ちょっと気になる世間のこと、自分のこと

気になるアレコレ。自己満備忘録。
勝つか、負けるか、やるだけやるさ。

人の命は 「三つのつながりによって守られている」

2013年01月26日 | 気になる世間
人の命は
「三つのつながりによって守られている」
と思っています。

その三つとは
「人と人のつながり」
「人と自然のつながり」、そして
「体と心のつながり」で、
この三つのつながりが一つでも切れると、
人間は生きづらくなると感じています。

(生きる力を磨く66の処方箋、鎌田實)


ケータイやスマートフォンで、
人と人のつながりばかりを
大切にして、

ほかのつながりを忘れていると、
思いがけないことが起きて、
その大切さを気づかされたりします。

自然災害や事故、病気など、
これは誰にも避けがたいこと。

生きている以上は、
いつか、どこかで、必ず遭遇する。

つながるのが自由な、
新しいことにつながるのは、
なんだかワクワクして楽しい。

一方、
つながっていないといけない、
束縛感のある古いものからは、
できる限り、逃げたい。

けれど、
逃げられないものもある。
自分の体なんか、
いい例だ。

一秒一分、
着実に古くなっていくけど、
古くなったからって、
入れ替わることはできない。

古くなっていく体とのつながりを大切にし、
その体の状態で決まってくる時間の長さも
大切にしながらも、
不便さや、不都合をも楽しんでいくしかない。

それは、人とのつながり、
自然とのつながりにも、
同じことが言えるだろう。

ささやかでもいいから、
つながってることを大切にしたいな。

カネで「かっこよさ」を買う人々というのは、 なんかをすでに失っているんじゃないだろうか。

2013年01月25日 | 気になる人々
なんでも、結局カネで買える時代に、
カネで「かっこよさ」を買う人々というのは、
なんかをすでに失っているんじゃないだろうか。

(ほぼ日刊イトイ新聞の本、糸井重里)


すべての価値が、
カネに置き換わる。
本当に、そんな時代だろうか、
と思ってしまう。

そうは見えるけど、
実は、違うんだっていうことが、
この言葉を読んで、
スッキリと分かった気がした。

聞いた話…
元金持ちだったあるオヤジさん。
今は「火の車」だろうと言うことは、
方々の噂で、みんなが知っているというのに、
今なお、目立つ外車に乗っている。

このオヤジさん、事業がほころび始めた時点で、
失ったんじゃないと思う。
自分の力を、自分の持ち物、車で
知らしめようと思った時点で、
すでに失っていたんだと思う。

自分の力なんて、カネで表せない。
自分の魅力も、知性も、感情も…

カネに置き換えられると思った時点で、
自分のもっているものは、
カネ程度にしか置き換えられないものに、
なってしまう。

そうじゃないんだ、
カネ以外にも置き換えられる可能性が
あることを捨てないでいたいですね。

気になるあれこれ備忘録
[PR]Enjoy Better Life

貧乏はハシカと同じだ。 どうせかかるなら早い方がいい。

2013年01月24日 | 気になる言葉
貧乏はハシカと同じだ。
どうせかかるなら早い方がいい。

(本多静六)


ということは、
ほとんどの人が、
一度はかかる病気(環境)…

貧乏な家に生まれた人は、
すでにかかったことになる。
ただし、親が、その環境から
子どもたちを守り過ぎて
いなければの話だが。

そうしないと、
大人になってから、
また貧乏になることもある。

貧乏のレベルには色々あるから、
これまた何とも言えないが、
サラリーマンという
安定した環境を捨てて、
自分の事業を起こしたり、
新しいことをしようとする人も
だいたいは、ある程度の期間、
それまでにない「貧乏」を
経験するはず。

