午前、郵便局へ小包を出しに出かけた。卒業を控えているのであらかじめ家に送っておけば荷物が少なくなり楽になるかもしれない。一番安い送り方で出したが、それだけに家に届けるまで半月が必要だそうだ。送料は全部で８２元、安いものだ。二つの小包を出したが、その中身はほとんど書籍しかない。いつも本屋で買い放題の積み重ね、その結果困るのは自分だけだ。重すぎてクラスメートの協力で何とか郵便局に運んでいった。
なんか郵便局のスタッフの作業効率が悪かったという感じ。小包を送るだけで１時間もかかった。そのうちは妹が試験場で落ち着いてちゃんと試験問題をやっているのだろうか。思えば今日は大学入学試験の一日目だね。河南省に含まれた大範囲の豪雨のしわ寄せで受験生が時刻通りに試験場に到着できない恐れがあるとのニュースを昨日見たことがある。大丈夫かな。ちょっと心配だ。僕には妹が二人ある。二人とも今年大学入学試験を受ける。伯母の娘が頭がよくて勉強好きな子だから有名校には受かるだろう。でもどういうわけか彼女はいつも僕に馴染もうとせずよそよそしい感じをさせる。それに対して父の姉妹の娘のほうが砕けていて物腰柔らかで親近感のある人だけど、毎日恋やネットとかばかりして勉強しようとしない。身の振り方も考えず、このままだといずれ後悔すると思う。
そうは言っても、僕は人に説教をする資格などない。中学の頃遊んでばかりいたため高校入学試験に失格した。その後父の職業高校に通うことになった。あの時父はあの職業高校の校長で一先ず僕を彼の学校に落ち着かせた。そこで三年の高校生活を送った。とても退屈で、無味乾燥な日常だった。授業の寝坊やサボり、僕にとっては日常茶飯事だった。そんな僕はどうやって大学に入ったのだろう。今思えば不思議な気がする。実は僕は「対口進学」という手段で入学試験を受けずに進学できたんだ。自分の専門技術と一致すれば専門試験を受けていいという進学手段だ。何の努力もせず大学に通えた僕より、妹は人一倍勉強していたのだから、きっと大丈夫だと思う。応援するからがんばってね。
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