の空気ををしっかりと作り出しています。
あと、ちっちゃい要素ですが、+ボタン1発でハーブが使えるのはいいですね。体験版オリジナルの仕様じゃなければいいんですが(笑)
個人的には、手触りがよくなったというか…いわゆるゲームとして文字通り進化した印象でした。進化するが故に敷居が高く感じられてしまうデメリットもありますが…まあ、そもそもヘビーゲーマー向けですし、別にいいんじゃないかと思います。
●PSP『ダライアスバースト』
発売日:2009/12/24
試遊台数:1台
待ち時間:約10分
プレイ時間:7分(測ってました)
名作シューティング『ダライアス』シリーズの最新作です。
グラフィックが強化されていますが、基本的な内容は従来とほとんど変わりません。ただ、×ボタンで「バースト」というビームが撃てます。撃てる量は画面左下のメーターで確認でき、メーターは敵を倒していくことで増えていくっぽいです。
また、相手もバーストを使ってくるんですが、相手のバーストに合わせてこちらのバーストをぶつけることで、バーストが強力になります。
それと、スコアの横に倍率みたいなものが表示されており、敵を倒し続けることで増えていくようで、おそらく獲得する得点が増える?んだと思います。サポートしてくれた人もそれっぽいことしか分からなかったようなので(笑)
ということで、基本的にはグラフィックが上がって、ビームが撃てるようになったというくらいですが…グラフィックが上がるとありがちな、弾が見えにくいということがありません。そこはちゃんと配慮しているように感じました。
それと、このシリーズって1度でも撃墜されるとパワーアップアイテムのメーターがリセットされてしまうのが伝統ですが、今回は撃墜されてもパワーアップアイテムのメーターがリセットされませんでした。オプションなどで変更可能かどうかは不明ですが、リセットされるシビアさが好きだった人は要注意です。
まあ、単純にいい進化をしたな~という印象です。普通に面白くはできていそうでした。
●DS『AGAIN FBI 超心理捜査官』
発売日:2009/12/10
試遊台数:2台
待ち時間:約30分
プレイ時間:約5分
『アナザーコード』シリーズ、『ウィッシュルーム 天使の記憶』などを開発したシングが手がける、新作サスペンスアドベンチャーです。
DSを縦持ちにしてプレイします。十字ボタンの上下で前進・後退。十字ボタンの左右やタッチスライドで視点変更をします。これは基本操作。
で、この主人公の能力?として…左画面には、今見ている場所の過去が見えています。しかし、その過去はぼんやりとしたものというか…完全ではないのです。それを完全にするには、現在のその場所で過去の状況を再現する必要があります。これを「予感フラッシュ」と言います。
過去と比べて違う部分をタッチしっ放しにすることで「予感フラッシュ」が発動して、過去の状況の再現が可能になるようです。「予感フラッシュ」に失敗すると専用のゲージが減り、ゲージが0になるとゲームオーバーです。
で…過去の状況を再現することで、完全には見えていなかった真実、過去のビジョンが見えるようになるそうです。それが、攻略のカギになっていくんでしょうね。
ざっくり言うと、基本操作は『ナナシ ノ ゲエム』シリーズと同じです。故に、ちょっと慣れにくいかもしれません。私はそうでもありませんでしたが。
また、実写で『ウィッシュルーム』のようなコマ送り演出というのが、また他とは違った独創的な雰囲気を、かもし出しています。ここは、シングならではという感じですね。
まあ、過去が見えるという点やグラフィック以外は、いたってベーシックなサスペンスアドベンチャーですが、個人的にはこれまでの作品を楽しめたので、今回も期待はできそうです。
●DS『少年鬼忍伝ツムジ』
発売日:2010年春
試遊台数:4台
待ち時間:なし
プレイ時間:約5分
忍者少年ツムジの冒険記を描いたアクションRPGです。
体験版では、街にある、モンスターのいる洞窟でモンスターを退治するところまで遊べました。
