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人間には、 人間本来の迷いの火ダネが、 白骨になるまでは、 なくならないものらしい。

2013年09月21日 | 気になる言葉
いくら年をとり、
知識を積んでも、

人間には、
人間本来の迷いの火ダネが、
白骨になるまでは、
なくならないものらしい。

(新・平家物語2、吉川英治)


人間は迷うもの。
そう思って生きた方が気楽。

手元にお金があって、
食べたいものがいろいろあっても、
胃袋には限界がある。
だから、いくつかの店の前を眺め、
何にしようかと、迷っているのが楽しい。

人生も、そんなもん…

いつしか、迷いも悩みもない人生を、
と思って過ごすから、
自分の至らなさと矛盾して、
その葛藤から抜け出せなくなる。

人間は迷っているうちが、
進歩する可能性をもっている。

迷わなくなるというのは、
本当に悟ったか、あるいは、
誰かがすべて決めてくれているか、
そのいずれかでしょう…

迷っていないふりなんて、
しなくていい。

それが大人のあるべき姿だとか、
それが偉いことだとか、
そんな勘違いもいらない。

それよりも、ちゃんと、
迷いを消化してあげること。
そして、次の迷いを待つのさ。
人を待つみたいに…

そう思って待っていれば、
自分と付き合う迷いのタイプも
分かってくる。

相性と言うのかな、癖と言うのかな…
迷いって、そんな感じ。




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