毎年1月7日の朝は、清々しい春の七草の香りで始まります。
胃腸を休めましょうと思うほどのご馳走尽くしのお正月を過ごす訳ではありませんけれど、
この1年の無病息災を願って...ということですから、やはり毎年続けています。
普段の日常生活へと戻る気持ちの切り替えにもなるような気がしています。
七草粥の準備をしながら...途中で、北西の空に沈み始めた「ほとんど満月」の姿を
撮影することもできて、嬉しい夜明けになりました。
夜明けとともに沈んだお月さまは...日暮れとともに東の空に華麗な満月となって登場しました。
毎年、七草粥の朝食はシンプルです。 今年は、鮭の粕漬と小松菜とお揚げの煮浸しを添えましたが 何を添えるかは、その時々です。 | |
< | おかわりをして...赤かぶの甘酢漬けを添える人も。 |
夕刻東の空に登場した満月.。.:*・゜ 予想していたより鮮やかな色彩でしたよ。 | |
深夜、日付けが今日に変わった後の撮影です。 撮影している私の影が足許から背面にくっきりと見えるくらいに 「煌々と」という言葉がぴったりの輝きでした。 くらくらしそうなほどに....。.:*・゜ 数時間で、なぜこれほどに「向き」が変わるのか... その訳を、1日も早くきちんと理解したい私です。 | |
こどもの頃に「せり、なずな、ごぎょう、はこべら、 ほとけのざ、すずな、すずしろ、春の七草」...と♪ おまじないのように覚えましたっけ...懐かしいですね。 | |
昨日は、お正月飾りを片付けて...
今日は、お焚き上げのために氏神様の敷地の片隅に用意された場所に納めてきましょう。
室内の設えも片付けて収納...鏡餅の周囲だけに、名残りのお正月気分が漂います。
お屠蘇のお道具、重箱、お雑煮椀は、箱に詰めるとなかなかのボリュームなので...
きっと娘は引き継がないでしょうね...と、予感がしています。
お正月行事の締めくくり、鏡開きまでは、まだ数日ありますね。
と思っていたら...3日後なのでした。
健やかな日々が過ごせますように...
菘(すずな)は、蕪のこととは知っていましたが、「神様を呼ぶ鈴」の意味なのだそうです。
そして、蘿蔔(すずしろ)は、大根ですが、「汚れのない清白」という意味だそうです。
美しい名前だとは思っていましたが、神様にまつわる名前なのですね。
今更ながら、なるほど...と思いました。
お腹の中から暖まって、お正月明けの疲れ気味の胃腸を労ることができたでしょうか...
満月の翌朝は、薄曇りで始まりました。
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