ちょっと気になる世間のこと、自分のこと

気になるアレコレ。自己満備忘録。
勝つか、負けるか、やるだけやるさ。

流行を追いかける人に おもしろい個性などない。

2014年01月31日 | 気になる言葉
流行を追いかける人に
おもしろい個性などない。

(人生の原則、曾野綾子)





一番売れているものを
買おうという気持ちと、

流行を追いかける気持ちは、
微妙に違う。

たとえば、
わたしの場合、
一番売れているパソコンを買おう、
と考えた。

その理由は、
みんなと同じになりたい
わけじゃない。

一番売れているパソコンだと、
ユーザーが多いため、
さまざまな意見が
インターネット上に
出てくる可能性が高い。

それは、
買う前の判断材料として、
とても有益だ。


これが、
一番売れているものを
考える理由。

一方、流行は、

同じになりたい、
乗り遅れたくない、
バカにされたくない、
恥ずかしい思いをしたくない、

そんな感じのことが、
理由になるのが多いのでは
ないだろうか。

それには、
個性もなにも
あったもんじゃない。

一番乗りであれば、
話は別だが。

その一番乗りも、
あまりに早いと、
浮いてしまうからね…

流行を追いかけるのは、
楽な道なようで、楽でない。


便利になりすぎると失われるものがある

2014年01月30日 | ひとり言
天気予報を見ていると、年々丁寧、親切、事細やかに
なっていると感じます。



何時から雨模様だとか、今日は折りたたみ傘を持参したほうがよいとか、
花粉がどれくらい飛ぶかとか、洗濯、布団まで・・・etc

天気予報とメディア、情報伝達が発達していたら、
伊勢湾台風とかの被害もきっと少なかったとか、
恩恵はたくさんありますね。

海外でも、こんなに細やかなんだろうかとふと思います。

これも日本人の細やかさ、おもてなし的感覚ですごいなあと
思う一方で、これだけ親切で、頼り切っていると、
人の五感がますます退化していくだろうという危惧感も。

昔はもっと空を見て、太陽や雲を見て、感じていたものです。
それで、「夕方から雨になるよ」なんて、
天気予報を見なくても言っていた・・・。

便利さ、文明も頼り切らず、うまく活用できるくらいで生きていくのがよいと
ますます思うこの頃。

「便利になりすぎると失われるものがある」ことも忘れずに・・・です。

他人のことはわからない。 過去のことなら、なおさらだ。

2014年01月30日 | 気になる世間
他人のことはわからない。
過去のことなら、なおさらだ。
だったら、人間が少しは
ましに思えるほうに考えたほうがいい。

人を信じたくなるほうに...
ときどきは、考えてやらないと、
自分の心がつぶれちまうよ。

(巡礼者たち、天童荒太) 





生きていれば、
自分の信じていたこと、
期待していたこと、
願っていたこと、
望んでいたことは、
何度も何度も裏切られる。

他人のせいの場合もあるだろうけど、
自分の努力が足りなくて、
そうなることも少なくない。

信じるたびに、
そういうことが
どんどん増えていく。

だからといって、
信じる心をなくせば、
社会の閉塞感に、
さらに滅入ってしまう。

小さなことでもいいから、
信じる気持ちがないと、
心は明るくならないように
人間はできている気がする。

人間関係について言えば、
人間を悪と考えれば、
疑いばかりが湧いてくる。

もちろん、
人間を善と考えれば、
だまされることもあるかもしれない。

わたし自身も、
被害妄想的に考えれば、

なにか騙されているんじゃないか、
損しているんじゃないか、
と不安や疑いが湧いてきてしまう。

人間を白黒ハッキリ
見ようとすると、自分が疲れるんだろうな。

どちらか一方に片寄るでなく、
ゆるーく考えないと、
人間を愛せないのだろう。



口は禍の門

2014年01月29日 | 気になる言葉

101歳で亡くなるまで、
世界最高齢の現役牧師として知られていた大嶋常治さんの
お話をご紹介します。

なぜ私が長生きできているかについても、
すべてこれ、神の恵みと哀れみによるものです。
私が具体的に心がけていることとしては、

・嘘をつかない
・あんまり怒らない
・あんまり人の悪口を言わない
・あんまり悔やまない
・あんまりお金を貯めない
・あんまり貧乏をしない
・あんまり野心を持たない
  という7つ。

