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9月上旬にご紹介した、我が家のささやかな庭に咲く薄紫色の千日紅は
1ヶ月以上経つ今も、元気に次々と開花して私たちを愉しませてくれます。
少し気になるのは、まんまるの球体のように見える千日紅が、十数本に1本
程度ですが、ほっそりと卵型になっていることです。
昨年も同じように変わって行ったのかの記憶が曖昧です。
恐らく...花盛りの時期が過ぎていく過程での変化なのかもしれないと
推測しています。
もちろん、見当違いの可能性も低くはないのでしょうが。
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長い期間、咲き続けてくれて健気にも見える花、千日紅。
形の変化をしっかりと見届けてみようと思っています。
今日は約8ヶ月振りに娘ファミリーがやって来ました。
七五三が近付き、何年も前から私が娘の七五三のお祝いの折りに着た着物を
着てみたいと言っていた娘との約束の日も間近です。
用意が整ったことを連絡したことで、今日の予定が決まりました。
久し振りに会う孫は、背が伸びて、お話の仕方も増々しっかりとしてきていました。
久し振りの再会のご挨拶もしっかりと...上り框で抜いだ靴は、振り向いてきちんと揃え...
キッチンの方を眺めながら、「すき焼きって、卵をパカってするお料理でしょ?」
笑いを堪えて「そうそう、卵パカっ...ね。」と言うだけで、嬉しくなる私です。
食後のコーヒーとフルーツ...用意しておいた着物と帯を取り出して、娘に羽織らせて、
「どうですか?」と聞いてみると、そっと娘の手に触れて「ママ、きれいだね...」と
うっとりしたような表情で見つめます。
一同、一瞬時が止まったかのように感じたと思います。
あまりに素直過ぎて驚きました。
照れたような表情をするのでは...と思っていましたから。
娘が私の着物をと願うのは、亡き母が私の結婚前に誂えてくれた着物の中の一着だから
かもしれません、初孫である娘を愛おしみ慈しみ愛情深く見守り続けてくれた祖母に
息子のお祝いの日を迎える気持ちを伝えたいのでは...そう思います。
大事な用事も済ませ、当日の確認もして...愉しい時間が過ぎて行きました。
「ねぇねぇ、次はいつ? いつなら来てもいいの?」
「次は...クリスマスはどうでしょう?」
「わぁ~~~い、クリスマスツリー飾ってくれるの?」
「もちろん、頑張りますよ。」
そんな会話をしながら、クリスマスの前に、あなたが主役の日に会えますよ...と
心の中で囁きました。
真夏生まれだった亡き母が一番好んだ色、薄紫色の千日紅に思いを寄せて...父と母に感謝の気持ちを。
新型コロナウイルス禍の収束の日を、1日も早く迎えることができますように...
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michiさん、こんにちは。
michiさんの優しいコメントに、私も少しうるっ...
michiさんは、やはり私が想像していたとおりのお年頃。
娘がかつて熱望していた妹が授かったとしたら、michiさんくらいですね。
もちろんmichiさんは、よその方の大切なお嬢さまですが、年齢的にはそれ位かしらと思っていましたから、
一層応援の気持ちが熱くなりがちです。
私は渡仏後5年で40代に入り、当時娘が通う学校で親しくなった様々な国籍の友人たちがサプライズパーティを開いてくれました。
ケーキには「Welcome to our Golden Age!」と書かれていましたよ。
今まで種を植えたり、苗木を植えたり、挿し木をしたりした植物が成長して花を咲かせ実を実らせ...
そんな素敵な年齢になるのよと励ましてくれました。
同じような祝福の言葉をmichiさんに贈る日を楽しみにしています。
いつもどうもありがとうございます、michiさん。
お元気ですか?日本も寒くなってきた頃でしょうか?
Passy さまのお話を、なんだか美しい小説を読んでいるような気分で拝見していたら、お孫さんの言葉についうるっとしてしまいました。わたしももうすぐ39歳、涙もろくなってしまったのかもしれません笑
でも、気持ちの良いうるっでした♪
お身体に気をつけてお過ごし下さい。