▽血統徒然△

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キセキノサイクロンの血統

2004年05月19日 | 血統
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【新冠】昨夏の台風10号で、日高管内新冠町の厚別川の濁流にのみこまれながら奇跡的に生還した二歳牝馬のサラブレッドが今夏にも、道営ホッカイドウ競馬でデビューすることが決まった。馬名は「キセキノサイクロン」。サイクロンはインド洋の熱帯性低気圧で、台風で奇跡の生還を果たした馬の強運を表した。災害復旧が進む馬産地では「赤字に悩む道営競馬に、名前通り旋風を巻き起こしてほしい」と期待が高まっている。

地方競馬の関係者は話題作りに頑張っているようです。ハルウララのマーケティング手法といいましょうか。キセキなんて文字が入っているのでフジキセキ産駒かと思いましたが実際は

キセキノサイクロン

エアダブリンの仔でした。5代アウトクロスで確かに丈夫そうですが、血統表を見ての感想は激しくズブそうな馬だ です。母父ブランドフォード系がまだ残っていたんですね。驚きました。しかし、この血統で旋風を起こすのは(以下略)

グラスワンダー産駒がデビュー

2004年05月19日 | 血統
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19日、道営・札幌競馬の6Rフレッシュチャレンジ2歳(ダート1000m)でグラスワンダー産駒のプロージット(牝2、道営・林和弘厩舎)が、コスモバルクの主戦騎手でもある五十嵐冬樹騎手騎乗でデビューする。同馬は、母ドリームオン(その父マルゼンスキー)、兄にファイトバック(5勝)、セゴビア(現5勝)がいる血統。

ブロージッド

グラスワンダー産駒がデビューか俺も歳を(以下略) 伝聞によると初年度の当歳の印象が悪かったらしく(POG本の写真で見る限り2歳では綺麗な馬体が多いと思うけどな)産駒のデビュー前に株を下げた感がありますが、是非是非初年度産駒で大ブレイクして欲しいですね。

といいたいところですけどあまりにも自身の血統構成が自己完結しているので、大物が出にくいと予想します。とりあえず当馬のようなノーザンダンサーインブリード馬が、どの程度のパフォーマンスを見せるかに注目しています。

結果 5.5秒差のブービー・゜・(ノД`)・゜・。

勝春だけど 角田さんG1を獲るコツを教えてください

2004年05月18日 | Weblog
     勝数 G1 占有率 
武豊   2349 43	 1.83%
角田晃一  600 10 1.67%
横山典弘 1422 15	 1.05%
岡部幸雄  2895 30	 1.04%
蛯名正義 1251 11	 0.88%
四位洋文  870  7	 0.80%
藤田伸二 1013  8	 0.79%
松永幹夫 1283  5	 0.39%
田中勝春  981  1 0.10%


大雑把に計算しますと、角田晃一騎手は60回に1回G1を勝っていますが、田中勝春騎手は1000回に1回しか勝てていないわけです。同期で勝ち鞍は400近く多いのに・・・勝春が不憫というより角田が不思議。

POG徒然

2004年05月17日 | Weblog
俗に言うPOGバイブル本「赤本」を買いました。なんか情報量を詰め込みすぎで読んでいて頭が痛くなりましたです(-_-; それにしてもPOG関連の本が色々出版されて驚きです。いつぐらいからPOGってこんなにメジャーな娯楽になったのでしょうか。

それにしても昨今のPOG本はサンデーサイレンス産駒のカタログ化していて、あまり面白くないです。ここまでファンが増えたPOGですがサンデーサイレンスがいなくなっても維持できるのかという疑問があります。とりあえずSS産駒を指名しておけば、一回ぐらいは多くの人が勝利の喜びを味わえたわけです。しかし、それはミラクル種牡馬ゆえに可能なのであって、SS産駒がいなくなるとPOGが難解になってライトな参加者が離脱していくことは十分予想できます。POGで潤ったライターさんとかは、そろそろ次の食い扶持を探した方がよさそうです(余計なお世話)

私も途切れ途切れ過去七回ぐらいは参加しました。一番の当たりがメジロベイリーです。一番の自慢はサイレンススズカを指名したことですが、活躍したのはダービー後でした。あとは散々ですね。条件戦で老いた指名馬を馬柱に見つけると複雑な気分になります。(レスレクシオンとか)

毎年、トウカイテイオー産駒を指名しては自爆しております。ヤマニンシュクルを指名できなかったのが我がPOG史上、最大の汚点ですね(T.T) でも今年も指名するぞ!!

