昨日UPした小説ができあがったので、いちおう完成版。
そんな完成!っていうほどすごいモノじゃないけど。
変態マッサージ師さんと女の子のお話。男性向けです。
いろいろ雑。何でも許せる人だけどうぞ。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
ぷっくりと膨らんだ桃色の乳首を、男の指がそろりそろりと撫でていく。
下から上へと優しく擦り上げるように。
ほの甘い感覚がじんわりと乳肌に染み込んでくるたび、由奈はなぜか酷く悪いことをしているような気持ちになった。
両親の顔が浮かぶ。
後で叱られるかもしれない。
こういうことはこれまでに何度もあった。
だけどまだ誰にも見つかっていない。
先生は秘密を守るのが上手だから。
耳のすぐそばで、はあはあと荒い呼吸音が聞こえる。
不安と恐れがないまぜになって落ち着かない。
それなのに、もっと続けてほしいと思う自分がいる。
胸がどきどきして、体の奥の方がじんじんと痺れてくる。
背中に密着している男の体は、自身の肌よりもさらに熱く火照っているように感じられた。
これはただのマッサージだったはず。
だけど、何かが違う気がする。
「先生……」
ほとんど何も見えない暗がりの中、由奈はかすかな声で呟いた。
男は何も答えない。
由奈のまだ発育しきっていない小ぶりな乳房を乱暴に揉みしだきながら、もう片方の手をスカートの内側に潜り込ませてくる。
「由奈ちゃん、今日はいつもよりずっと凝っているみたいだね、しっかりほぐしてあげるから勝手に動いちゃだめだよ」
「でも……あ、あっ」
抵抗する間もなく下着を引き下ろされ、あの恥ずかしいところを直に触られた。
思わず逃げようとしたのに、頑丈な男の腕の中では自由に動くこともできない。
くちゅ、と音を鳴らして陰唇が押し開かれた。
潤んだ割れ目の奥を抉るようにしてなぞられていく。
こそばゆさと痛みの中間のような不思議な感覚。
そんなところを触られていくのが恥ずかしくてたまらない。
ちょうどおしっこの穴の近くをぐりぐりと摩られたとき、肉体の芯を貫くような鋭い衝撃が走った。
びくびくっ、と腰が痙攣し、肌の温度が急激に上昇していく。
熱い、苦しい。
怖い。
「や、やだ……んっ……」
由奈の両脚の間を撫でまわしながら、男がくくっと喉を鳴らして笑った。
「そろそろ由奈ちゃんにはもっと特別な治療が必要だねえ。ほら、次はこのお注射で体の奥のほうまで治さなくちゃいけないかな」
お母さんたちには内緒だよ。
男はそう言って由奈の手首をつかみ、熱く硬い棒状のものに触れさせた。
大きく猛った硬いものが、由奈の小さな手の中で力強く脈打っている。
頭が真っ白になる。
注射は嫌い。
痛いのは嫌い。
「いい子だ、由奈ちゃんは本当に良い子だねえ」
「せ、先生、そこ……あっ、あんっ」
いつになく強引な手つき。
敏感すぎるその一点を指の腹や爪の先で刺激され続けているうちに、女陰の奥まったところが何かを求めるようにヒクヒクと疼き始める。
まるでお漏らしでもしたように、大量の蜜液が溢れ出してきて由奈のそこをぐっしょりと濡らしていく。
声など出したくないのに、はしたない喘ぎが漏れるのを堪えきれない。
苦しくて息ができない。
なのに、すごく気持ちいい。
わたし、やっぱり先生のマッサージやめられない……。
由奈はこみ上げてくる快感に悦びの声をあげながら、さらなる愛撫をねだるようにいやらしく腰をくねらせていた。
子供のころから、由奈は夏が好きだった。
そのなかでもとりわけ大人たちがお盆休みに入る時期には、じっとしていられなくなるほどわくわくする。
遠く離れた田舎にある祖母の家で、つまらない勉強や両親の小言から解放された楽しいことばかりの時間を過ごせるからだ。
自宅の3LDKのマンションとは比べ物にならないほど広々とした祖母の家は、古びた平屋建ての屋敷ではあったが部屋数が多く、うっかりひとりで廊下を歩き回ると迷ってしまいそうになる。
いつもは口うるさい両親も祖母の家では久しぶりに会う親戚たちとお酒を飲んだり麻雀をしたりするのに忙しいらしく、由奈は自由を満喫することができる。
裏庭で珍しい草花をつんで花輪を作ってみたり、すぐそばを流れる小川で綺麗な色の魚をすくってみたり。
屋敷の中を隅々まで探検してみるのも面白かった。
夜遅くまで星空を眺めていても叱られることはない。
同じ年頃の子供がいないことを寂しく思うこともあったが、祖父母や親戚たちはいつも優しかったし、由奈のことを特別に可愛がって相手をしてくれる大人もいた。
その人のことを、由奈は「先生」と呼んでいる。
彼はいつも夕方頃になるとやってきて、祖父母や両親たちのマッサージをして帰っていく。
でっぷりと太った中年の男性で、いつも白衣を着て人の良さそうな笑顔を浮かべている。
みんなが『先生は本当に腕がいいねえ』『先生に揉んでもらうと、生き返ったみたいな気分になる』などと言っているのをよく聞いた。
先生と由奈が友達になったのは、ある雨の夜のことだった。
星空も見えず、外にも出られない退屈な夜。
部屋では両親が並んで先生にいつものマッサージを受けているところだった。
