春のお彼岸にお墓参りに出かけると、両親の菩提寺の境内に
美しい椿の花が咲いています。
ときにはまだつぼみのときも、ときには盛りが過ぎているときも
ありますが、今年はちょうどよい見頃に出会うことができました。
ほんの少しだけグレイを帯びた淡いピンクの花びらは
先端がゆったりと反るように開いていきます。
つんと尖ったようにも見える様子が、気品を漂わせているのかもしれません。
貴婦人のような優雅で華やかな美しさの中に
どこか無垢な気配を感じて、いつもじっと見つめてしまいます。
椿について
陽射しはぽかぽかですが、風はまだまだ冷たく吹き抜けていきます。
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