そしてもう1つは、病気をつくらないことです。
病は口から入る。

いいですか?
食事でも、甘過ぎは糖尿病、辛過ぎは高血圧。
あんまり噛まない、これ、胃を悪くします。
タバコだって大麻だってみんな口から入る。
1度覚えたらやめられないと分かっているのに、
美しい女性でもそんなことをしている。
因果応報ですよ。

それと「口は禍の門」といって、
人間は必ず自分で言ったとおりになります。
人間の言葉というのは、その人の人格や思想や体験を、
みんな丸出しにしてこの口から出てくる。

「私は80歳まで生きないわ」と言ったらその通りに、
「私なんかダメだ」と言ったら、ダメな人間になる。
言葉は大事です。
   出典元:(致知 2009年8月号)



口は禍の門の意味が深く理解できた気がします。

やはり、口から出す言葉は大事なのですね。

また、病は口から入るという言葉にも納得できます。

7つの心掛けも、出来ることから始めたいですね。

ところで心を毒矢のような言葉で刺されることってありませんか?

ワタシの経験では、 かっとして毒矢の言葉は返さないほうがいいと
思います。黙って無視するのに限る。

それで免疫ができる。 ところが、相手はね、放てば放つほど負のエネルギーで消耗し、人間性が腐食していく・・・

だから、毒矢を返しちゃ駄目なんです。



未来は粘土のようなものだ。 日に日に形造られていく。 しかし、過去は岩である。 変えることはできない。

2014年01月29日 | 気になる言葉
もし、…していたなら。
もし、…さえしなかったなら。
もし。なんと空しい二文字であろう。

未来は粘土のようなものだ。
日に日に形造られていく。

しかし、過去は岩である。
変えることはできない。

(ゲームの達人、シドニィ・シェルダン)



変えようのないものに、
「もし」を投げかけていると、
癖になる。
抜け出せなくなるから…

ワタシの悪い癖のひとつかも。

手を加えて変えられる時間は、
いつも、今この瞬間より後に来る。

そんなことは分かっているのに、
やっぱり、
「もし、…だったら」って思いが
もたげてくるのをやめるのは、
難しかったりする。

失ってみなければ、
あるいは逃してみなければ、
その重みが分からない
人間のさがなんでしょう。

あるいは、手元に新しいものが
残っているというのに、
欲張りなのか…

過去と未来が交わる今というこの時間。
そのストレスは、そう簡単に
なくなりそうにありません。

精一杯生きている充実感、
人の心と深く交わっている安心感、
それなしには、
叶えられないことなんだと思います。



買い物の値段は たいそうむずかしい。

高いのか安いのか、 それとも妥当なのか。 買い物の値段は たいそうむずかしい。 それどころか 人生の永遠の課題でもある。 (野蛮な読書、平松洋子) お正月には、 ほとんどの売り場に、 「福袋」が並んでいます。 かなり以前には、 その中身は買ってからの楽しみ、 ということが多かったように思うが、 今は、最初から 分かっていることの方が多い。 福袋っていうより、 ふつうの買い物であり、 問題は、その値段で お得かそうじゃないか、 ってことになっている。 何を、いくらで買うか、 いくらだったから買わないのか、 っていうのは、生き様に通じる。 何かを買う、 っていうのは、 お金と交換するばかりでなく、 それに付き合う時間を作る、 っていうことも含めて 決めていることになりますからね。 逆に買わない、っていうのは、 今持っているものと付き合う時間の方を 大切にするってことだろうし。 お金が流通するようになってから、 買い物は、生きることと同じくらい、 大切なことになっちゃっている。 てきとうにやることもできないし、 逃げることも、 まかせっぱなしも、 できないことだろうなぁ~^^