(前のつづきです)
(6)
「遅かったね、もう今日は帰って来ないのかと思った」
「ああ、うん。ごめん」
深夜になって帰宅すると、部屋でユウが待っていた。
面倒だから、もう彼には合鍵を渡してある。
また勉強していたのか、折り畳み机の上にぶ厚い教材や資料が積み重なっている。
毎度アパートの前で待たせるのも可哀そうになってきて、少し前に合鍵を渡してある。
靴を脱ぎながら、桃子はそれとなく . . . 本文を読む
前回の続き。
回想の場面で幼児性愛っぽいのがあるのと、SMっぽいのがあるので苦手な方は閲覧注意。
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「そう思うなら、その彼にはもう会わなければいいだけの話だろう。何もわざわざ自分が捨てられるまで待つことはない」
坂崎徹(さかざきとおる)はいつもと同じように微笑んだまま、まっすぐに桃子の目を見つめた。
……それは、わかっているけれど。
相変わらずのストレートな物言いに絶句する . . . 本文を読む
おはよ。
指は治りつつありますが、書こうとしていた原稿と別のものばっかり書いちゃって、
あららららって感じです。
これ楽しいから延々書いちゃいそうだけど、でもそろそろ原稿……。
いつも優しく温かく見守りつつ待っていてくださる編集さまに感謝。
でもあれ恋愛小説を書こうとしたのにだんだん書きたかったものから遠のいていってる。
まあいいけど。
投稿サイトのカテゴリーも、どこに入れてもらっ . . . 本文を読む
つづきです。
だんだんミステリー寄りになっていくかもしれない雰囲気。
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アパートの鍵を開けたとたん、桃子は玄関先にそのまま倒れ込んだ。
英輔から土産にと渡されたワインのボトルが、ガチャンと不吉な音をたてる。
高価な紫色の液体が、見る間に紙袋から染み出して床を濡らしていく。
だが、そんなことに構っていられないほど桃子は疲れ切っていた。
ほとんど寝かせてもらえないまま、いっ . . . 本文を読む
おはよ。
指治ってきたー!
でもまだちょっと痛い。
キーボード打つくらいなら何てことないけど、ちょっと力入れると痛い。
だから食事の用意やあれやこれやを母親に甘えまくっております。
ダメ人間。
なのでその空いた時間を活かして? たらたらと小説を書いてみたり。
原稿以外ので長々書くのはほんと数年ぶりなのでこれはこれで楽しく。
エロ場面書くのってパワーいるからあんまり入れないつもりが . . . 本文を読む