あまりにも気持ちよさそうなので、由奈は自分もしてもらいたいと両親に頼んだ。
ところが『子供がするものじゃない』『こういうのはもっと大人にならないと体に毒だ』『お金もかかるのにもったいない』と突っぱねられた。
酔っていたせいか、言い方もちょっと乱暴だった。
なんだか悔しいような気持ちになって、目に涙が滲んでくる。
なによ、自分たちばっかり。
気に入らない。
つまらない。
すごく腹が立って、悲しくなった。
いつものようにひとりで縁側に座ってみても、黒い空には月も星もない。
涙がぽろぽろ流れてくる。
足元にあった古いバケツを蹴り飛ばしてみても、足の爪先が痛くなっただけで気が晴れない。
そこへ、ちょうど仕事を終えたばかりのマッサージの先生がやってきた。
先生は泣いている由奈の隣に座り、よしよしと頭を撫でてくれた。
大人ばっかりずるい。わたしだってマッサージしてほしい。
頬をふくらませて拗ねる由奈に、先生は優しく笑ってこう言った。
『いいよ、由奈ちゃんにもしてあげよう。でも叱られちゃうからみんなには内緒だよ』
いまはおこずかいを持っていない、お金が払えないと心配する由奈に、先生は『お金なんていらない』とまた笑ってくれた。
大きな手に軽々と抱き上げられ、由奈は先生の膝の上にのせられた。
『良い子だねえ、もう泣かないで』
優しい声。
肩や背中を撫でるように揉んでもらったが、大人たちが言うほど気持ちよくはない。
それでも、みんなと同じことができたと思うと誇らしいような満足感があった。
涙はすっかりひっこんで、由奈は先生に抱っこされたままキャアキャアと声をあげてはしゃいだ。
その日から先生は誰にも見られないところに由奈を連れて行き、毎日のようにマッサージをしてくれるようになった。
物置部屋だとか、裏庭にある竹藪の陰になったところで。
『検査をするから、お洋服を脱ごうね』
先生はいつもそう言って、由奈のワンピースやパンツまで着ているものを全部脱がせた。
だけど、靴や靴下はそのままだった。
大人は誰も服なんて脱いでいなかったのに、どうしてわたしだけ?
首をかしげる由奈をなだめるように先生は微笑んでいた。
『由奈ちゃんは子供だから、特別な検査をしないといけないんだよ』
そう言われると、そうなのかなあと思った。
もちろん、先生の言う通りにした。
だって、由奈ちゃんは良い子だねと褒めて欲しかったから。
先生は、いつも大人たちにしているようなマッサージとはちょっと違うことをする。
由奈を立たせたまま、まだぺたんこのおっぱいをぎゅっとつかんで何度も揉んでみたり、おっぱいの先を指でつまんで引っ張ったり。
痛い、と由奈が嫌がると、
『痛いのはどこかが悪いからだよ。悪いところをみつけてあげるからね』と笑う。
おっぱいの先のところに口をつけられてぺろぺろと舐められると、くすぐったいのとも痛いのともちがう、すごく変な感じがした。
どうしてそんなことをするのかと尋ねると、
『ここに悪いものがたまっているからだよ。全部きれいに吸い出してあげるから、騒いじゃいけないよ』
と言われた。
もしかしたら、ママに黙ってアイスをふたつも食べたから、病気になっちゃったのかもしれない。
由奈はちょっと気持ち悪いのを我慢して、先生に治してもらうことにした。
じゅるっ、じゅるっ、と音をたてておっぱいを吸われながら、次は両脚を広げさせられ、おしっこが出るところを指で揉むようにして弄られた。
つるりとした割れ目に、太い指先がぐにぐにとめり込んでこようとする。
すごく怖いような気持ちになって由奈が泣き出すと、先生はにこにこしたまま許してくれた。
『今日はここまでにしようか。また明日もマッサージしてあげるからね』
悪いところをちゃんと治さないとママに叱られるよ、と言われた。
そうなのかもしれない。
ママはときどき、怖い顔で怒る。
由奈は次の日も、その次の日も、毎日先生にマッサージをしてもらった。
先生はすごく優しくて、ときどきはお菓子を持ってきてくれたりもする。
いままで祖母の家にはいなかった友達ができたようで嬉しかった。
翌年の夏から由奈は、大人たちが酔っぱらって騒いでいる時間に自分から先生の姿を探すようになった。
先生はやっぱりいつでも優しくて、由奈と一緒に遊んでくれる。
特別な検査もしてくれる。
素敵なお友達だと思っていた。
だけど祖母の家から自宅に戻った後、学校の友達に自慢するつもりでマッサージの先生の話をすると変な顔をされたのが残念だった。
それ以来、由奈は先生とのことを誰にも話していない。
「そうかあ、由奈ちゃんも二十歳になったんだね。早いねえ」
由奈の服をゆっくりと脱がせながら、先生が感慨深げにうなずいた。
ピンク色のブラジャーを外されたとき、真っ白で丸みのある乳房が、ふるん、とかすかに揺れた。
由奈たちがいるのは、裏庭にある物置小屋だった。
小さな裸電球ひとつだけに照らされた、柔らかなオレンジ色の世界。
ふたりだけの秘密基地のようで楽しい。
屋敷の中から聞こえてくるのは、みんなのバカ騒ぎする笑い声。
ときおり虫たちの奏でる可愛らしい音色も響いてくる。
今夜も先生は由奈の相手をしてくれている。
夕食後、大人たちが酒盛りをしている時間。