基本的には、タッチペンのみで操作します。『ゼルダの伝説 夢幻の砂時計』を想像していただくと、ほぼそのまんまです。が、もちろんゼルダにはないアクションもありますよ。
ツムジをタッチするとしゃがみます。そのままスライドするとしゃがみ移動を行います。一応、十字ボタン下orBボタンでもしゃがめます。
敵などの対象物をタッチすると、石を投げつけます。体験版では石でしたが、きっと製品版ではこれが手裏剣とかになったりするんでしょうね。
穴から出れなくなった人や、生えている草にタッチして、スライドしたりスクラッチしたりすることで引っ張る・引っこ抜くといった動作もありました。
まあ、本家が年末に発売されるので、その数ヵ月後に発売されることについては、さあ~どうなるでしょう?って感じですが、操作は快適でした。イベントの見せ方も、なんかいい感じでした。グラフィックはちょっと粗めですが、それがそんなに気にならない見せ方でした。
本家とは違う要素もありますし、これはこれで充分に面白くなってそうな気がしました。ちょっと個人的には期待しておきます。
●DS『海腹川背・旬 セカンドエディション完全版』
発売日:発売中(2009/10/29)
試遊台数:1台
待ち時間:約15分
プレイ時間:残機9を使い切る?(約10分)
SFCで初登場して、今も根強い人気を持つスクロールアクションのシリーズ最新作です。釣竿のルアーを使ってステージを攻略していくのが特徴の作品で、新作ステージはもちろん、旧作のステージも再現されているようです。
今回は、残機が9あり、ゲームオーバーになるまで遊ばせてもらえました。
十字ボタンで移動。Bボタンでジャンプ。Yボタンでルアーを投げます。十字ボタンも一緒に入力すれば、その方向にルアーを投げますよ。
で、ルアーを壁などに引っ掛けて、押しっぱなしにしている間はルアーも引っかかったままなので、ぶら下がったりブランコしたりできます。Yボタンを押したまま十字ボタン上を押すと糸を緩めます。(糸が長くなる)十字ボタン下だと糸を待ちます。(糸が短くなる)これを利用して振り子のように主人公を誘導して、ジャンプでは行けない場所に着地できるようにするのが、この作品の醍醐味です。
元の作品の面白さは「ゲームセンターCX」のDVDを通じて知りまして…ずっと気にはなっていたので、初体験してみました。
感想としては…慣れるのには時間が必要ですが、かなり熱中しました。ルアーの伸び縮みで振り子の勢いを付ける概念がなかなか理解しづらく、体験版では最後まで完全には理解できませんでした。しかし、理解できないなりに試行錯誤を繰り返し、そしてうまくいったときの達成感はもう…すごいですね。恥ずかしげもなく「あっ!」とか「おおっ!」とか叫んでました(笑)
すでに発売されていることですし…機会があれば、是非買ってじっくり楽しみたいところです。
以上。
残り4タイトルは、後半で。
関連記事:
「Games Japan Festa 2009」レポートファイル・後半(2009/11/15)
●Wii『バイオハザード/ダークサイド・クロニクルズ』
発売日:2010/01/14
試遊台数:2台
待ち時間:約45分
プレイ時間:約10分
『バイオハザード アンブレラ・クロニクルズ』に続く、Wiiオリジナルのシリーズタイトル第2弾です。前回では語られなかった、『バイオハザード2』や『バイオハザード コードベロニカ』あたりの時代が舞台になります。
体験版では、3つのステージと、それぞれのステージにいる2人のキャラのどちらを操作するかが選択できました。2人で同時にプレイすることもできます。
前回と違う大きな点は、パートナーがいて、常に横に見える状態で付いてくる(または付いていく)という点です。パートナーにもHPがあります。
また、今回はWiiリモコンのみでプレイしました。前作ではヌンチャクスタイル(Wiiリモコン+ヌンチャク)でしたが、前作と同じスタイルで楽しめるかどうかは不明です。なので、今回は体験したままの操作を紹介しておきます。
Wiiリモコンを動かす…ポインタを操作
Bボタン…射撃
十字ボタン…武器の入れ替え(上下左右それぞれに、違う武器が割り当てられている感じです)
