世田谷区深沢の住宅地に、緑豊かなキャンパスが広がる都立園芸高校があります。
ミスターローズと呼ばれる薔薇の育種家、鈴木省三氏の母校です。
鈴木省三氏は、京成バラ園の初代育種家としても著名な方です。
30年前に、鈴木氏が200種の薔薇を母校に寄贈したことから
園芸高校の生徒さんたちが管理するバラ園の歴史が始まったのだそうです。
教育のためのバラ園ですから、一般公開して頂けるのは毎年5月の
オープンキャンパスの日だけです。
11月の園芸展の際にも見学できるそうですが、5月のバラ園一般公開の日には、
生徒さんたちが解説をしてくれて、さまざまな情報を熱心に伝えてくれます。
今年は残念ながら、訪問することは叶いませんでしたが、5年前に撮影した未公開の
画像があるので、ご紹介しますね。
2015年5月16日(土)のオープンキャンパスにバラ園散策をさせていただきました。
雨上がりのバラ園は爽やかな空気に満ちて、愉しいひと時を過ごさせて頂いたこと
今も時折思い出しています。
゜+.。.:*・゜+.。.:*・゜+.。.:*・゜+ * 薔薇の園2020 * 14 * 黒真珠 * +.。.:*・゜+.。.:*・゜+.。.:*・゜
黒真珠 1988年 日本 鈴木省三氏作出 | |
日本を代表する黒薔薇と言われる薔薇です。 深みのある真紅で黒みを帯びて見える薔薇を黒薔薇と呼びます。 | |
生徒さんたちが丹精込めて、薔薇たちのお世話を日々続けていることが
しっかりと伝わってくるバラ園です。
来年の5月には、晴れやかな気持ちで再訪できることを祈っています。
新型コロナウイルス禍の収束の日を、1日も早く迎えることができますように...
都立園芸高校のバラ園で撮影したのは、2015年5月16日(土)でした。
都立園芸高校のご案内です:「園芸高校の並木とみどり空間」は、「せたがや地域風景資産」に選定されています。
2015年5月16日の都立園芸高校のバラ園の記事です
洗濯日和になりました。 深夜、日付が変わってから激しい雨が降りました。
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