由奈も二十歳になったのだから一緒に呑もうと広間に誘われたが、酔っ払いの退屈な愚痴やつまらない麻雀につきあわされるくらいなら先生といるほうがずっと楽しい。
大学での勉強のこと、友達のこと、少し前に喧嘩した彼氏のこと。
先生は由奈のどんな話も馬鹿にしたりせず、いつもにこにこして聞いてくれる。
一年のうちたった一週間ほどしか会えないけれど、いまでも先生は由奈にとって大切で特別な友達だった。
「体の調子はどうかな、どこか痛いところはない?」
先生のごつごつとした硬い指が、ほっそりとした華奢な肩から小さな背中をそろりそろりと撫でまわし、そして量感のある尻をひと撫でした後、腰から乳房へと這い上がってきた。
ぞくん、と肌が粟立つ。
こそばゆくて、なんだか不思議な気持ちになった。
「ううん……お風呂の後とか朝起きたとき、胸の先が硬くなってジンジンして……あと、おしっこのところも、ときどき変な感じがするの」
また病気になったのかと、いつも不安だった。
夏に先生に会ったら、治してもらおうと思っていた。
そう伝えると、先生は自分の正面に由奈を立たせ、両手の指で左右両方の乳頭をきつくつまみ上げた。
「そうか、このあたりかなあ?」
ぎゅうっ、と指の腹で押しつぶしながら、くりくりと摩擦を加えてくる。
あ、と思わず声が出た。
昔のように痛くはないが、胸の芯が溶けてしまいそうな甘くせつない何かが胸の先からとろりとろりと流れ込んでくる。
これまで感じたことのない、初めての感覚だった。
抱き寄せられ、赤みをおびた乳輪ごと乳首を咥えられた。
柔らかな唇の奥で、ねろねろと蠢く舌先が小さな突起に絡みついてくる。
皮膚も骨も、肉体のすべてが蕩けていくようだった。
気持ちいい。
すごく。
はあ、はあ、と熱い吐息が漏れた。
びくっ、びくっ、と腰が跳ねあがる。
「んっ、あぁんっ……」
無意識のうちに出てしまった声に、先生がいつになく厳しい目を向けてきた。
「どうしてそんな声を出すのかな? 静かにしていなくちゃいけないって、いつも言っているだろう」
「ご、ごめんなさい、先生……きゃっ……!」
バチン、バチン、と平手で太ももを二発叩かれた。
小さい子供に戻って折檻されているような気持ちになる。
恥ずかしい、怖い。
ごめんなさい、と繰り返す由奈に、先生は厳しい表情を崩さなかった。
「悪い子にはおしおきだ。そんないやらしい声を出すのは、悪い子の証拠だよ」
「ちがうもん、悪い子なんかじゃ……いやあっ!」
今度は尻肌の脇をきつく捻り上げられた。
激痛が駆け抜けていくのと同時に、なぜかさっきまで舐められていた乳首や両脚の間がちりちりと疼くような感じがした。
「彼氏にも先生と同じことをさせてやったのか? だから、そんな声が出るんじゃないのか」
別人のように厳しく問い詰めてくる先生に、由奈は目にいっぱい涙を溜めて答えた。
「してないよ、他の誰とも……だって、先生しか治せないんでしょう?」
昔、先生が言った。
由奈ちゃんの病気は、ほかの人には治せないんだよって。
おしおきは嫌、痛いのは嫌い。
だから、先生と同じことは誰にもさせたことがない。
やっと先生が笑顔に戻っていく。
「由奈ちゃんは悪い子じゃないよね、良い子だね。さあ、もっとこっちにおいで」
「はい、先生……」
もう怒っていないみたい。
そう思うと、緊張の糸が緩んでいくようだった。
「おっぱいのほかに変な感じがするのは、どこだったかな。先生に教えてくれる?」
「えっと……ここ……」
由奈は恥ずかしさを堪え、自分の手でそっと黒い繁みの始まるあたりを指し示した。
先生が背を屈めて、じろりとのぞきこんでくる。
「どこかな? よく見えないよ、指で開いて見せて」
そんなところ、あんまり見られたくない。
だけど、おしおきも嫌。
それに先生には嫌われたくない。
言われるまま、由奈は自身の割れ目に指先を添えて少しだけ開いて見せた。
粘膜の裂け目が開く瞬間、くちゅっ、という音がして、内側から生暖かい液体が一筋だけ太ももの内側へと流れ落ちてきた。
その雫を指で拭い、由奈の鼻先につきつけてくる。
「これは病気の証拠だよ。悪いものがお腹の奥にたくさん溜まっているんだ」
「や、やだ……怖い、先生、治して……」
「いいよ、もちろん。それにはね、去年触らせてあげた、あのお注射をしないといけないんだよ」
由奈は薄汚れた壁を見上げながら、去年の記憶をたどった。
屋敷の奥にある掃除用具をしまう小部屋で、それまでよりも強引にいろんなところを触られた。
あの恥ずかしいところにも奥まで指を入れられて、それから何か太くて硬いものを握らされた。
気持ち悪くて、怖くて。
「注射、こわい……痛いのは嫌い……」
「大丈夫、痛くないようにするからね。目を閉じていれば、すぐに終わるよ」
まずは準備をしよう。
そう言って先生は床の上に全裸の由奈を座らせ、自分の腰のベルトに手をかけた。
せわしなくズボンとトランクスが押し下げられ、露出した下腹部が由奈の目の前に突き出された。
赤黒くグロテスクな肉棒は、いまにもはちきれんばかりに膨張して青や赤の血管が浮きあがっている。
太さは由奈の手首ほどもあり、真上を向いた先端からは透明の粘液が垂れていた。
