娘が幼かった頃から、毎年同じようなメニューで繰り返してきたファミリークリスマスディナー。
幼い娘には、毎年必ずサンタクロース夫妻がプレゼントをどっさり持って来てくれていました。
初孫を溺愛してくれる父と母に、せめてもの感謝の気持をと思い、おもてなしのメニューをいろいろと
工夫していたことが、今思えばファミリークリスマスのスタート地点だったのかもしれません。
娘が8歳のときからは、私たちは遠い国で暮らして、帰国した時には娘は15歳...
母は既に病床の人となり、我が家に招くことはできなくなりました。
そして、時は流れ...メニューも少しずつ変化して...
私達が祖父母となり、孫の喜ぶ顔を見たくてクリスマスディナーのメニューやしつらえをいろいろと
考える立場となりました。
1番大きな転機は、娘が婚約した年からは(今の)義理の息子がゲストとして登場したこと。
娘に私から、長年の思いを話して、今年は是非...こう言える日を待っていたのよと。
緊張して初登場してくれた日のこと、懐かしい思い出です。
その年の翌年から、メインの肉料理はローストチキンからローストビーフに変わりました。
その年以前の10回は、もしものことがあってはいけないので、ご招待したい気持ちはあっても
私は、我慢し続けました。
もしものこととは...お互いに別の人との出合いの可能性もゼロではないかもしれないという意味でしたが
10年超えのお付き合いは順調に実っていきました。
学生時代に2人がクリスマスにデートして買ってきたクリスマスグッズは、私が預かり、毎年飾ります。
もちろん、今年も...
準備がもう少しで...と思った瞬間にインターフォンが鳴り、モニターからは満面の笑顔の孫が。
「メリークリスマス.。.:*・゜ひさしぶりだね。」とご挨拶されて、10月に会ったときよりまた背が伸びたようで、
嬉しさと驚きが同時にやって来ました。
前歯が抜けた報告もしてくれました。
にぎやかに始まるクリスマスディナー.。.:*・゜
今年は昨年の20日より、更に早めの19日に集合のファミリークリスマスです。
先日、ジュリアさんがおしゃれでおいしそうな スイートポテトサラダをご紹介してくださったので、 真似をしたくなって娘に打診したところ 「グランマのいつものポテトサラダがいい!」 そう言ってるけれど...と、申し訳なさそうな返事でした。 それならば...と、いつものポテトサラダを少しだけ クリスマス仕様に仕上げてみましたよ。 きっと期間限定の嬉しいリクエストですものね。 | |
前菜 中央に見えるのは、柿を生ハムで巻いたもの。 生ハムメロンが大好物の娘のために思いついた定番の1つです。 全員おかわりをしてくれました。 | |
メインは、ローストビーフです。義理の息子と夫の大好物 昨年クレソンを買い忘れて、急遽セロリを切って添えて みたところ...何と大好評 私のうっかりミスから思いがけない「よいこと」が起こり、 全員「そうそう、セロリじゃなくちゃね。」と 昨年のことを思い出して。 今年のローストビーフは、今までで1番おいしい.。.:*・゜と、 嬉しい言葉を異口同音で言ってもらえました。 ずっと勘で作り続けていましたが、今年は調理用の温度計を 買って、じっくりと温度調整をしながら作ってみたのです。 見た目も食感も味も全て素晴らしいと、思いもしない褒め言葉が 何よりのクリスマスプレゼントのようでした。 | |
定番の人参をすりおろして炊き込むシーフードピラフです。 ケチャップでも?と思われる方もいらっしゃいますが、 色味はすりおろし人参のみです。 クリスマスらしくリースのように盛り付けて...の つもりだったのですが なぜか私には、クリスマスと言うよりイースターのような 雰囲気に見えて、あぁなるほど... 周囲に散らしたグリーンが鳥の巣のような印象なのね... と、1人で納得。 また1つ学習しましたよ。 年齢をいくら重ねても、学ぶことは尽きませんね。 中央に入れた、きのこたっぷりソースが今年も好評でした。 | |
パンは、毎年若夫婦がおなじみのお店で予約して 買って来てくれる、おいしいバゲットです 買ってきてもらえる嬉しさも、おいしさプラス... なのかもしれませんね。 かごを用意しておけば、娘がささっとカットして 盛り付けてくれるのも、嬉しいことの1つです。 | |
マスクを堂々と外して、笑いながら話しながら... 愉しい宴も終盤です。 孫はお約束の、キャンドルを吹き消す係を済ませたら... 「ケーキよりグランマのパンがいいな。」と嬉しいリクエスト。 これは、私がパン焼き名人であるというようなことではなくて、 私が作るフレンチトーストのことです。 昨年もそう言われたので、朝1番で仕込んで冷蔵庫に 入れてありますよ。 焼き上がる間も「いい匂いがするっ」と、ご機嫌。 食べきれない分は、お土産ですね。 これも期間限定の愉しさなのでしょうね。光栄です。 | |
クリスマスツリーを喜んでもらえる間は、頑張りましょう。 最近、主治医のお薦めで軽い筋トレを始めたので、 想定していたよりずっと楽にいろいろな作業をすることが できました。 生まれて初めての筋トレですが、軽いものなので負担にもならず どこにも痛みを感じることもなく、筋肉量が少しずつ増える という初めての驚きの経験をしています。 主治医にもトレーナーさんにも感謝の日々です。 |
1週間近く早く、我が家にやって来たクリスマス
笑顔で愉しい時間を過ごせたこと、準備も元気にできたこと...何もかもに感謝の気持でいっぱいです。
来年もまた元気で、愉しいひと時を一緒に過ごせますように...
