青鷺との出会い.。.:*・゜

先日、青鷺が飛び去っていく姿を見かけました。
我が家周辺では、滅多に青鷺の姿を見かけることはないのです。
大きな翼を広げて．．．西の方向に去って行きました。

私が青鷺の姿を初めて間近で見ることができたのは、８年前のことです。
８年前の立春の頃、快晴に誘われるように友人と川沿いの散策をしていたときでした。
あら、青鷺．．．そう思ったときには飛び立って行ってしまったのですが、先へと
歩いていた私たちのすぐそばに降り立ってくれたのです。
カメラを取り出す間もなく飛び去ってしまった青鷺の姿を残念な気持ちで見送った
すぐ後のことでした。
まるで、「どうしてもって言うのなら撮影してもいいですよ．．．」とでも言うように
悠々と浅瀬を歩いていました。

では、お言葉に甘えて．．．と、撮影を始めて．．．私は初めて間近で見る青鷺の美しさに
驚いてしまいました。
そよ風に揺れる飾り羽根の優美な動きにも、目を奪われました。
冠羽と思われる群青のシャープなラインがクロスして項にかかっているのも魅力的。

	８年前の懐かしい画像を取り出して、眺めて．．． 　やはり、この青鷺さんはたくさんいる青鷺たちの中でも 　一際美しい青鷺だったのではないかしら．．． 　そんなことを思っています。
何となく．．．自分の美しさを知っているような気配が．．．
	木瓜の花のつぼみが愛らしくふくらみ始めています。 　あの青鷺さんとの出会いの日も、開花の気配を知らせてくれる 　花々との出会いに恵まれたこと．．．思い出しています。 　友人と語らいながらの川辺の散策．．．懐かしいです。

北京冬季オリンピックが開会しました。
昨年の東京オリンピックもそうでしたが、今ひとつ釈然としない気持ちが薄雲のように
心を覆っているような．．．
報道で、開会式の演出が素晴らしかったことも知りましたが。
そして、選手たちを応援する気持ちに変わりはありませんが、オリンピックの存在自体を
初心に帰ってじっくりと考える時が来ているようにも感じています。
選手たちのご健闘を心から応援しています。　


新型コロナウイルス禍の収束の日を、１日も早く迎えることができますように．．．


　青鷺について

　久し振りに薄雲が青空を覆うような１日で、冷え込みました。