久しぶりに少しばかり体調を崩してしまったので、
念のために検査を受けました。
1人で通院できるくらいに回復してきているので
心配ないでしょうと言っていただけたので
不安な気持ちは消えています。
ひと安心しての帰り道、今年もたわわに実った
枇杷の木の姿の立派さに、見とれてしまいました。
日暮れ前、枇杷の実たちは西日を浴びて輝くようでした。
たくさんの小鳥たちが、にぎやかについばんでいましたが、
まだまだたくさんの実が、たっぷりと大きな樹を彩っています。
小鳥たちは、葉陰にもぐりこんでいるようで
声はすれども姿は見えず...少し残念でした。
大きな大きな樹ですから、かなり無理のある撮影でした。
枇杷の実といえば...
誰でも知っている「ゆりかごの唄」の2番に登場することを
ご存知でしたか?
私は、1番が「カナリア」2番が「木ねずみ」だと思い込んでいましたよ。
ゆりかごの歌を かなりやがうたうよ
ねんねこ ねんねこ ねんねこよ
ゆりかごの上に びわの実がゆれるよ
ねんねこ ねんねこ ねんねこよ
ゆりかごのつなを 木ねずみがゆするよ
ねんねこ ねんねこ ねんねこよ
ゆりかごの夢に 黄色の月がかかるよ
ねんねこ ねんねこ ねんねこよ
作詞は北原白秋さんです。
もう1曲、枇杷を歌う童謡は、今年2月に亡くなった
まどみちおさん作詞の「びわ」ですね。
びわは やさしい
きのみだから
だっこ しあって
うれている
うすい にじある
ろばさんの
おみみ みたいな
はのかげに
びわは しずかな
きのみだから
お日に ぬるんで
うれている
ママと いただく
やぎさんの
おちち よりかも
まだあまい
枇杷の葉の形が「ろばさんのお耳みたい」に見える...
たしかに、そう言われてみればそのとおりです。
たくさんの実が寄り添っている様子を、「抱っこし合って」と
優しく愛らしく言葉で表す...
まどさんの観察力と想像力と表現力は素晴らしいですね。
激しい雷雨の日もあり、不安定なお天気が続いています。
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