女の子の健やかな成長と幸せを願って飾るお雛さま。
我が家では、持ち主は嫁いで行きましたが
思い出のたくさんつまった大切なお雛さまは
私が預かって、飾っています。
1年の間に数日の間しか会わずにいるのは、もったいないような
美しく優しげなお顔です。
七段飾りは、飾るのは楽しいのですが...
しまう時が少しばかり大変なので、御内裏様だけ登場していただきました。
初節句を祝った日の晴れやかな気持ちは、遠い日の思い出となりました。
お雛さまを初孫のために贈ってくれた両親の遺影に桃の花をお供えして
おかげ様で幸せな日々を送っています...と手を合わせました。
私たち三姉妹のお雛さまは、昨年から姉の家で桃の節句を迎えています。
雨が上がって、夜には美しい星空になりましたが冷え込んでいます。
お雛様のお顔を見ていると穏やかな気持ちになります。
お嬢様がお嫁にいらした時、連れて行かれたのかな、と思っていましたから
Passyさんが毎年飾ってくださると聞いてうれしい!
ヒトサマのお雛様なのに…。
私のお雛様は親戚の家に乞われて譲ってしまったので、
今になってちょっぴり悔やんでいます。
娘がいないので、お雛様は郷愁に似た憧れです。
これからも…、なんておねだりですね。
見守ってくださること、いつも嬉しく思っています。
船便のコンテナの中で、パリへの往復の長旅を
経験しているお雛さまです。
ささやかながら、ちょっとした国際親善のお役にも
立つ機会を頂くこともありましたっけ。
私達家族の幸せな日々を彩ってくれたお雛さまですから
いつまでも大切に...と願っているのですよ。