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鷺草が咲き始めています....。.:*・゜
羽ばたく白鷺のような花姿...母が愛した花の1つです。
贈り物の菓子折りに添えて、鷺草の鉢植えを差し上げたりしていた母でした。
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戦国時代に攻め込められた城内で姫君が、助けを求める 手紙を白鷺に託したけれど... 白鷺は途中で射落とされてしまい... 息絶えた場所に咲いた花が鷺草... そんな伝説の花です。 私が早朝に歩く緑道の途中に、城址公園があります。 建造物は、何も残っていませんが... お濠の名残りなどは、よく分かります。
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母から鷺草の伝説を聞いたことは、ありませんでしたけれど...きっと、知っていたのだと思います。
戦災で何もかもを失い、疎開先から生まれ育った家に帰ることはできなかった母ですから、
その地に近い場所の哀しい伝説を語ることはしたくなかったのかもしれません...
それでも、鷺草を愛し続けた母でした。
母が友だちや兄たちと遊んだ戦前の東京の緑深い住宅地には、白鷺が飛ぶ姿も見えたのかもしれません。
幸せだった少女時代の母の話を、もっともっと聴かせてもらえばよかった...しみじみ思う私です。
猛暑の日々が続きます...
鷺草の美しさにため息が出ました。。
お母様の想い出を聞かせていただいて、より一層美しく感じられます・°*
確かお母様は、私の母と同じ教員をされていらっしゃって、生徒たちと共に疎開されたと聞きましたが、そこから戻れなかったのでしょうか。。
Passyさんのお住まいのお近くにいらしたのですね。
白鷺は都心の庭園にもいますし、きっとよく白鷺さんに出会われてたのではないかしら。
白鷺が飛ぶ緑豊かな住宅街が私の目にも浮かびます・°*
先日、教えていただいた「紅葉の風鈴回廊」の記事を拝見しましたよ。
もみじ色の風鈴の中に浮かぶ紅葉の日本庭園の美しさにうっとり・°*
風のない日だと、ゆっくり撮影できますね。今も「紅葉の風鈴回廊」やってるのでしょうか。
いつかカメラ散歩したい昭和記念公園です♪
鷺草は、母との思い出の花...つい心を寄せてしまいます。
母は疎開先からは帰京しましたが、生まれ育った家と土地は戦後の混乱の中で、留守中に勝手に住み着いた人の所有となってしまったそうです。
戦争中に父親は病死、3人の兄達は出征中、祖母と母の2人では、どうしようもなかったようですよ。
朝ドラでも、寅子さんのご実家は接収されたというようなお話でしたが
昭和30年代に入った現在も御一家は、あのご両親の土地・家に戻ってはいませんよね。
戦争とは、そういうものと思うしかないのでしょう。
父は郷里の新潟から15歳で単身上京、大学卒業後に満州の日本企業に就職し現地で召集。
そんな2人がどのように出会ったのか...御縁なのでしょうね。
そうそう、「紅葉の風鈴回廊」押し付けがましくてごめんなさいね。
私にとっては、初めての風鈴回廊体験でした。
公孫樹の黄葉が見頃の頃のイベントとして、続いているのではないかしら...
日本中のあちこちで定着していますものね。
色とりどりの和傘とのコラボも素適でしたよ♪
鷺草は小さな花で「華やかさが足りない」とおっしゃる方々もいらっしゃいますが
清楚な佇まいは魅力的.。.:*・゜
wakoさんも、きっとお好きではないかしら...?
まだまだ残暑厳しい日々、くれぐれも御身お大切に...お過ごしくださいね。
心優しいコメントをどうもありがとうございました。