「大きく口を開けて。歯をたてないで、ぺろぺろ舐めてごらん」
「で、でも」
「先生のいうことが聞けないのかい? 由奈ちゃんは悪い子なのかな?」
「う……」
由奈は綺麗な花弁を思わせる桃色の唇をゆっくりと開き、真っ赤な舌先を伸ばして男根の先端から染み出している液体をちろりと舐めた。
苦いような酸っぱいような味が、口の中に広がっていく。
「もっと深く咥えてみようか。それから、先生がおっぱいを舐めてあげたときみたいに舌をつかうんだよ」
「はい、先生……」
先生の言葉はまるで催眠術のようだった。
何かを言われるたび、由奈の体はその通りに動いていく。
男根の根元に手を添え、これ以上は開かないほど大きく口を開けて熱い肉の塊を頬張った。
喉がふさがれるようで苦しい。
でも我慢しなくちゃ。
舌の付け根まで使って唾液の音をびちゃびちゃと鳴らしながら、由奈は懸命にその巨大な性器をしゃぶり立てた。
「おお、いいぞ……すごいねえ、由奈ちゃんは上手だねえ」
「んむっ……んふぅ……」
褒められるとすごく嬉しい。
もっと褒められたい。
さらに深く咥え込もうとしたのに、先生はするりと腰を引いていった。
「これでもう準備ができたよ。そろそろ注射の時間だ」
先生は由奈に、床の上で四つん這いになりなさいと命令した。
そのとおりに由奈が動物のような四つん這いの姿勢をとると、頭を床に押し付けられ、尻だけを高く上げさせられた。
こんな格好だと、あそこが丸見えになってしまう。
先生はその部分をさらに大きく押し広げ、そこに去年のように指を突き入れてきた。
ぐちゅ、ぐちゅ、と膣の中を引っ掻き回されていく。
体が熱い。
おっぱいもあそこも、頭がおかしくなりそうなくらいじんじんしている。
また変な声が出てしまいそうになる。
いくら先生が相手でも、やっぱり恥ずかしくてたまらない。
「あぁ……だめ、こんな……」
「動かずにそのままでいるんだよ。ああ、由奈ちゃんもちゃんと準備ができたみたいだね」
ずるりと指が引き抜かれ、代わりにあの『注射』の先端が、ぐうっと由奈の入り口に押し込まれてきた。
「……っ!」
恐ろしいほどの圧迫感と重量感。
声を出すこともできない。
由奈はただ、床に爪を立てながら自身の肉路がめりめりと引き裂かれていくのを感じていることしかできなかった。
体がばらばらになりそうな痛み。
それでも先生に叱られるのが怖くて、動くこともできない。
先生は由奈の後ろで、ふう、ふう、と荒い呼吸を繰り返していた。
「ああ、いいよお、由奈ちゃんの処女マ×コ……きゅうきゅう締め付けてくる、最高だ……」
どういう意味なのかわからなかった。
でも、先生は喜んでいるようだと思った。
こんなに痛いことをして、どうして嬉しいんだろう。
考える間もなく、先生が激しく腰を打ちつけてくる。
ずぶっ、ずぶっ、と由奈の肉壁を抉りながら、逞しくそそり立った怒張に何度も子宮口まで突き破られていく。
「せんせ……っ……!」
「いいよお、犯したい、由奈ちゃんのマ×コ、もっとぐちゃぐちゃにしたいっ……!」
どこかが壊れたような先生の声。
怖くてたまらない。
だけど、さっきまでの焼け付くような激痛は消えている。
いまあるのは、胸を舐められていたときに感じたよりも、ずっと深く濃密な快感だった。
なんなの、これ。
あそこの中、擦られるの気持ちいい。
もっと奥の奥まで突いてほしい。
「あぁっ、あん、んっ」
さっき叱られたばかりのいやらしい声が、止めようもなく喉を震わせる。
このお注射、すごい。
いっぱいほしい。
叱られても叩かれてもいいから、もっとたくさん……。
頭がぼんやりしてくる。
先生の打ち貫いてくる速度が上がっていく。
「はあ、はあ、由奈ちゃん、いい? 先生の、いっぱい由奈ちゃんの中に出していい?」」
何を言われているのかが理解できない。
由奈はわけもわからず、うんうんと首を縦に振った。
「そうかあ、先生のが欲しいんだねえ……やっぱり由奈ちゃんはいやらしい子だね、自分から中出しして欲しがるなんて」
ぐちゅっ、ぐちゅっ、と肉胴が出し入れされるたび、由奈の体をびりびりと電流が走り抜けていく。
子宮の奥が収縮し、びくん、びくん、と激しく痙攣している。
由奈は何が起きているのかもわからず、悲鳴のような泣き声をあげた。
「だめえっ……! そんなにしたら……壊れる、壊れちゃううっ……!」
凄まじい勢いで腰を振り抜いた後、先生はぴたりと動かなくなった。
体の中に、どくっ、どくっ、と熱湯のような液体が大量に注ぎ込まれてくる。
それは由奈の中におさまりきらず溢れ出してきて、ぽたぽたと木の床板を濡らした。
先生の息は荒かったが、まだ由奈の奥に挿入されたままの『注射』は鉛のような硬さと巨大さを保っている。
由奈は静かに後ろを振り向き、おねだりをするように媚びた目で先生を見上げた。
「先生、お腹の中、また変な感じがするの……だから、もう一回お注射して」
「由奈ちゃん……?」
先生のいうこと、いっぱいきくから。
いい子になるから。
来年も、再来年も、そのずうっと先も。
きっといつまでも終わらない『検査』と『治療』を思いながら、由奈はうっとりと目を細めて微笑んだ。
(おわり)
そんな完成!っていうほどすごいモノじゃないけど。
