みんなが褒めたり
もてはやしたりする人生は、
数ある人生のひとつにすぎない。
なぜほかの生き方を犠牲にして、
ひとつの生き方だけを
過大視しなくては
ならないのだろうか。
(森の生活、H.D.ソロー)
テレビ、新聞、雑誌、
などのメディアにかぎらず、
さらに今は、
インターネットを経由して
ブログ、フェイスブック、ツイッターなどの
ソーシャル・メディアで
とりあげられる「人生」
というものがある。
とりあげてくれるメディアが
いろいろと増えてきているとはいえ、
誰にもとりあげられない
「誰かの人生」というものもある。
とりあげられたものを見て、
あ、私も、
こんなところを取り入れられるな、
くらいなら、いいかもしれないが、
あ、私も、こうなりたい、
と思って、誰もが、
同じように真似られるものでもない。
やるべきことでもない。(*´∀`*)
人生は、
人の数だけある。
いろいろな生き方を
模索してみたほうがいい。
あこがれたことを
いいな、と思ったことを、
そのまま真似ちゃうと、
真似たいこと探しと、
そういう真似の連続になると、
なんだか違う、自分との違和感を
感じたときに、きっと、
コンプレックスになるだろうと思います。
メディアから流れてくる
「とりあげられる人生」は、
数ある人生のなかの一つでしかない。
それを忘れないようにしたいです。