セグメントゲームズ

元ゲームプランナーという、しがない肩書きだけが取り柄のゲームブログ。生ラジオの告知が中心で、たまにテキスト対談を更新中!

Games Japan Festa 2010 - プレイしたタイトルの感想・前編

2010年11月15日 11時37分18秒 | 【旧】Games Japan Festa
ではさっそく。プレイした順番に紹介していきます。
まずは、「Kinect(キネクト)」専用タイトルではない3タイトルから紹介・評価します。




DS『ぞんびだいすき
発売元:チュンソフト 発売日:2011/01/20
試遊台数:2台
待ち時間:35分
プレイ時間:約5分

たくさんの「ぞんび」たちを操作して、牧場を奪った悪い住民を倒しましょう。
今回は、チュートリアルをプレイした後、2つのミッションに挑戦することができました。

最初にミッション内容が表示されます。「じゅうみんを たおせ!」とか「○○を たおせ!」といった感じです。
プレイヤーは、多くの「ぞんび」を操作して住民を攻撃して倒しましょう。
数はこちらのほうが多いですが、耐久力は住民のほうが高いです。もちろん、倒されたらミッション中は復活しません。
ミッションをクリアすれば、倒した住民が「ぞんび」となって味方になります。

また、画面右には「必殺技」みたいなものがいくつかあり、タッチすることで使用できます。メテオみたいに画面内の敵を攻撃できる技くらいしか使えませんでしたが(笑)
使用するには、アイコン下のメーターが溜まるのを待つ必要があります。(メーターは自然に増えていきます)

◆操作説明
何もないところをタッチスライド or 十字ボタン or A・B・X・Yボタン … 画面のスクロール
「ぞんび」をタッチスライド … ぞんびを移動
「ぞんび」を3回連続タッチスライド … ダッシュ
「ぞんび」を囲むように円を書いた後、その円線をタッチスライド … 円の中のぞんびをまとめて移動
画面をタッチしっ放し … そのポイントに「ぞんび」集合
画面を3回連続タッチ … タッチした周辺の「ぞんび」を解散

住民を「ロックオン」するみたいなことはできません。また、「ぞんび」は近くに敵がいれば自動で攻撃してくれます。
ということで、基本的には倒したいところに「ぞんび」を誘導させるということになります。


◆partygameの感想
いわゆる「ストラテジー」という、日本人がちょっと苦手なジャンル。私も苦手なユーザーの1人ですが、このゲームはかなり遊びやすいように思いました。
そこまで複雑な操作や思考は必要なく、基本は「ぞんび」で一斉攻撃。もちろん、後になるほど難しくはなっていくでしょうが、開口は広いです。

操作も直感的。ただ、ダッシュがスライド3回というのはちょっと難しかったです。
なぜこういう仕様にしたのか?をスタッフに聞いてみましたところ、どうやら後になると4回スライドや5回スライドで新しいアクションができるようになるらしく、それに基づいた結果そういう仕様になったっぽいです。「なぜ2回じゃないのか?」という答えにはなっていない気がしますが…。


「遊びやすいストラテジー」ということで、普通に面白いと思いました。
ボリュームがどれくらいあるのかは知りませんが、製品版では普通にミッションをこなしていくモードの他に、牧場で「ぞんび」を育てるというモードもあるらしいので、その内容次第というところですかね?




PSP『Another Century's Episode Portable
発売元:バンダイナムコゲームス 発売日:2011/01/13
試遊台数:3台
待ち時間:35分
プレイ時間:約7分

版権モノのロボット作品が共演するロボットアクションゲームのシリーズ最新作で、PSPでは初めて発売されます。
体験版では、4つのミッションから好きなミッションを選択してプレイすることができました。機体は、各作品から主要である機体が1体ずつ用意されていました。
ちなみに私は、何となくサテライトキャノンをぶっ放したかったので、ガンダムDXでプレイしました。サポートとなる僚機は、νガンダム+ブラックサレナで。特に理由はなし。

基本的なシステムは、概ねこれまでと同様です。ただ、スペックの問題なのか、ミッションステージがいくつかのエリアに分かれていました。
エリア間を移動する場合は、「エリアゲート」という球体に近づくと移動できます。ロックオンも可能です。

◆操作説明
アナログパット … 移動
アナログパットを弾く … 回避
Bボタン … ブースト

アナログパットを、チョンと弾くとその方向に回避します。
ブーストは(ガンダムDXの場合)押しっぱなしでした。ブースト発動までちょこっと時間かかります。重みのあるブーストです。
機体によって使い心地が違うかどうかは、ちょっと分かりません。

方向キー下 … ロックオン
方向キー上 … 変形
Aボタン … 格闘攻撃
Xボタン … (2つのうち)上側に表示されている武器を使用
Yボタン … (2つのうち)下側に表示されている武器を使用
方向キー左右 … 武器の種類切り替え

