●= ファミコン『忍者龍剣伝』 =●
1988年12月9日に発売されました。当時の価格は、5,500円(税別)です。
テクモ(現:コーエーテクモゲームス)から発売された、2Dスクロール型アクションゲームです。
『ニンジャ ガイデン』シリーズや『デッド オア アライブ』シリーズで登場するリュウ・ハサブサが、主人公として活躍するアクションシリーズの1作目になります。父、ジョウ・ハヤブサの遺した言葉をもとに行動したのがきっかけで、邪神の復活を巡る戦いへと巻き込まれていきます。
「何となく間違っている忍者の解釈」で構築された世界のもと、剣による攻撃や様々な忍術攻撃のほか、壁に張り付けるのが特徴。その高い難易度が多くのユーザーを唸らせており、その難易度の高さは『ニンジャガイデン』の名になった今も受け継がれています。
なお、翌年の1989年に同タイトルのゲームセンター版が展開されましたが、ファミコン版との関連は一切なく、ジャンルも「ベルトスクロールアクション」になっています。こちらは「もっと間違った忍者の解釈」が楽しめるみたいです(笑)
私は、プレイしたことがありませんが、「ゲームセンターCX」のレンタルDVDで拝見したことはあります。終盤の”あの仕様”を見て「オレには無理だ」ってことになりました(笑)
一方で、当時としてはなかなか凝った演出も印象的でした。今でこそ、ムービーによる演出は当たり前で、むしろ”くどい”と呼ばれるくらいになってしまいましたが、この頃は「頑張ってる~!」って賞賛されたんでしょうね。ある種、パイオニアとも言える存在なのでしょう。まさに、時代の流れを感じます。
このシリーズは1995年、『忍者龍剣伝』の1・2・3をセットにしてリメイクしたスーパーファミコン『忍者龍剣伝 巴』を最後に終了し、以後は『ニンジャガイデン』シリーズとして展開されていますが…ダウンロード市場も活性化している今、たまには2Dアクションに戻してみても面白そうな気がしますけどね。どうでしょうか?
1年目のこの日に取り上げたゲームソフト :
12月7日 = ファミコン『スペランカー』(1985年)
12月8日 = プレイステーション『カルネージハート』(1995年)
12月9日 = プレイステーション『ビブリボン』(1999年)
12月10日 = スーパーファミコン『す~ぱ~ぷよぷよ』(1993年)
12月11日 = 64DD『マリオアーティスト ペイントスタジオ』(1999年)
12月12日 = ニンンテンドウ64『ピカチュウげんきでちゅう』(1998年)
12月13日 = スーパーファミコン『ラグーン』(1991年)
2年目のこの週に取り上げたゲームソフト :
PS1『風のクロノア door to phantomile』(1997/12/11)/GC『ゼルダの伝説 風のタクト』 (2002/12/13)
最近取り上げたゲームソフト:
前回(11月30日~12月6日) = Wii/GC『ゼルダの伝説 トワイライトプリンセス』(2006年)/SFC『ドラゴンクエストIII そして伝説へ…』(1996年)
前々回(11月23日~11月29日) = SFC『かまいたちの夜』(1994年)/GC『マリオパーティ5』(2003年)
前々前回(11月16日~11月22日) = Wii『街へいこうよ どうぶつの森』(2008年)/GBA『ポケットモンスター ルビー・サファイア』(2002年)
続編のⅡは諦めてしまいました。
当時はこのような難度でも大丈夫だったんだなぁ。
難なくクリアー出来る方がいたので。
その代わり、IIIは比較的易しめだと聞いたことがあります。
ま、IとIIの時点では、リュウの修業がまだまだ足りなかったということで(笑)
昔は、難易度が異様に高くてもある程度「そういうもの」だと受け入れられましたからね。
今だと、バランス悪ければすぐアップデート要求するような時代です。