black potion no.6

三十路のモーターサイクル好き、徒然日記です。

2008年01月28日 15時40分19秒 | book
すげー、ヘビーローテでよんでますw

はまってる証拠ですね。


今回は、『噂』。

ある広告会社が、宣伝のためにあるうわさを流します。

ニューヨークからきたレインマンが、女のコをさらうんだって。
そして必ず、足首を切っちゃうんだ。
でもなぜか、ミリエル(香水)をつけてると狙われないんだって。

口コミは都市伝説とかし、香水は大ヒットします。
しかし、やがてうわさは現実となり、ある日 足首のない少女の遺体が発見されるのでした。


帯にもありますが「衝撃のラスト一行に瞠目!」
ヒントはきちんと出しながらも、二転三転のラストのたたみ込みは、作者のすごさを感じます。
ここ2作は、どちらかというと『明日の記憶』に近い重い話でした。
『僕たちの戦争』や『神様からひと言』のオチャラケた文章からは、同じ作者だと思えない内容でした。

いやぁ、おもしろいなぁ。



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