一度に表示される武器は2つまで。方向キーで切り替えて、XボタンとYボタンで使います。
機体によって違うかもしれませんが、今回は弾数が時間と共に回復はしない仕様になっている…ような気がします。証拠として、サテライトキャノンが最初から3発使えました。ただし「補給ポイント」みたいなものがあり、近づくことで耐久力と弾数が回復しました。
また、○ボタンから派生する格闘コンボは、PS2版のスタイルになっています。○連打・○□・○○□などで、色々なコンボ攻撃が出せます。

Rボタン … 上昇
Lボタン … 下降



◆partygameの感想
まず、グラフィックのクオリティは高いと思いました。シリーズ作品は全てプレイしてきた私ですが、PS3版を見た後でも、そこまで色あせては見えなかったです。
ブーストの感じも、なんか重みがあって良かったです。1回、2回噴射して、3回目にブースト!みたいな。

操作面の違いについて。
一番ダイレクトに分かる違いは、アナログパットを弾くだけで回避ができるようになったという点ですね。より直感的になった反面、ちょこっと移動したり回りたいという時に誤爆することがありました。
あと、格闘コンボはPS2版のスタイルに戻りました。個人的にはこちらのほうが好きだったのでありがたいです。
その他については、ロックオンの仕様とか、カメラ視点の操作ができない点はPS3版と同じっぽいです。

あと、けっこう気になることが2つ。
何か操作が悪かったのかもしれませんが、ブーストを使用すると必ずロックオンが解除されるという仕様が謎。なんか、そのせいで思ったほうに進めなかったりします。
もう1つは、エリアゲートの反応が悪いことです。ただ近づけばいいのかと思いきや、近づきすぎてもダメらしく、エリアゲートが反応する基準が分かりませんでした。もしかしたら…エリアゲートに近づいてから移動するまでに読み込みをしているのかも?と思いましたが、それならそうだと分かるような反応が欲しいです。


ということで、グラフィックは申し分なく、操作性も充分良いと思いましたが、上記の2点がどうしても気になりました。
前でプレイしていた人を見ていても、ほとんどの人がエリアゲートのところで手こずっていました。長くプレイすると、この点が慣れるのか?それともイライラが蓄積されるのか?ちょっと分かりませんね…。




PS3『絶体絶命都市4 ~Summer Memories~
発売元:アイレムソフトウェアエンジニアリング 発売日:2011/02/??
試遊台数:1台
待ち時間:60分
プレイ時間:10分

災害によって壊れゆく街から脱出するサバイバルアクションのシリーズ最新作です。今回、初めてPS3での発売となります。
今回、10分の間限られたエリアを自由に移動することができました。
また、3D立体視でプレイしました。もちろん、3Dメガネ着用です。

基本的なシステムは、たぶん前作に準拠しているようです。
HPとストレス値が重なっており、ストレスが溜まるほど最大HPが減少するシステムは健在です。他のことは、ちょっと分かりませんが(笑)

◆操作説明
左スティック … 移動
右スティック … カメラ視点操作
×ボタンを押しながら移動 … ダッシュ
○ボタン … 調べる・話すなど
△ボタン … メニュー画面を開く
R1ボタン … しゃがむ
L1ボタン … 叫ぶ(アクティブアクション)

余震が発生している間は、しゃがまないとバランスを崩してしまいます。無理に移動しようとすれば、転んでしまいます。とはいえ、しゃがんでいると建物に潰されるかも…?ヤバそうな時は、できるだけ素早く建物から離れてしゃがみましょう。
L1ボタンは、使うことで周辺が反応することがあるようです。体験版では見つけられませんでしたが。


◆partygameの感想
まずグラフィック。アイレムらしいというか何というか…相変わらず、水準よりは低いレベルです。PS3にも関わらず顔は無表情で、動きもぎこちないです。
3D立体視ですが、概ね立体には見えたものの、カメラにかなり近い物体はぼやけて見えることが多かったです。結果的にいうと、やっぱりクオリティは低いです。唯一良いと思ったのは、メッセージが浮き出て表示されるので、ハッキリ良く見えることです。
普通なら多少クオリティが低くても構わない人は構わないですが、3D立体視となると話は別。クオリティが低いと、目のピントが合わなくて気持ち悪くなったりします。初めて触れた3Dゲームがこれというのは「不幸中の幸い」だったのかもしれませんが…まあ、少なくとも、製品版を3D立体視でやりたいとは思いませんでした。

操作はそこまで問題なし。というか、良くも悪くも無難という感じです。
難易度が高いっぽいのも健在かな?余震によるビルの崩れとかからちょっとでも逃げ後れると、巻き込まれて一瞬でゲームオーバーです。


まあ、PS3を持っていて、かつシリーズ作品経験者なら買ってもいいかな?程度ですかね。PS3本体ごと購入したいとはとても思えませんでしたし、3D立体視についてもオススメはできません。
あとは、今回「PlayStaion Move」で操作できなかったので…その操作感がどんな感じなのか?くらいですかね。いずれにしても、3D立体視やMove対応など意欲的なわりには、作品自体は今まで通りって感じです。



後編に続きます。
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