変態マッサージ師さんと女の子のお話。男性向けです。
いろいろ雑。何でも許せる人だけどうぞ。
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ぷっくりと膨らんだ桃色の乳首を、男の指がそろりそろりと撫でていく。
下から上へと優しく擦り上げるように。
ほの甘い感覚がじんわりと乳肌に染み込んでくるたび、由奈はなぜか酷く悪いことをしているような気持ちになった。
両親の顔が浮かぶ。
後で叱られるかもしれない。
こういうことはこれまでに何度もあった。
だけどまだ誰にも見つかっていない。
先生は秘密を守るのが上手だから。
耳のすぐそばで、はあはあと荒い呼吸音が聞こえる。
不安と恐れがないまぜになって落ち着かない。
それなのに、もっと続けてほしいと思う自分がいる。
胸がどきどきして、体の奥の方がじんじんと痺れてくる。
背中に密着している男の体は、自身の肌よりもさらに熱く火照っているように感じられた。
これはただのマッサージだったはず。
だけど、何かが違う気がする。
「先生……」
ほとんど何も見えない暗がりの中、由奈はかすかな声で呟いた。
男は何も答えない。
由奈のまだ発育しきっていない小ぶりな乳房を乱暴に揉みしだきながら、もう片方の手をスカートの内側に潜り込ませてくる。
「由奈ちゃん、今日はいつもよりずっと凝っているみたいだね、しっかりほぐしてあげるから勝手に動いちゃだめだよ」
「でも……あ、あっ」
抵抗する間もなく下着を引き下ろされ、あの恥ずかしいところを直に触られた。
思わず逃げようとしたのに、頑丈な男の腕の中では自由に動くこともできない。
くちゅ、と音を鳴らして陰唇が押し開かれた。
潤んだ割れ目の奥を抉るようにしてなぞられていく。
こそばゆさと痛みの中間のような不思議な感覚。
そんなところを触られていくのが恥ずかしくてたまらない。
ちょうどおしっこの穴の近くをぐりぐりと摩られたとき、肉体の芯を貫くような鋭い衝撃が走った。
びくびくっ、と腰が痙攣し、肌の温度が急激に上昇していく。
熱い、苦しい。
怖い。
「や、やだ……んっ……」
由奈の両脚の間を撫でまわしながら、男がくくっと喉を鳴らして笑った。
「そろそろ由奈ちゃんにはもっと特別な治療が必要だねえ。ほら、次はこのお注射で体の奥のほうまで治さなくちゃいけないかな」
お母さんたちには内緒だよ。
男はそう言って由奈の手首をつかみ、熱く硬い棒状のものに触れさせた。
大きく猛った硬いものが、由奈の小さな手の中で力強く脈打っている。
頭が真っ白になる。
注射は嫌い。
痛いのは嫌い。
「いい子だ、由奈ちゃんは本当に良い子だねえ」
「せ、先生、そこ……あっ、あんっ」
いつになく強引な手つき。
敏感すぎるその一点を指の腹や爪の先で刺激され続けているうちに、女陰の奥まったところが何かを求めるようにヒクヒクと疼き始める。
まるでお漏らしでもしたように、大量の蜜液が溢れ出してきて由奈のそこをぐっしょりと濡らしていく。
声など出したくないのに、はしたない喘ぎが漏れるのを堪えきれない。
苦しくて息ができない。
なのに、すごく気持ちいい。
わたし、やっぱり先生のマッサージやめられない……。
由奈はこみ上げてくる快感に悦びの声をあげながら、さらなる愛撫をねだるようにいやらしく腰をくねらせていた。
子供のころから、由奈は夏が好きだった。
そのなかでもとりわけ大人たちがお盆休みに入る時期には、じっとしていられなくなるほどわくわくする。
遠く離れた田舎にある祖母の家で、つまらない勉強や両親の小言から解放された楽しいことばかりの時間を過ごせるからだ。
自宅の3LDKのマンションとは比べ物にならないほど広々とした祖母の家は、古びた平屋建ての屋敷ではあったが部屋数が多く、うっかりひとりで廊下を歩き回ると迷ってしまいそうになる。
いつもは口うるさい両親も祖母の家では久しぶりに会う親戚たちとお酒を飲んだり麻雀をしたりするのに忙しいらしく、由奈は自由を満喫することができる。
裏庭で珍しい草花をつんで花輪を作ってみたり、すぐそばを流れる小川で綺麗な色の魚をすくってみたり。
屋敷の中を隅々まで探検してみるのも面白かった。
夜遅くまで星空を眺めていても叱られることはない。
同じ年頃の子供がいないことを寂しく思うこともあったが、祖父母や親戚たちはいつも優しかったし、由奈のことを特別に可愛がって相手をしてくれる大人もいた。
その人のことを、由奈は「先生」と呼んでいる。
彼はいつも夕方頃になるとやってきて、祖父母や両親たちのマッサージをして帰っていく。
でっぷりと太った中年の男性で、いつも白衣を着て人の良さそうな笑顔を浮かべている。
みんなが『先生は本当に腕がいいねえ』『先生に揉んでもらうと、生き返ったみたいな気分になる』などと言っているのをよく聞いた。
先生と由奈が友達になったのは、ある雨の夜のことだった。
星空も見えず、外にも出られない退屈な夜。
部屋では両親が並んで先生にいつものマッサージを受けているところだった。
あまりにも気持ちよさそうなので、由奈は自分もしてもらいたいと両親に頼んだ。