Wiiリモコンを振る…リロード
Aボタン…アイテムを拾う・特定の条件で特別なアクションを行う
Aボタンを押しながらWiiリモコンを振る…ナイフ攻撃
+ボタン…ハーブを使用
-ボタン…メニューを開く
まず、グラフィックなどのクオリティが高いです。挙動やら画面の揺れまでも自然です。故に、たまに見える不自然な挙動が目立っちゃいますが、まあ目をつぶりましょう。
あと、画面の揺れが自然ゆえに、照準が定まりにくい気がしました、気のせいかもしれませんが…。あと、私は全然酔いませんでしたが、人によってはやはり酔っちゃいそうな気はしました。
パートナーがほぼ常に見える位置にいることについてですが、これによって一緒に戦っている感じがグッと増したのがいいですね。
1人だとどんな時も静けさしか感じない雰囲気でしたが、パートナーがいて会話などをしつつ進めていくことで、常に冷静な場面や慌てる場面など、その時その時の空気ををしっかりと作り出しています。
あと、ちっちゃい要素ですが、+ボタン1発でハーブが使えるのはいいですね。体験版オリジナルの仕様じゃなければいいんですが(笑)
個人的には、手触りがよくなったというか…いわゆるゲームとして文字通り進化した印象でした。進化するが故に敷居が高く感じられてしまうデメリットもありますが…まあ、そもそもヘビーゲーマー向けですし、別にいいんじゃないかと思います。
●PSP『ダライアスバースト』
発売日:2009/12/24
試遊台数:1台
待ち時間:約10分
プレイ時間:7分(測ってました)
名作シューティング『ダライアス』シリーズの最新作です。
グラフィックが強化されていますが、基本的な内容は従来とほとんど変わりません。ただ、×ボタンで「バースト」というビームが撃てます。撃てる量は画面左下のメーターで確認でき、メーターは敵を倒していくことで増えていくっぽいです。
また、相手もバーストを使ってくるんですが、相手のバーストに合わせてこちらのバーストをぶつけることで、バーストが強力になります。
それと、スコアの横に倍率みたいなものが表示されており、敵を倒し続けることで増えていくようで、おそらく獲得する得点が増える?んだと思います。サポートしてくれた人もそれっぽいことしか分からなかったようなので(笑)
ということで、基本的にはグラフィックが上がって、ビームが撃てるようになったというくらいですが…グラフィックが上がるとありがちな、弾が見えにくいということがありません。そこはちゃんと配慮しているように感じました。
それと、このシリーズって1度でも撃墜されるとパワーアップアイテムのメーターがリセットされてしまうのが伝統ですが、今回は撃墜されてもパワーアップアイテムのメーターがリセットされませんでした。オプションなどで変更可能かどうかは不明ですが、リセットされるシビアさが好きだった人は要注意です。
まあ、単純にいい進化をしたな~という印象です。普通に面白くはできていそうでした。
●DS『AGAIN FBI 超心理捜査官』
発売日:2009/12/10
試遊台数:2台
待ち時間:約30分
プレイ時間:約5分
『アナザーコード』シリーズ、『ウィッシュルーム 天使の記憶』などを開発したシングが手がける、新作サスペンスアドベンチャーです。
DSを縦持ちにしてプレイします。十字ボタンの上下で前進・後退。十字ボタンの左右やタッチスライドで視点変更をします。これは基本操作。
で、この主人公の能力?として…左画面には、今見ている場所の過去が見えています。しかし、その過去はぼんやりとしたものというか…完全ではないのです。それを完全にするには、現在のその場所で過去の状況を再現する必要があります。これを「予感フラッシュ」と言います。
過去と比べて違う部分をタッチしっ放しにすることで「予感フラッシュ」が発動して、過去の状況の再現が可能になるようです。「予感フラッシュ」に失敗すると専用のゲージが減り、ゲージが0になるとゲームオーバーです。
で…過去の状況を再現することで、完全には見えていなかった真実、過去のビジョンが見えるようになるそうです。それが、攻略のカギになっていくんでしょうね。
