Passy with ひな & Coco

思いつくままに綴るPassyの日々
春と秋の薔薇園めぐり
四季折々の花々
(=^・^=)(=^;^=)との暮らし

我が家のアゲハ保育園♪

2021-08-14 | いろいろ




毎年我が家のレモンの木には、揚羽蝶ママが産卵をして行きます。
レモンの木を「アゲハ保育園」と呼んで、青虫が順調に成長を始めたら
青虫観察を楽しみにしている孫に連絡をする係が私です。

「アゲハ保育園」は全てグランマ案件?ということになっているので、責任重大なのです。
レモンの実が順調に実るかどうかより、保育環境の管理と成長の様子見の方が重要事項になっています。

今年は、アゲハ保育園に災難が度々襲いかかり、保育活動が難航しています。
まるでコロナ禍で混乱している世相を反映しているかのようにも見えてきます。
レモンの若葉が繁り始めた頃に、樹齢20数年越しで初めてハダニが発生してしまい、
青虫観察が目的なので、薬剤散布をしないでハダニ退治をする方法をネットで調べて...
脚立を立てて、ハダニ発生した枝を切り、葉を1枚ずつ切り落とし(当然ですが、山盛りありました...)
袋を二重にして処分することからスタート。
その後は数日間、朝と夕方にレモンの木全体にシャワー状に水をたっぷりとかけて
特に葉の裏側には丹念にシャワー...
めでたくハダニ退治が成功したようで、次々と若葉が茂って全体が生き生きとしてきたところに、
揚羽蝶ママがご機嫌で産卵していきました。
卵から幼虫が生まれてくるのを毎朝楽しみにしていたのですが、ちょうどその頃に連日の猛烈な陽射し
生まれてきた赤ちゃんは次々と干からびてしまったのでした...
残念ながら次の機会を待つしかないわと思っていたら、今朝小さな小さな幼虫が1匹見つかりました。
でも小さな小さな体に大粒の雨が降りかかり、風に揺れ続けているので、心配ですね。
そんなのんきなことを言っている場合ではないのですよね...すみません。









大切なお仕事を完了した揚羽蝶ママたちは、毎年我が家のガレージで静かに旅立っていきます。
今年はまだですが、分かってはいても毎年切ない気持ちになります。
もしかしたら、我が家のアゲハ保育園育ちのママたちなのかもしれませんね。
ガレージで美しい姿のまま旅立って行く様子を見るたびに、幼虫たちを託してもらったような気持ちになります。
アゲハ保育園のレモンの木の下に、代々の揚羽蝶ママたちは眠っています。
春になるとすずらんが咲く場所です。
庭のすずらんは、亡き母が遺してくれた花々の1つ...毎年、揚羽蝶ママたちを亡き母に託します。
子どもの頃、庭のみかんの木で毎年育つ揚羽蝶の幼虫たちのことを教えてくれたのは母でした。  


新型コロナウイルス禍の収束の日を、1日も早く迎えることができますように...


 



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