ところが『子供がするものじゃない』『こういうのはもっと大人にならないと体に毒だ』『お金もかかるのにもったいない』と突っぱねられた。
酔っていたせいか、言い方もちょっと乱暴だった。
なんだか悔しいような気持ちになって、目に涙が滲んでくる。
なによ、自分たちばっかり。
気に入らない。
つまらない。
すごく腹が立って、悲しくなった。
いつものようにひとりで縁側に座ってみても、黒い空には月も星もない。
涙がぽろぽろ流れてくる。
足元にあった古いバケツを蹴り飛ばしてみても、足の爪先が痛くなっただけで気が晴れない。
そこへ、ちょうど仕事を終えたばかりのマッサージの先生がやってきた。
先生は泣いている由奈の隣に座り、よしよしと頭を撫でてくれた。
大人ばっかりずるい。わたしだってマッサージしてほしい。
頬をふくらませて拗ねる由奈に、先生は優しく笑ってこう言った。
『いいよ、由奈ちゃんにもしてあげよう。でも叱られちゃうからみんなには内緒だよ』
いまはおこずかいを持っていない、お金が払えないと心配する由奈に、先生は『お金なんていらない』とまた笑ってくれた。
大きな手に軽々と抱き上げられ、由奈は先生の膝の上にのせられた。
『良い子だねえ、もう泣かないで』
優しい声。
肩や背中を撫でるように揉んでもらったが、大人たちが言うほど気持ちよくはない。
それでも、みんなと同じことができたと思うと誇らしいような満足感があった。
涙はすっかりひっこんで、由奈は先生に抱っこされたままキャアキャアと声をあげてはしゃいだ。
その日から先生は誰にも見られないところに由奈を連れて行き、毎日のようにマッサージをしてくれるようになった。
物置部屋だとか、裏庭にある竹藪の陰になったところで。
『検査をするから、お洋服を脱ごうね』
先生はいつもそう言って、由奈のワンピースやパンツまで着ているものを全部脱がせた。
だけど、靴や靴下はそのままだった。
大人は誰も服なんて脱いでいなかったのに、どうしてわたしだけ?
首をかしげる由奈をなだめるように先生は微笑んでいた。
『由奈ちゃんは子供だから、特別な検査をしないといけないんだよ』
そう言われると、そうなのかなあと思った。
もちろん、先生の言う通りにした。
だって、由奈ちゃんは良い子だねと褒めて欲しかったから。
先生は、いつも大人たちにしているようなマッサージとはちょっと違うことをする。
由奈を立たせたまま、まだぺたんこのおっぱいをぎゅっとつかんで何度も揉んでみたり、おっぱいの先を指でつまんで引っ張ったり。
痛い、と由奈が嫌がると、
『痛いのはどこかが悪いからだよ。悪いところをみつけてあげるからね』と笑う。
おっぱいの先のところに口をつけられてぺろぺろと舐められると、くすぐったいのとも痛いのともちがう、すごく変な感じがした。
どうしてそんなことをするのかと尋ねると、
『ここに悪いものがたまっているからだよ。全部きれいに吸い出してあげるから、騒いじゃいけないよ』
と言われた。
もしかしたら、ママに黙ってアイスをふたつも食べたから、病気になっちゃったのかもしれない。
由奈はちょっと気持ち悪いのを我慢して、先生に治してもらうことにした。
じゅるっ、じゅるっ、と音をたてておっぱいを吸われながら、次は両脚を広げさせられ、おしっこが出るところを指で揉むようにして弄られた。
つるりとした割れ目に、太い指先がぐにぐにとめり込んでこようとする。
すごく怖いような気持ちになって由奈が泣き出すと、先生はにこにこしたまま許してくれた。
『今日はここまでにしようか。また明日もマッサージしてあげるからね』
悪いところをちゃんと治さないとママに叱られるよ、と言われた。
そうなのかもしれない。
ママはときどき、怖い顔で怒る。
由奈は次の日も、その次の日も、毎日先生にマッサージをしてもらった。
先生はすごく優しくて、ときどきはお菓子を持ってきてくれたりもする。
いままで祖母の家にはいなかった友達ができたようで嬉しかった。
翌年の夏から由奈は、大人たちが酔っぱらって騒いでいる時間に自分から先生の姿を探すようになった。
先生はやっぱりいつでも優しくて、由奈と一緒に遊んでくれる。
特別な検査もしてくれる。
素敵なお友達だと思っていた。
だけど祖母の家から自宅に戻った後、学校の友達に自慢するつもりでマッサージの先生の話をすると変な顔をされたのが残念だった。
それ以来、由奈は先生とのことを誰にも話していない。
「そうかあ、由奈ちゃんも二十歳になったんだね。早いねえ」
由奈の服をゆっくりと脱がせながら、先生が感慨深げにうなずいた。
ピンク色のブラジャーを外されたとき、真っ白で丸みのある乳房が、ふるん、とかすかに揺れた。
由奈たちがいるのは、裏庭にある物置小屋だった。
小さな裸電球ひとつだけに照らされた、柔らかなオレンジ色の世界。
ふたりだけの秘密基地のようで楽しい。
屋敷の中から聞こえてくるのは、みんなのバカ騒ぎする笑い声。
ときおり虫たちの奏でる可愛らしい音色も響いてくる。
今夜も先生は由奈の相手をしてくれている。
夕食後、大人たちが酒盛りをしている時間。
由奈も二十歳になったのだから一緒に呑もうと広間に誘われたが、酔っ払いの退屈な愚痴やつまらない麻雀につきあわされるくらいなら先生といるほうがずっと楽しい。
