祇園精舎の鐘の声
諸行無常の響きあり
沙羅双樹の花の色
盛者必衰の理をあらわす
おごれる人も久しからず
ただ春の世の夢のごとし
また、一人の友が去って行った。
昨夜、呼び出され二人して酒を汲む。
最後に一冊の写真集と
黒い犬の顔写真を託された。
何所へと聞いたが応えはなかった。
多分、沖(海)に戻って往ったのだろう。
潮時も丁度、良いようだ。
いまは只管打座あるのみ。
諸行無常の響きあり
沙羅双樹の花の色
盛者必衰の理をあらわす
おごれる人も久しからず
ただ春の世の夢のごとし
また、一人の友が去って行った。
昨夜、呼び出され二人して酒を汲む。
最後に一冊の写真集と
黒い犬の顔写真を託された。
何所へと聞いたが応えはなかった。
多分、沖(海)に戻って往ったのだろう。
潮時も丁度、良いようだ。
いまは只管打座あるのみ。