愉しく過ごしたファミリークリスマスは昨夜のことです。
新型コロナウイルス禍が1日も早く収束の日を迎えますように...
昨日は、冷え込む1日でしたが夜には美しい満月が見えました。
よそ様のお宅のパーティーですのに、お写真を拝見しながらすっかり楽しませていただきました
の日にお生まれになった坊やも、お健やかに成長されたご様子。
これだけのご馳走をこしらえるのは大変だったと拝察しますが、
皆様が美味しそうに召し上がるのをご覧になると、お疲れも飛んだのではありませんか?
「マスクを堂々と外して・・・」の一文に様々な思いが去来して、なんだかジ~ンとしてしまいました。
ところで「フレンチトースト」とは、やはり本場で習得されたものなのでしょうか?
何か秘伝のコツでもあれば、お教えいただきたいものです
私が理想とするクリスマスの風景・・・
遠くからPassyさんファミリーの様子を
そっと口角を上げながら眺めているような気持ちです
実は、昨日、昨年のクリスマスの様子を
見せてもらっていたのです
なので、あれから一年・・・
それぞれがコロナ禍の中で頑張ってこられたのだなぁと
ちょっと感慨深く見せていただきました
毎年変えるメニューもいいけれど
こうやってお孫さんたちが楽しみにしてくれている
定番のお料理こそ、「我が家へ帰ってきた感」があって
クリスマスっぽいな、って思いました
ポテトサラダも絶対にPassyさんの方が
美味しいと思いますよ! 笑
この心温まるクリスマスが 来年も再来年も
ずっとずっと続いていくのでしょうね
お孫さんの成長と共に・・・
Passyさん、素敵なクリスマスの風景を
見せていただいてありがとうございました
追伸:お料理がのってるお皿、可愛い💓
いつも心温まる優しいコメントをどうもありがとうございます。
そうなのですよ、ジュリエットさんに、の日生まれですねと教えて頂いてから、もうじき6年です。
来春には入学、1年生です。
ジュリエットさんとのお付き合いも...明らかに6年を軽く超えているのですよね、どうもありがとうございます。
これからも、末永く...そう心から思います。
そうそう、フレンチトーストですね。
特別なものではないと思いますが、卵液に浸してすぐに焼くのではなく
好みの味の卵液に「一晩」もしくは、それに近い長さの時間「冷蔵庫で浸しておく」
このことは、ご指摘どおり、パリで親しい友人に教わりました。
彼女が作るのは夕食で余ったバゲットで、とのことでしたよ。
私は、溶いた卵に豆乳適宜を加え、お砂糖少々、よく混ぜてからバニラエッセンス少々を混ぜ、パンを浸します。
焼く時に、天板にクッキングシート、浸したパンを並べて、小さくカットしたバターを適宜パンにのせて焼き上げます。
甘みは控え目にしておいて、足りない人は蜂蜜かメープルシロップをかけましょうと声を掛けます。
孫は、何もかけずそのままパクパク。
今のところ、大好物だそうです。
娘も幼い頃1番好きなおやつは、フレンチトーストだったと、母となってから教えてくれて、私を感激させてくれました。
私も母の作るフレンチトーストが大好きでした。
少しでも、ご参考になれば光栄です。
いつもながら、心温まる嬉しいコメントをどうもありがとうございます。
ジュリアさんの優しさが溢れてきますね。
昨年の記事で予習?して下さるなんて、光栄過ぎます。どうしましょう...ね。
ジュリアさんが作ったスイートポテトサラダ、素敵なのに残念です。
今のところ孫のこだわりのポテトサラダらしくて、娘が作っても今ひとつのリアクションだし、忙しい時に評判の良いお店で買ってもほとんど食べないとか...
娘が嘆いています。
娘にはいくらでも「直伝」しますよと言っていますが、娘の言い分は「そういう問題ではなさそう」。
確かに娘自身が、私の母の味が何より大好きでしたから「通った道を歩く我が息子」なのかも。
私たちのファミリークリスマスをご紹介するだけで、こんなにも過分なお褒めの言葉を頂けるなんて
私、本当に幸せ者です。
ジュリアさん、いつもどうもありがとうございます。
優しく温かい心を感じて、嬉しい気持ちでいっぱいですよ。
そうそう、お皿も褒めてくださってどうもありがとうございます。
近々、このお気に入りの食器のことも記事にしてみますね。
ここでお話すると、長々と止まりませんものね。
ジュリアさん、どうもありがとうございました。