汐見橋駅から岸里玉出で南海本線に乗換え、住吉大社駅に向かいました。
この岸里玉出駅、南海高野線と南海本線との乗換駅なのだが、それぞれのホームは、かなり離れている。
下の写真は、南海本線のホームに下る階段側から、高野線の連絡通路を写したもの。距離感が伝わるだろうか。
その昔、この駅は岸里駅と玉出駅という、2つの別の駅だったそうだが、路線を高架化した際に、乗換えの利便性を考えて1つの駅に統合したそうだ。
しかし、この乗換え、特に利便性を感じる事はできない。
むしろ別の駅として機能させた方がいいのではないだろうか?多分東京の感覚だと、1つ(難波よりの)前の駅を乗換え駅にするだろう。
これは充分珍100系候補だろう。惜しいのは航空写真で見ると、全く別の場所にある駅のようにしか写っておらず、この乗換えの不便さを伝えにくい事か…。
岸里玉出駅付近の航空写真
気を取り直して、住吉大社駅に向かおう。
ここでも珍100系は豊富にある。
まずはこれ!
何と隣り合った駅なのに、駅名が違う!
それぞれの駅名を拡大してみよう。
こちらは住吉大社駅
そしてこちらは住吉公園駅
南海本線住吉大社駅のすぐ隣に阪堺電車の駅があるのだが、駅名は住吉公園というのだ。
南海は普通の鉄道で、阪堺電車は路面電車という違いがあるので、そこら辺を強調したかったのかもしれないのだけど、地元の人以外にはすげー分かりづらいと思います。
次に阪堺電車の路線図を見てみると…
阪堺電車路線図
住吉公園駅は阪堺電車の上町線の支線という感じなのだが、この路線図を見る限り、住吉大社に行きやすいように、わざわざ路線を引いた様に見れる。
しかし、実は住吉大社に近いのは、住吉鳥居前駅の方。しかも、この住吉公園駅は住吉鳥居前駅と、30mと離れていない。
むしろ先ほどの岸里玉出駅での乗換えよりもはるかに近く、わざわざ枝線を伸ばす意味が全く分からない。
ただ列車運用的には分かる部分もある。
おそらくこの上町線、混むのはここ住吉付近までなので、半数の列車はここで折り返したいのだろう。
ただ路面電車というのは、道路の上に駅(停留所)があるので、ここで折り返すというはちょっと無理がある。
だから恐らくは南海の隣にちょっとしたターミナル駅を作って、そこで電車を折り返させたのだと思う。
ちなみにこちらは住吉鳥居前駅
そしてこの付近の最大の珍100系は、この写真だろう。
これはテツの間では、『ダイアモンド・クロッシング』と言われる、線路同士が交わる箇所である。
通常鉄道の線路というのは、交わる時はどちらかを高架化して、立体的に交わるのが通例。じゃないと危険である。
しかし、昔はこの様に平面で交わる事も多かった。路面電車同士なので高架化出来ないでいるのだろう。なおこの付近に係員の常駐している建物があり、列車の運行を常に見守っていた。ハイテクの時代に肉眼で確認しているというのもなんだかおかしい。
なお、愛媛県松山市の大手町という駅付近では、全国でここだけという、普通の電車と路面電車のダイヤモンド・クロッシングがある。
大手町駅付近地図
という訳で、次回は私の育った街を訪れます。旅はまだ2日目の午後です。先は長いです!
この岸里玉出駅、南海高野線と南海本線との乗換駅なのだが、それぞれのホームは、かなり離れている。
下の写真は、南海本線のホームに下る階段側から、高野線の連絡通路を写したもの。距離感が伝わるだろうか。
その昔、この駅は岸里駅と玉出駅という、2つの別の駅だったそうだが、路線を高架化した際に、乗換えの利便性を考えて1つの駅に統合したそうだ。
しかし、この乗換え、特に利便性を感じる事はできない。
むしろ別の駅として機能させた方がいいのではないだろうか?多分東京の感覚だと、1つ(難波よりの)前の駅を乗換え駅にするだろう。
これは充分珍100系候補だろう。惜しいのは航空写真で見ると、全く別の場所にある駅のようにしか写っておらず、この乗換えの不便さを伝えにくい事か…。
岸里玉出駅付近の航空写真
気を取り直して、住吉大社駅に向かおう。
ここでも珍100系は豊富にある。
まずはこれ!
何と隣り合った駅なのに、駅名が違う!
それぞれの駅名を拡大してみよう。
こちらは住吉大社駅
そしてこちらは住吉公園駅
南海本線住吉大社駅のすぐ隣に阪堺電車の駅があるのだが、駅名は住吉公園というのだ。
南海は普通の鉄道で、阪堺電車は路面電車という違いがあるので、そこら辺を強調したかったのかもしれないのだけど、地元の人以外にはすげー分かりづらいと思います。
次に阪堺電車の路線図を見てみると…
阪堺電車路線図
住吉公園駅は阪堺電車の上町線の支線という感じなのだが、この路線図を見る限り、住吉大社に行きやすいように、わざわざ路線を引いた様に見れる。
しかし、実は住吉大社に近いのは、住吉鳥居前駅の方。しかも、この住吉公園駅は住吉鳥居前駅と、30mと離れていない。
むしろ先ほどの岸里玉出駅での乗換えよりもはるかに近く、わざわざ枝線を伸ばす意味が全く分からない。
ただ列車運用的には分かる部分もある。
おそらくこの上町線、混むのはここ住吉付近までなので、半数の列車はここで折り返したいのだろう。
ただ路面電車というのは、道路の上に駅(停留所)があるので、ここで折り返すというはちょっと無理がある。
だから恐らくは南海の隣にちょっとしたターミナル駅を作って、そこで電車を折り返させたのだと思う。
ちなみにこちらは住吉鳥居前駅
そしてこの付近の最大の珍100系は、この写真だろう。
これはテツの間では、『ダイアモンド・クロッシング』と言われる、線路同士が交わる箇所である。
通常鉄道の線路というのは、交わる時はどちらかを高架化して、立体的に交わるのが通例。じゃないと危険である。
しかし、昔はこの様に平面で交わる事も多かった。路面電車同士なので高架化出来ないでいるのだろう。なおこの付近に係員の常駐している建物があり、列車の運行を常に見守っていた。ハイテクの時代に肉眼で確認しているというのもなんだかおかしい。
なお、愛媛県松山市の大手町という駅付近では、全国でここだけという、普通の電車と路面電車のダイヤモンド・クロッシングがある。
大手町駅付近地図
という訳で、次回は私の育った街を訪れます。旅はまだ2日目の午後です。先は長いです!