大学での勉強のこと、友達のこと、少し前に喧嘩した彼氏のこと。
先生は由奈のどんな話も馬鹿にしたりせず、いつもにこにこして聞いてくれる。
一年のうちたった一週間ほどしか会えないけれど、いまでも先生は由奈にとって大切で特別な友達だった。
「体の調子はどうかな、どこか痛いところはない?」
先生のごつごつとした硬い指が、ほっそりとした華奢な肩から小さな背中をそろりそろりと撫でまわし、そして量感のある尻をひと撫でした後、腰から乳房へと這い上がってきた。
ぞくん、と肌が粟立つ。
こそばゆくて、なんだか不思議な気持ちになった。
「ううん……お風呂の後とか朝起きたとき、胸の先が硬くなってジンジンして……あと、おしっこのところも、ときどき変な感じがするの」
また病気になったのかと、いつも不安だった。
夏に先生に会ったら、治してもらおうと思っていた。
そう伝えると、先生は自分の正面に由奈を立たせ、両手の指で左右両方の乳頭をきつくつまみ上げた。
「そうか、このあたりかなあ?」
ぎゅうっ、と指の腹で押しつぶしながら、くりくりと摩擦を加えてくる。
あ、と思わず声が出た。
昔のように痛くはないが、胸の芯が溶けてしまいそうな甘くせつない何かが胸の先からとろりとろりと流れ込んでくる。
これまで感じたことのない、初めての感覚だった。
抱き寄せられ、赤みをおびた乳輪ごと乳首を咥えられた。
柔らかな唇の奥で、ねろねろと蠢く舌先が小さな突起に絡みついてくる。
皮膚も骨も、肉体のすべてが蕩けていくようだった。
気持ちいい。
すごく。
はあ、はあ、と熱い吐息が漏れた。
びくっ、びくっ、と腰が跳ねあがる。
「んっ、あぁんっ……」
無意識のうちに出てしまった声に、先生がいつになく厳しい目を向けてきた。
「どうしてそんな声を出すのかな? 静かにしていなくちゃいけないって、いつも言っているだろう」
「ご、ごめんなさい、先生……きゃっ……!」
バチン、バチン、と平手で太ももを二発叩かれた。
小さい子供に戻って折檻されているような気持ちになる。
恥ずかしい、怖い。
ごめんなさい、と繰り返す由奈に、先生は厳しい表情を崩さなかった。
「悪い子にはおしおきだ。そんないやらしい声を出すのは、悪い子の証拠だよ」
「ちがうもん、悪い子なんかじゃ……いやあっ!」
今度は尻肌の脇をきつく捻り上げられた。
激痛が駆け抜けていくのと同時に、なぜかさっきまで舐められていた乳首や両脚の間がちりちりと疼くような感じがした。
「彼氏にも先生と同じことをさせてやったのか? だから、そんな声が出るんじゃないのか」
別人のように厳しく問い詰めてくる先生に、由奈は目にいっぱい涙を溜めて答えた。
「してないよ、他の誰とも……だって、先生しか治せないんでしょう?」
昔、先生が言った。
由奈ちゃんの病気は、ほかの人には治せないんだよって。
おしおきは嫌、痛いのは嫌い。
だから、先生と同じことは誰にもさせたことがない。
やっと先生が笑顔に戻っていく。
「由奈ちゃんは悪い子じゃないよね、良い子だね。さあ、もっとこっちにおいで」
「はい、先生……」
もう怒っていないみたい。
そう思うと、緊張の糸が緩んでいくようだった。
「おっぱいのほかに変な感じがするのは、どこだったかな。先生に教えてくれる?」
「えっと……ここ……」
由奈は恥ずかしさを堪え、自分の手でそっと黒い繁みの始まるあたりを指し示した。
先生が背を屈めて、じろりとのぞきこんでくる。
「どこかな? よく見えないよ、指で開いて見せて」
そんなところ、あんまり見られたくない。
だけど、おしおきも嫌。
それに先生には嫌われたくない。
言われるまま、由奈は自身の割れ目に指先を添えて少しだけ開いて見せた。
粘膜の裂け目が開く瞬間、くちゅっ、という音がして、内側から生暖かい液体が一筋だけ太ももの内側へと流れ落ちてきた。
その雫を指で拭い、由奈の鼻先につきつけてくる。
「これは病気の証拠だよ。悪いものがお腹の奥にたくさん溜まっているんだ」
「や、やだ……怖い、先生、治して……」
「いいよ、もちろん。それにはね、去年触らせてあげた、あのお注射をしないといけないんだよ」
由奈は薄汚れた壁を見上げながら、去年の記憶をたどった。
屋敷の奥にある掃除用具をしまう小部屋で、それまでよりも強引にいろんなところを触られた。
あの恥ずかしいところにも奥まで指を入れられて、それから何か太くて硬いものを握らされた。
気持ち悪くて、怖くて。
「注射、こわい……痛いのは嫌い……」
「大丈夫、痛くないようにするからね。目を閉じていれば、すぐに終わるよ」
まずは準備をしよう。
そう言って先生は床の上に全裸の由奈を座らせ、自分の腰のベルトに手をかけた。
せわしなくズボンとトランクスが押し下げられ、露出した下腹部が由奈の目の前に突き出された。
赤黒くグロテスクな肉棒は、いまにもはちきれんばかりに膨張して青や赤の血管が浮きあがっている。
太さは由奈の手首ほどもあり、真上を向いた先端からは透明の粘液が垂れていた。
「大きく口を開けて。歯をたてないで、ぺろぺろ舐めてごらん」
「で、でも」
