今年も、あんずジャムを作りました♪
いちごジャム、りんごジャム、いちじくジャム...それぞれ旬の時期に、ふと思いついて
作ることもありますが...
あんずジャムだけは、必ず毎年...作り続けています。
ちょうど梅雨時の蒸し暑い時期と、あんずジャム作りの時期は、ぴったりと重なるので
大量に作っていた頃は、大汗仕事になりました...
今はもう、あんず1kgから2kgほどの量ですから、楽な作業とも言えますね。
どちらにしても、1年に1度きりの「あんず仕事」ですから、愉しみながら...なのです。
今年も、ふっくらおいしそうなあんずが届きました♪ 基本的に、毎年パルシステムさんに注文して... 宅配して頂いています。 季節商品の1つなので、注文のタイミングを外してしまったら 「アウト!」です。 幸い...まだ1度も注文し忘れたことは、ないのですが... 最近の私のうっかり具合から想像すると... そう遠くない日に、あらら...なことが起こるのかも... そんなお年頃になってきていますからね。 | |
見積もりどおりの量が完成.。.:*・゜ | |
そうそう、この色この香りこの味.。.:*・゜ ママのジャムからグランマのジャムへと呼び名が変わりましたが 何十年も変わらないあんずジャム作りです。 パリでは、マルシェで山盛りにして売られていましたから 2kg、3kg...と、量り売りで買っては作っていました。 当時は、まだユーロ導入前のフランの時代。 「農作物の自給自足可能な国の1つなのに、EUが発足したら 協力し合うために輸入しなければいけなくなる... 農薬使ってガソリン使って、いいことなど1つもないのに。」 八百屋のご主人の嘆きと怒り...忘れられません。 東洋の異国から来た人だと、私をよく知っているのに、突然 政治の話題を平然と語り出し...戸惑いながらも、大陸で 暮らすとは、こういうことなのかも...と、納得してみたり。 ジャムの香りに乗って、懐かしい思い出が浮かんできます。 | |
妹が姪を出産した時、区から届いたお祝いのあんずの苗木を 父と母の庭に植えて...私たちが帰国した頃には、 大きく成長した樹に、毎年たわわに実るあんずを姉が収穫して 大きな段ボールに詰めて、我が家へ出荷... 私は、せっせとジャム作り...出来上がったら... 父母用、姉一家用、妹一家用...と分けてお届けしたり... 今はもう消えてしまった父と母の家と庭の思い出の1つです。 年齢を重ねるということは...喜びも悲しみも笑いも涙も 思い出として紡いでいくことなのかもしれませんね。 時には大事な何かを取りこぼしたりしながらも... 姪の誕生を祝福してくれたあんずの樹は... 今も心の中に... | |
昨夜のお月さま.。.:*・゜ 満月の79.8%のサイズだそうですよ。早いですね。 来週の月曜日には満月と会えると嬉しいのですが... 梅雨空ですからね... | |
昨夜も、撮影終了の瞬間に黒い雲が広がってきました。 区からは「竜巻注意情報」が届き...不穏な気配... でも、何事も起こらず大丈夫でしたよ。 |
梅仕事も完了.。.:*・゜新生姜も完了.。.:*・゜1つだけのあんず仕事も完了.。.:*・゜さて...次の季節仕事は何をしましょうか...
杏(あんず)について:春に咲く花は、桜よりふっくら大きくふわふわと.。.:*・゜
今にも小雨模様になりそうな...湿度は「ほとんど100%」とのことですよ...
杏は生で食べるより、加工した方が、絶対に美味しい果実ですよね。
実家の近くの伯父の家にも大きな杏があり、伯母はそういうことはしない人だったので、母がいつもその実で大量にジャムを作っていました。
その時の、キッチンに漂う甘酸っぱいジャムの香りを懐かしく思い出します。
思い出の庭、そこで実った果実とジャム作り。
今も続けているPassyさんの杏仕事、素敵です。
そうそう、杏は加工してこそおいしい果実ですよね。
tsuboneさんのお母さまも大量のあんずジャムを作り続けた方なのですね。
何だか...勝手に親しみを感じています...
蒸し暑い時期なので、汗だくでしたよ、私...大量に作っていた頃。
「キッチンに漂う甘酸っぱいジャムの香り」.。.:*・゜
こんな風に思って頂けていること、お母さまはご存知かしら...?
もしかしたら、何より嬉しいお話かもしれませんね。
五感の中で「匂い、香り」が1番記憶に残ると言われていますものね。
幸せな香りの記憶...素敵です。
私のあんず仕事...tsuboneさんのお褒めの言葉、光栄ですよ...