薔薇の園 * ２０２１ * Vol.３４ * パスカリ * 生田緑地ばら苑 *

少しずつ、薔薇たちの過去の画像を整理しています。
大量の画像ですから、日頃から整理整頓は心がけているのですが、時折り「保留扱い」として
分けておいたフォルダーをうっかり放置してしまうことがあるのです。
気を付けないと、なぜ保留にしたのかを忘れてしまい．．．困りますね。
何かとうっかり忘れてしまうこともある．．．そんなお年頃の私です。
保留なら保留で、保留にした理由もフォルダーに書いておいた方がよさそうです。

今日ご紹介する白薔薇は、ほんのりとアイヴォリーを帯びて品のよい花姿を見せてくれるパスカリです。
純白の薔薇とは、また一味違う魅力も感じられます。


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	パスカリ １９６３年　ベルギー　Louis Lens 氏 作出
生田緑地ばら苑では、世界バラ会議で殿堂入りに選ばれた 　薔薇のプレートに金色のリボンを飾ってくださるのですよ。

世界ばら会議の、１９９１年英国「ベルファースト大会」で、歴代７番目の殿堂入り品種に
選ばれた名花の１つがパスカリです。
栄誉ある殿堂入りを果たしてから３０年。
ピンクの四季咲きの薔薇、クイーンエリザベスを片親にして誕生したパスカリは、親譲りの
強健種と言われています。
白薔薇さんの強健種とは、心強いですね。
耐寒性にも優れているのは、ベルギー生まれだからかもしれませんね。

昨日は、少し切ない気持ちをお話してしまいましたが、こうして過去の画像を眺めていると
バラ園散策の愉しさをいろいろ思い出して、気分転換にはちょうどよいのかもしれません。
作業に集中している時間には、薔薇のことしか考えていませんからね。

雨粒を宿す白薔薇パスカリのエレガントな姿が、安らぎと爽やかさをお伝えできますように．．．　


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