「先生のいうことが聞けないのかい? 由奈ちゃんは悪い子なのかな?」
「う……」
由奈は綺麗な花弁を思わせる桃色の唇をゆっくりと開き、真っ赤な舌先を伸ばして男根の先端から染み出している液体をちろりと舐めた。
苦いような酸っぱいような味が、口の中に広がっていく。
「もっと深く咥えてみようか。それから、先生がおっぱいを舐めてあげたときみたいに舌をつかうんだよ」
「はい、先生……」
先生の言葉はまるで催眠術のようだった。
何かを言われるたび、由奈の体はその通りに動いていく。
男根の根元に手を添え、これ以上は開かないほど大きく口を開けて熱い肉の塊を頬張った。
喉がふさがれるようで苦しい。
でも我慢しなくちゃ。
舌の付け根まで使って唾液の音をびちゃびちゃと鳴らしながら、由奈は懸命にその巨大な性器をしゃぶり立てた。
「おお、いいぞ……すごいねえ、由奈ちゃんは上手だねえ」
「んむっ……んふぅ……」
褒められるとすごく嬉しい。
もっと褒められたい。
さらに深く咥え込もうとしたのに、先生はするりと腰を引いていった。
「これでもう準備ができたよ。そろそろ注射の時間だ」
先生は由奈に、床の上で四つん這いになりなさいと命令した。
そのとおりに由奈が動物のような四つん這いの姿勢をとると、頭を床に押し付けられ、尻だけを高く上げさせられた。
こんな格好だと、あそこが丸見えになってしまう。
先生はその部分をさらに大きく押し広げ、そこに去年のように指を突き入れてきた。
ぐちゅ、ぐちゅ、と膣の中を引っ掻き回されていく。
体が熱い。
おっぱいもあそこも、頭がおかしくなりそうなくらいじんじんしている。
また変な声が出てしまいそうになる。
いくら先生が相手でも、やっぱり恥ずかしくてたまらない。
「あぁ……だめ、こんな……」
「動かずにそのままでいるんだよ。ああ、由奈ちゃんもちゃんと準備ができたみたいだね」
ずるりと指が引き抜かれ、代わりにあの『注射』の先端が、ぐうっと由奈の入り口に押し込まれてきた。
「……っ!」
恐ろしいほどの圧迫感と重量感。
声を出すこともできない。
由奈はただ、床に爪を立てながら自身の肉路がめりめりと引き裂かれていくのを感じていることしかできなかった。
体がばらばらになりそうな痛み。
それでも先生に叱られるのが怖くて、動くこともできない。
先生は由奈の後ろで、ふう、ふう、と荒い呼吸を繰り返していた。
「ああ、いいよお、由奈ちゃんの処女マ×コ……きゅうきゅう締め付けてくる、最高だ……」
どういう意味なのかわからなかった。
でも、先生は喜んでいるようだと思った。
こんなに痛いことをして、どうして嬉しいんだろう。
考える間もなく、先生が激しく腰を打ちつけてくる。
ずぶっ、ずぶっ、と由奈の肉壁を抉りながら、逞しくそそり立った怒張に何度も子宮口まで突き破られていく。
「せんせ……っ……!」
「いいよお、犯したい、由奈ちゃんのマ×コ、もっとぐちゃぐちゃにしたいっ……!」
どこかが壊れたような先生の声。
怖くてたまらない。
だけど、さっきまでの焼け付くような激痛は消えている。
いまあるのは、胸を舐められていたときに感じたよりも、ずっと深く濃密な快感だった。
なんなの、これ。
あそこの中、擦られるの気持ちいい。
もっと奥の奥まで突いてほしい。
「あぁっ、あん、んっ」
さっき叱られたばかりのいやらしい声が、止めようもなく喉を震わせる。
このお注射、すごい。
いっぱいほしい。
叱られても叩かれてもいいから、もっとたくさん……。
頭がぼんやりしてくる。
先生の打ち貫いてくる速度が上がっていく。
「はあ、はあ、由奈ちゃん、いい? 先生の、いっぱい由奈ちゃんの中に出していい?」」
何を言われているのかが理解できない。
由奈はわけもわからず、うんうんと首を縦に振った。
「そうかあ、先生のが欲しいんだねえ……やっぱり由奈ちゃんはいやらしい子だね、自分から中出しして欲しがるなんて」
ぐちゅっ、ぐちゅっ、と肉胴が出し入れされるたび、由奈の体をびりびりと電流が走り抜けていく。
子宮の奥が収縮し、びくん、びくん、と激しく痙攣している。
由奈は何が起きているのかもわからず、悲鳴のような泣き声をあげた。
「だめえっ……! そんなにしたら……壊れる、壊れちゃううっ……!」
凄まじい勢いで腰を振り抜いた後、先生はぴたりと動かなくなった。
体の中に、どくっ、どくっ、と熱湯のような液体が大量に注ぎ込まれてくる。
それは由奈の中におさまりきらず溢れ出してきて、ぽたぽたと木の床板を濡らした。
先生の息は荒かったが、まだ由奈の奥に挿入されたままの『注射』は鉛のような硬さと巨大さを保っている。
由奈は静かに後ろを振り向き、おねだりをするように媚びた目で先生を見上げた。
「先生、お腹の中、また変な感じがするの……だから、もう一回お注射して」
「由奈ちゃん……?」
先生のいうこと、いっぱいきくから。
いい子になるから。
来年も、再来年も、そのずうっと先も。
きっといつまでも終わらない『検査』と『治療』を思いながら、由奈はうっとりと目を細めて微笑んだ。
(おわり)
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