昨日、京成バラ園に到着した時には、まだ小雨模様でしたから
傘をさして、ゆっくりと歩きながら薔薇さんたちのご機嫌伺いを始めました。
一番初めに目についたのが、入口ゲートを入ってすぐ右手のピエール・ド・ロンサールを
背景にして佇むブルー系の中輪の薔薇でした。
先日来た時には、全然気づかなかったのですが、小雨の中でしっとりと美しい姿を
見せてくれるラベンダー色の薔薇の前で、きれいねぇと見とれてしまいました。
初めて会った薔薇なので、名札を探しましたが見つかりませんでした。
小雨の中を友人も株元を確かめてくれたのですが、手がかりなし...
帰るときにでも確かめてみましょうと思っていたのですが、うっかり確認を忘れたまま帰宅。
帰宅後に撮影した画像確認をした時に、名前が分からないままだったことに気付きました。
「名前知らず」のまま、ブログにアップしてもいいかしら...?
迷いましたが、今朝思い切って京成バラ園にお電話をして事情を説明してみました。
「すぐに確認をしてから、お電話を折り返してもよろしいでしょうか?」と
思いもよらない温かい対応をして下さいました。
数分後に、「確認してまいりました。」と、折り返しのお電話をいただきました。
「ノヴァーリス」という名前を教えてくださり、ご親切にいろいろノヴァーリスに
関する情報を知らせて下さいました。
薔薇を愛する優しいお気持ちが伝わる、心のこもったお電話でした。
朝から、周囲が明るく輝いてくるような嬉しい対応をしてくださったことに
心から感謝しています。
゜+.。.:*・゜+.。.:*・゜+ * 薔薇の園2017 * 15 * ノヴァーリス * +.。.:*・゜+.。.:*・゜
ノヴァーリス 2010年 ドイツ コルデス社作出 | |
ピエール・ド・ロンサールのフェンスの前に植えることで 両方の魅力が引き立つのでは... との配慮で最近植えたのだそうです。 お電話情報の1つです。 | |
ノヴァーリスは、「青い花」という小説を書いた18世紀のドイツの作家の名前です。
青い花、青い鳥、青い薔薇...夢や幸せのシンボルのように呼ばれたり
幻のように儚いものの喩えとされたりしますね。
儚く頼りなげな印象を持たれがちな青い薔薇たちの中に、2010年に登場したノヴァーリスは
青薔薇史上最強と言われているそうです。
病害虫に強く、耐寒性も抜群、花保ちもよく、切り花としても最適な品種なのだそうですよ。
このお話も、京成バラ園のお電話情報の1つです。
京成バラ園のサイトです
ノヴァーリスについて:京成バラ園サイトの中の「バラコラム」の記事の1つです。
昨夜から降り始めた雨が午前中降り続けました。
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