16年前の9月27日に、我が家の庭に迷い込んできた2匹の子猫
女の子と男の子でした。
お誕生日は獣医さんが「推定」して決めてくださったのですよ。
2ヶ月半後の12月中旬に
しっかり者の女の子ネネちゃんは、優しい里親さんに引き取られ
おっとり坊やココは、我が家の子になりました。
話せば長いお話になりますが...
紆余曲折を経て、ココを我が家に迎える決心をしたことを
こんなにも幸せに感じることになるとは、私たちの誰も
想像してはいなかったような気がします。
診察をしているうちに、獣医さんと看護師さんが
思わず微笑んでしまうような、ほのぼのとした魅力あふれる猫です。
もしも、くまのプーさんが猫だったら...?
と思わせてくれるような子です。
金曜の夜からmimiが来ていたので、ますますご機嫌なココでした。
母の日に若夫婦から贈られたお花の箱に入って、得意になっているところを
mimiがスマホで撮影してくれました。
大好きなmimiを見つめる瞳が、きらきら輝いています。
ココは袋が大好き、ひなは箱が大好きなので、この箱は当然
ひなのお気に入りなのです。
「ひなの箱」に素早く入って、得意そうな顔をしていた瞬間が
久しぶりのシャッターチャンスになりました。
今日は、お誕生日だから特別にひなが譲ってくれたということにしましょうね。
昨年の秋に、ネネちゃんは15歳で虹の橋へと旅立っていったことを
昨年末に里親さんが知らせてくれました。
獣医さんからは「老衰」と診断されたそうです。
里親さんからは、「ネネちゃんと暮らした楽しい日々を思い出して
感謝しています。」と丁重なお便りを頂戴しました。
想像していたより、もっともっと幸せな日々だったそうです。
その日、突然のお知らせに、私たちは呆然として...
気づくと涙がこぼれていました。
しっかり者で、おしゃべり好きなネネちゃんは
きっと優しい里親さんとの二人暮らしを満喫したことでしょう。
ネネ&ココ2匹の子猫がなかよく遊んで、遊び疲れるとぴったりと寄り添って
眠る愛らしい姿は、私たち家族の心のアルバムに大切にしまってあります。
ココも、もちろん立派な老猫さんですが、こんな風に無邪気な表情で
見つめられると...ついつい年齢のことを忘れてしまいそうになります。
我が家では、末っ子ですから、いつまでも赤ちゃん扱いをしてしまう
私たちなのです。
今日も暑い1日でした。
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