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多様だ多様だと言いつつ、 老いと死において 人は皆同じ道を行く。

2013年08月25日 | 気になる言葉
多様だ多様だと言いつつ、
老いと死において
人は皆同じ道を行く。

(死にゆく者の礼儀、遙洋子)

いろんなものを選び、
自分の好きなことや考えを
価値観と堂々と呼ぶことができ、
自由に生きられる時代。

だから、
いろんな自由があるように
思えるけれど、

人がカラダ的に老いていき、
しっかりと死に向かっていく点では、
みんなが同じ。
そこに、自由な選択があるようには
見えない。

自由があるとすれば、
そのカラダ的な老いに
しばられない点で、
どんな生き方をしていくか、
ということでしょう。

それは、
人によっては、
老いを待たずとも、

持病を抱えたり、
ケガを負ったりして、
自由を狭められることもあるから、
似たような経験をする人もいます。

それでも、若いときには、
治った瞬間から、
それらの経験を忘れられる。

いくらか年を重ねると、
それらの経験と、
老いというものの実態が、
なんとなく体で分かってくる。

老いと死は、
みんなが進んでいく道。

それらを、
人生のどの時点から考えて、
どう生きていくか、
大切なことですよね。

老いも死もなければ、
人間の生き方なんていうものは、
「価値観」というものを振りかざして、
好き勝手なことばかりするように
なるでしょうから。



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