新しいことはしたいけど、
うまくいくまでの間、
何の苦労もしたくない人は、

おそらく、
その貧乏期間を避けるために、
結局は、何も始めない、
という選択をするでしょうね。

貧乏にならなくて済むけれど、
自分が「生きたぁ~」という実感を
感じることもできないかもしれない。

貧乏は経験するべき、
ということなんだろうけど、
私は、お金の貧乏に限らず、

足りない状況、つまり、
環境でも何でも満たされない状況が、
何かを生むんだと思います。

満たされている状況では、
いいものが生まれるはずなんだけど、
意外と活かしきれない人間は多い。

それは、「貧乏」の経験を
賢明に理解してこなかったから
ということになるでしょう。

ただ、貧乏すればいい、
というわけじゃあないんだよなぁ。

気になるあれこれ備忘録
[PR]Enjoy Better Life

多くの人々は、 大きな幸せをじっと 待っているうちに、 小さな喜びを 見失ってしまう。

2013年01月23日 | 気になる自分
多くの人々は、
大きな幸せをじっと
待っているうちに、

小さな喜びを
見失ってしまう。

(パール・S・バック)


幸せは、
時間が経つほどに、
新しくなっている。

それなのに、
人間は、いつも、
昔の幸せばかりを見ていて、
未来にも、それと同じものを
見つけようと必死に
なっていたりする。

だから、
怒ってしまう。

わたしにも、
そういう悪い思考パターンが
染みついているところがあります。

やっぱり、無意識に、
今までどおりの状態が
保たれるように、
動こうとしてしまう。

ただ待つだけじゃない分、
いいことかもしれませんが、

動こうとすると、
なにかしら抵抗に
ぶつかるわけです。

そもそも、
「今までどおり」
なんていう願望が
時間の流れに逆らって
いるわけですから。

だから、
抵抗にぶつかる度に、
不安になる、不機嫌になる、
イライラ、怒りたくなる。

大きいように思えた
過去の幸せや、
それに匹敵する
未来の幸せばかりが
手に入ると期待せず、

これから
見つかるかもしれない
新しいけど、小さな幸せに
思いを向けること。

これ、大切なんだなぁ、
って思います。

結局、わたしは、
欲張りなんでしょうねぇ…

気になるあれこれ備忘録
[PR]Enjoy Better Life

記憶力が本当に優れている者は、 忘れる能力にも長けている。

2013年01月22日 | 気になる言葉
記憶力が本当に優れている者は、
忘れる能力にも長けている。

(天地明察、冲方丁)


人間の脳が、
実際のところ
どれだけ使われているか、
わかりませんが、

きっと、
なにかの限界は
あるんじゃないかと思います。

だから、
覚えることばかりが増えて、
それをずーっと
溜め込んでおかなくてはいかない、
ということは無理でしょう。

それは、
精神的なことから考えても、
なんだか、体に良くなさそう…

新しく覚えたら、
古いことは忘れる。

もしくは、
古いことでも、
新しい形で覚えなおしたら、
以前のことは忘れる。

そんなふうに、
うまく忘れていけないと、
新しく入ってきたことを
新しく考えることは出来ない。

せっかく、
新しいことが入ってきたのに、
古いモノサシで
それを理解しようとしたら、
きっと無理が生じる。

新しいことが
しっかり覚えられて、
人間の中身として
定着していくためには、
どんどん忘れていっていいものもある。

負けたこと、
苦しかったこと、
悲しかったこと、
悔しかったこと、
残念なこと、

次に進むためには、
忘れてもかまわないと思うのですが。

気になるあれこれ備忘録
[PR]Enjoy Better Life

買い物の値段は たいそうむずかしい。

高いのか安いのか、 それとも妥当なのか。 買い物の値段は たいそうむずかしい。 それどころか 人生の永遠の課題でもある。 (野蛮な読書、平松洋子) お正月には、 ほとんどの売り場に、 「福袋」が並んでいます。 かなり以前には、 その中身は買ってからの楽しみ、 ということが多かったように思うが、 今は、最初から 分かっていることの方が多い。 福袋っていうより、 ふつうの買い物であり、 問題は、その値段で お得かそうじゃないか、 ってことになっている。 何を、いくらで買うか、 いくらだったから買わないのか、 っていうのは、生き様に通じる。 何かを買う、 っていうのは、 お金と交換するばかりでなく、 それに付き合う時間を作る、 っていうことも含めて 決めていることになりますからね。 逆に買わない、っていうのは、 今持っているものと付き合う時間の方を 大切にするってことだろうし。 お金が流通するようになってから、 買い物は、生きることと同じくらい、 大切なことになっちゃっている。 てきとうにやることもできないし、 逃げることも、 まかせっぱなしも、 できないことだろうなぁ~^^