ざっくり言うと、基本操作は『ナナシ ノ ゲエム』シリーズと同じです。故に、ちょっと慣れにくいかもしれません。私はそうでもありませんでしたが。
また、実写で『ウィッシュルーム』のようなコマ送り演出というのが、また他とは違った独創的な雰囲気を、かもし出しています。ここは、シングならではという感じですね。
まあ、過去が見えるという点やグラフィック以外は、いたってベーシックなサスペンスアドベンチャーですが、個人的にはこれまでの作品を楽しめたので、今回も期待はできそうです。
●DS『少年鬼忍伝ツムジ』
発売日:2010年春
試遊台数:4台
待ち時間:なし
プレイ時間:約5分
忍者少年ツムジの冒険記を描いたアクションRPGです。
体験版では、街にある、モンスターのいる洞窟でモンスターを退治するところまで遊べました。
基本的には、タッチペンのみで操作します。『ゼルダの伝説 夢幻の砂時計』を想像していただくと、ほぼそのまんまです。が、もちろんゼルダにはないアクションもありますよ。
ツムジをタッチするとしゃがみます。そのままスライドするとしゃがみ移動を行います。一応、十字ボタン下orBボタンでもしゃがめます。
敵などの対象物をタッチすると、石を投げつけます。体験版では石でしたが、きっと製品版ではこれが手裏剣とかになったりするんでしょうね。
穴から出れなくなった人や、生えている草にタッチして、スライドしたりスクラッチしたりすることで引っ張る・引っこ抜くといった動作もありました。
まあ、本家が年末に発売されるので、その数ヵ月後に発売されることについては、さあ~どうなるでしょう?って感じですが、操作は快適でした。イベントの見せ方も、なんかいい感じでした。グラフィックはちょっと粗めですが、それがそんなに気にならない見せ方でした。
本家とは違う要素もありますし、これはこれで充分に面白くなってそうな気がしました。ちょっと個人的には期待しておきます。
●DS『海腹川背・旬 セカンドエディション完全版』
発売日:発売中(2009/10/29)
試遊台数:1台
待ち時間:約15分
プレイ時間:残機9を使い切る?(約10分)
SFCで初登場して、今も根強い人気を持つスクロールアクションのシリーズ最新作です。釣竿のルアーを使ってステージを攻略していくのが特徴の作品で、新作ステージはもちろん、旧作のステージも再現されているようです。
今回は、残機が9あり、ゲームオーバーになるまで遊ばせてもらえました。
十字ボタンで移動。Bボタンでジャンプ。Yボタンでルアーを投げます。十字ボタンも一緒に入力すれば、その方向にルアーを投げますよ。
で、ルアーを壁などに引っ掛けて、押しっぱなしにしている間はルアーも引っかかったままなので、ぶら下がったりブランコしたりできます。Yボタンを押したまま十字ボタン上を押すと糸を緩めます。(糸が長くなる)十字ボタン下だと糸を待ちます。(糸が短くなる)これを利用して振り子のように主人公を誘導して、ジャンプでは行けない場所に着地できるようにするのが、この作品の醍醐味です。
元の作品の面白さは「ゲームセンターCX」のDVDを通じて知りまして…ずっと気にはなっていたので、初体験してみました。
感想としては…慣れるのには時間が必要ですが、かなり熱中しました。ルアーの伸び縮みで振り子の勢いを付ける概念がなかなか理解しづらく、体験版では最後まで完全には理解できませんでした。しかし、理解できないなりに試行錯誤を繰り返し、そしてうまくいったときの達成感はもう…すごいですね。恥ずかしげもなく「あっ!」とか「おおっ!」とか叫んでました(笑)
すでに発売されていることですし…機会があれば、是非買ってじっくり楽しみたいところです。
以上。
残り4タイトルは、後半で。
関連記事:
「Games Japan Festa 2009」レポートファイル・後半(2009/11/15)
セクシーなコンパニオンは居ましたか?
たぶんいたと思います。…すいませんね。私があまりそっち方面に興味がないので…。
ただ、東京ゲームショウと比べると、コンパニオンは割合的にも少ないような気はしました。