ちょっと気になる世間のこと、自分のこと

気になるアレコレ。自己満備忘録。
勝つか、負けるか、やるだけやるさ。

外見は大人、中身は子供

2018年08月12日 | 気になる人々

「大人というものは素晴らしいものだ」
という考えそのものがちょっと
間違っているような気がします。

大人というのはあくまで容れ物です。
そこに何を入れるかというのは、
あなたの責任です。
達成なんてそんなに簡単にはできません。
ちょっとずつそのへんのものを容れ物に
入れていくことからすべては始まります。

(村上さんのところ、村上春樹)






容れ物が小さいうちは、
これしか入らないな、
と判断することが多いですが、

容れ物が大きくなればなるほど、
とりあえず入れておこうかというのが
だんだん増えてきます。

すると、何を入れていたのか、
何が大切なものかっていうのが、
分かりにくくなったりもします。(´-ω-`)

「子供」っていう容れ物、
「大人」っていう容れ物にも、
そんな違いはあるかもしれません。

外見は大人、中身は子供。

気をつけましょう。(^.^)


騒ぎ立てるだけの人間

2018年08月10日 | 気になる人々

命に別状のない傷ほど、
人は痛いと騒ぎ立てるものです。

(水滸伝 2 替天の章、北方謙三)






痛い痛い、
大変だ大変だ、
怖い怖い、

騒げるだけ
騒いでいることがあります。(´-ω-`)

あとになってみれば、
そのほとんどが、
それほどじゃないことが多い。

実際、騒げるだけ、
まだ大丈夫なのだ。

小さい犬ほど、
よく吠えると言う。

怖いから吠える。

人間も、きっと、
それに似ているんでしょう。^^

騒ぎ立てる人間は、
自分の身にふりかかった事柄を
受け入れたり、受け止める余裕がなくて、
過敏に反応してしまうのです。

あるいは、
「自分だけが大変だ」
「私だけが不幸だ」
「オレが一番苦労している」
みたいなメッセージを伝えたくて、

そういう方向性で、
まわりから注目されたくて、
騒いでいることもあるでしょう。(^.^)

大げさに騒ぐ前に、
騒げるだけマシだって
思えたら、

もう少し、自分のなすべきことを
早いうちに見つけられるかもしれない。

騒いだところで、
状況は何も変わらない。

「騒ぎ立てるだけの人間」
というレッテルを貼られたら、
ますます生きにくくなってしまう
のだから。




ちょっと気になるあの品、この品

なんとなく、うらやましいなぁ~と、思える職業があります。

2018年07月08日 | 気になる人々

批評家のいうことに
決して耳を傾けてはいけない。
これまでに、批評家の銅像が
建てられたためしはないのだから。

(英語)
Pay no attention
to what the critics say;
there has never been set up
a statue in honor of a critic.

(ジャン・シベリウス)




なんとなく、
うらやましいなぁ~
と、思える職業があります。

それはコメンテーター。(^.^)

その仕事が、テレビに出演して、
ただ好き勝手なことを
言っているようにしか
見えないのです。


他人の批評を、
そのまま受け入れるのは、
けっこう楽です。

自分で考える必要もない上に、
何か知ったような気分にさえ
なれることがありますから。(´-ω-`)

何か見落としている点が
あるかもしれません。


読書のしずく






放り出された数は全米1

2018年07月06日 | 気になる人々
カーネルサンダース、云わずと知れたケンタッキー・フライドチキンの創業者。

ワタシが尊敬してる偉人のひとりです!^^
彼の名言があります。

「私がやったことなど、誰にも出来ることだ。
ポイントはただ一つ。心から”やろう”と思ったかどうかである。
心が思わないことは、絶対に実現できない。

彼のエピソードで面白いのは2つです。

一つは彼が起業したのが65歳という高齢だったこと。
もう一つはフライドチキンの飛び込み営業に1009回もNOと
断られたこと。(◎ー◎;

後にカーネル自身が「放り出された数は全米1」と
自慢するほどだったそうです。

とかく人は60歳や65歳になると、人生これで終わりと
思うものではないでしょうか?

歳がいくつであろうと、やれる仕事はたくさんあると思っているのですが・・( ´ ▽ ` )ノ



貯めることが出来ない人。貯めてばかりで使わない人。貯めもあるし、使いもする人。

2018年06月30日 | 気になる人々
「貯める」というのは、
ちょっと哲学的にいい換えると、
今を犠牲にすることです。

「今、これが欲しい、買いたい」
という欲求を満たすことを我慢して、
未来に先延ばしにする。

(お金の話にきれいごとはいらない、小笹芳央)







貯めることが出来ない人。
貯めてばかりで使わない人。
貯めもあるし、使いもする人。

世の中には、
いろんな人がいます。(^.^)

どのくらい貯めがあれば、
安心できるかっていうレベルも
けっこう違うでしょう。

お金ばかりの問題じゃないと思います。

人とのつながり、
学んできたこと、
という貯めもあると思います。


何も貯めてこなかった人は、
あるいは貯めてこられなかった人は、
ゼロになった時に、苦しむことになる
のではないでしょうか。(´-ω-`)



読書のしずく

買い物の値段は たいそうむずかしい。

高いのか安いのか、 それとも妥当なのか。 買い物の値段は たいそうむずかしい。 それどころか 人生の永遠の課題でもある。 (野蛮な読書、平松洋子) お正月には、 ほとんどの売り場に、 「福袋」が並んでいます。 かなり以前には、 その中身は買ってからの楽しみ、 ということが多かったように思うが、 今は、最初から 分かっていることの方が多い。 福袋っていうより、 ふつうの買い物であり、 問題は、その値段で お得かそうじゃないか、 ってことになっている。 何を、いくらで買うか、 いくらだったから買わないのか、 っていうのは、生き様に通じる。 何かを買う、 っていうのは、 お金と交換するばかりでなく、 それに付き合う時間を作る、 っていうことも含めて 決めていることになりますからね。 逆に買わない、っていうのは、 今持っているものと付き合う時間の方を 大切にするってことだろうし。 お金が流通するようになってから、 買い物は、生きることと同じくらい、 大切なことになっちゃっている。 てきとうにやることもできないし、 逃げることも、 まかせっぱなしも、 できないことだろうなぁ~^^