Passy with ひな & Coco

思いつくままに綴るPassyの日々
春と秋の薔薇園めぐり
四季折々の花々
(=^・^=)(=^;^=)との暮らし

多摩森林科学園の桜保存林へ.。.:*・゜2022.。.:*・゜*6*

2022-04-18 | おでかけ♪




足元に気をつけながら歩き続ける桜の森で、毎回楽しみにしている出会いがあるのです。
凛々しくも見える独特の立ち姿で、まるで森の番人たちのように、思いがけない場所に立っています。
もう何年も前のことですが、初めて出会ったときには本当に驚きました。
見たことのない馴染みのない姿...今では毎回、どこで出会えるかを楽しみにしているくらいに「好き」に
なっていますけれどね...






今年も会えました。
 思いがけないような場所で、ふいに姿を見せてくれるのは
 耳型天南星(みみがたてんなんしょう)です。
 なぜ「耳型」と付いているのかは、後ほど...
 春の明るい陽射しの中では、穏やかな表情に見えますが、
 誰もいない鬱蒼とした場所で、唐突な出会いをした初めての
 ときには...ドッキリしました。

親子で語り合ってでもいるかのような、微笑ましい光景です。
 ファミリーで群れのように寄り添っている様子は
 先日、都立薬用植物園でたくさん見かけました。
 育つ場所が違うと、ずいぶん印象が違うものなのね...
 植物園を散策しながら、そんな風に何回も思いました。
 桜保存林では、今回初めて「微笑ましい光景」との
 出会いに恵まれました。


こののどかな風景の中でも...
 耳型天南星ファミリーが、あちこちで暮らしています。


手入れと管理が行き届いていながら、まるで自然に任せている
 場所にいるような気持ちにさせてもらえるのも
 多摩森林科学園の桜保存林の大きな魅力の1つです。

最後の1枚は、初対面で私がドッキリしたときと
 よく似た姿です。
 今では、凛々しくてなかなか素敵...そう思っていますが、
 何年も前の出会いのときには...衝撃でしたよ。
 左右に広がる衿のようにも見える部分が「耳」のようだから
 「耳型」さんなのです。
 福耳さんですよね...今はそう思っています。
 まるでアートのような、項と襟足...







都立薬用植物園を訪れたのは、かたくりの花との出会いがお目当てでしたが、
かたくりの花たちが咲く、すぐそばで暮らす穏やかな表情の耳型天南星のファミリーと
出会ったことで、耳型天南星に対する気持ちが大きく変わりました。
もちろん、何年もの間に何回も会って、既に印象は変わっていたのですよ。
それでも、ファミリーが群となって寄り添う光景の、あまりの穏やかさ優しさに
心の中がほんのりと温まっていくような...そんな気持ちを味わいました。
第一印象での思い込みは、必ずしもあてにはならない...そんなことを
改めて、しみじみと感じています。 

 多摩森林科学園の桜保存林を訪問したのは、11日(月)でした。


新型コロナウイルス禍の収束の日を、1日も早く迎えることができますように...
真に平和な世界を築くことができますように...


 昨日に続いて、今日も冷たい雨模様...







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2 コメント

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ドキッ・・ (ジュリア)
2022-04-18 17:09:03
Passyさん こんにちは

私にはこれも山で会う植物の一つです
ミミガタテンナンショウ、ウラシマソウ、
マムシグサ・・・
私も初めて登山中に会った時は ドキッ・・を
通り越してものすごく怖かったです
っていうのは、ん?何かに見られてる?
っていう感覚があったんですよね

私は「凜々しくてなかなか素敵」と
未だに思えないのですが
Passyさんのその柔軟な心に感動しました
今度出会った時はPassyさんを思い出して
もっと優しい目線で眺めてあげたいと思います 😊
返信する
ジュリアさんへ♪ (Passy)
2022-04-18 23:14:43
ジュリアさん、こんばんは。

ジュリアさんの登山と私の森散策では、疲労度が全然違いますものね...
不意打ちのように、びっくりするような何者かに出会うときの「ドッキリ度」は、全然違いますよね、きっと。
耳型天南星は、この容姿のせいで山の中では、「折られたり、蹴り潰されたり」そんな被害があると聞いたことがあります。
もちろん桜保存林では、そのようなことはあり得ませんが。
「人の心」って、不思議ですよね。
星型天南星を折ったり蹴飛ばしたりするような人たちも、愛らしかったり美しかったりの花々は愛でるのでしょうから。
そのような方たちにとっては、花の条件は「美しさ、可憐さ、香り...」限定なのでしょうね。
そういう私も、庭の草を「邪魔」と思って、何の抵抗もなく引き抜いて、すっきりしたと感じるし。
一方、きれいで気に入ったからと、勝手に掘り出して持ち帰るような方たちもいますよね。

「凜々しくてなかなか素敵」そんなことを感じる変な人もいることを
ジュリアさんのように温かく受け止めてくださると嬉しいです。
出会った瞬間に、ドキッギクッとするのは仕方ないですよね。
私自身、そうでしたし。
ジュリアさん、山歩き、登山...大いに愉しんで、愉しさをブログで教えてくださいね。
楽しみにしています。
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