2日続きになりますが、我が家の冷え込む北向き玄関アプローチに咲く花をご紹介しますね。
昨日に続いて...地味...ですね。
この家が、もしかしたら私たちの永住の家になるのかもしれないと思った20数年前に
なぜか心惹かれて植えた花が小輪の白侘助椿でした。
茶花に、しばしば登場する控えめで物静かな印象の花の1つを、なぜ晴れやかな気持ちで
迎えた我が家の竣工の日に、ここに植えてみたいなどと思いついた理由は、もう覚えていないのです。
毎年12月上旬から中旬にかけて、純白の繭のようなつぼみが開きます。
小輪ですから、華やかさとは無縁の花です。
ひっそりと咲く花姿に、なぜか今も心惹かれる私です。
今年も順調に、つぼみの数が増えているように見えます。 | |
5年前の12月5日の未明に、ひなが旅立っていったときに 白侘助椿は、ひなを見送ってくれた花の1つでした。 花の少ない季節に、花々を大好きだったひなを見送らなければ いけない私の残念な気持ちを救ってくれたのが白侘助椿でした。 できることなら、ひなが愛した庭の花々と一緒に見送りたい私の 気持ちを察するように、1輪だけが大急ぎで咲いてくれました。 獣医さんからのお心遣いの立派なお花、大急ぎで買ってきた 薔薇の数々、そして、ひなの胸元には白い侘助椿を1輪。 3日後の斎場からの帰り道では、初めて通る道なのに、 青空に映える十月桜が満開で... ひなの空への旅を一緒に見送ってくれました。 ご存知ない方には、ただの古いくたびれた首輪ですね。 ひなの首と胸元の白い毛が残ったままに、1つだけ手元に残した ひなの形見です。 |
私の両腕の中で、透きとおって見えるほどにきらきらとする目で私をじっと
見つめて...そのまま旅立っていった美しい姿は、今も私の心の中に。
あの日からは、毎年12月を迎える頃の10日ほどは、ひなが恋しくて愛しくて切ない気持ちが、
不意うちのように私を覆います。
うっかり外出していて、そんな気分に覆われては大変です。涙が...
そして、春爛漫の頃には...ココを想って、やはり10日間ほどの切ない期間が...
おかしなことと思う方も多いでしょうが、365日のうちの20日ほどなら許容範囲と、
家族も了解してくれています。
私が充分に元気で、連日の獣医さんへの通院もこなせる頃に、タイミングを図っていたかのように
ひなに続いてココも、大好きなひなを追いかけて行くように、1年半後に旅立っていきました。
ココは、春爛漫の4月に旅立ちましたから、庭に咲くすずらんも姫ライラックもミニ薔薇も...獣医さんからの
豪華なお花も...たっぷりの花々を白く柔らかい胸に抱いて...大好きなひなが待つ場所へ...
しっかり者のお姉さん、ひながいてくれるのなら何も心配はいりません。
新型コロナウイルス禍の収束の日を、1日も早く迎えることができますように...
椿について
Passyさんのブログのタイトルになっている
ひなちゃんとCocoちゃん・・
どんなにPassyさんに愛されていたか、わかります
そして、それぞれにお花の思い出も付随して
それもまたPassyさんだからこそ・・と
楚々と咲く白侘助椿も 華やかな桜も
Passyさんの思い出と共に毎年咲くお花なのですね
私には無い経験なので、全てを共感することはできませんが
これだけは言えます
ひなちゃんもCocoちゃんも いつもPassyさんを見ていて
ありがとう、って言ってます
・・・12月は私にとっても特別な月です
優しく心温まるコメントをどうもありがとうございました。
こんな風に書くつもりではなかったのですが、ついつい書いてしまいました。
ひなとココにありがとうと言い続けているのは私と娘です。
ひなを我が家に迎えたのは、娘が高校生の時、ココがやって来てくれたのが、娘の成人式の準備をしていた頃ですから、
大学、就職、婚約、結婚、出産...全てを見守ってくれたのですよね。
孫が生まれて2ヶ月半、我が家に滞在して、その後も育休の間は毎週来る娘と孫。
ひなは、出産経験がないのに、仔猫を遊ばせるように、孫の近くでしっぽをパタパタして、
あやしてくれたりしました。
ギュッとしっぽを掴まれても、じっとしていれくれました。
そうですよね、ジュリアさん。
明日からはもう12月になりますね。
ジュリアさんは素敵なお友達が大勢いらっしゃるから、きっと色々な意味でジュリアさんを温かく支えて下さるでしょう。
私はジュリアさんのすぐ近くにはいませんが、ジュリアさんの心に寄り添えるような、そんな人でいたいと願っています。
2匹の猫たちとのこととは、あまりにも違い過ぎますよね。
どうか、くれぐれもお身体大切に、心も大切に、大切な方たちとの日々をお過ごしくださいね。
応援しています。
素敵なメッセージを、どうもありがとうございました。
お返事を読ませていただいてまた書いちゃってます
>2匹の猫たちとのこととは、あまりにも違い過ぎますよね。
そんなことはありませんっ!!!!!
せっかく思い出のお話を書いてくださったのに
こちらこそ、Passyさんにそう思わせてしまって
申し訳ないです
どんな命も同じです
想う気持ちも・・・同じですから
お散歩、どうか暖かくしてお出かけくださいね
いつもここに来て、Passyさんの記事を読むのを
楽しみにしているファンより 💕
再びのコメント、どうもありがとうございます。
ジュリアさんの優しさに、どうもありがとう。
お心遣いに、どうもありがとう。
そうですね、想う気持ち...ですよね。
早朝散歩は、早春の頃までは諦めて、あまりに気温の低い時間には
我慢することに決めましたよ。
そもそも健康のために始めたことですものね。
本末転倒となっては困ります。
それでも、夜明け待ち時間には目覚めてしまう私です。
気温が穏やかな時間を選んでみますね。
私もジュリアさんのHappyブログを楽しみにしていますよ。
今日もご機嫌な1日になりますように...♪