今年の自爆馬(掲示板ぐらい乗れよ) 

美しい血統だと思ったのだが・・・IKの高評価馬だと知って複雑な気持ちになりましたw

藤沢厩舎にもラフィアン枠があった!

2004年05月17日 | Weblog
2chがソースだが・・・

サンデーサイレンス・社台・岡田総帥・武豊・藤沢和厩舎

昨今の競馬界はこの五つで回っているといっても過言ではないでしょう。桜花賞では、この五つのブランドのうち四つのカードが揃いました。そういえばラフィアンの馬に武豊ってあまり記憶に無いな。一度この五つのカード揃い踏みを見てみたいものです。

ダービー 武豊様の出走確率は50%?

2004年05月17日 | Weblog
週刊競馬ブックのダービー馬登録状況の騎手欄を見ました。出走確実なスズカマンボは武幸四郎となっています。永井さんも大馬主ですから(冠号スズカ)橋口調教師としても武豊の都合で鞍上未定にはできなかったのでしょう。とはいうもののスーパージョッキーの機嫌を損ねることは当然したくないわけで、弟の幸四郎を選ぶあたりがなんとも大人の事情って訳ですね

出走確実で鞍上未定になっているのはピサノクウカイとメイショウムネノリ。オリヴァーってダービー週には免許が切れているのかな??それともアドマイヤビックが抽選落ちした場合に武豊を乗せるための策略か。色々面白いですね。メイショウムネノリの鞍上は・・・興味ないですねw

評判悪いね ダビスタ04

2004年05月16日 | Weblog
非難囂々のレビュー

進化していないと非難囂々ですが、それは筋違いだと思います、ダビスタは想像力のゲームなのですから、変化を拒んだ姿勢は間違ってないと思います。とはいうものの大方の批判は残念がら、的確な批判で私も同じ意見です。99の時の崇高な製作理念を忘れているのは間違いないと思います。なんとなく作り手の魂が欠如している感じが強くします。ロード時間の長さとか極端な外枠不利とか、ぶっちぎりの大差逃げ勝ちが多すぎるところとか「なんで創っていて気がつかなかったのか」と強く感じます。今回は販売前のテストプレーを外部に委託しなかったのでしょうか。

初G1が高松宮記念で、配合がマックイーンxサッカーボーイ(しかも大差の逃げ切り勝ち)だった時点で激しく萎えました。
さようなら薗部さん(^_^)ノ""""

ギャグですな_| ̄|○

-ジェイドロバリー死去-

2004年05月16日 | Weblog
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3日、大腸癒着、腸捻転による開腹手術で今シーズンの種付を休んでいたジェイドロバリー(牡17、米国産)が、15日夕方、入院先の社台ホースクリニックで死亡した。3年ぶりに日本で種付を行っていた同馬は5月3日までに100頭を超える繁殖牝馬を集める人気ぶりだったが、同日、せん痛を発症して同クリニックで緊急手術を受けていた。詳しい死因は解剖の結果を待たないとはっきりとしないが、術後の経過は良好と伝えられていただけに、病状の急変に関係者は肩を落としている。

大往生というには若い死去で残念です。世界中に自らの血を残せたので種牡馬としては使命を全うしたというところでしょうか。日本へのミスプロ系種牡馬の本命として社台の看板を背負って、よく頑張りました。後年はアフリートとフォーティーナイナーという、さらなる大物の陰に隠れて少し印象が薄くなっていたのですが、ちゃんとそういう状況を勘案してシャトルさせた社台の戦略も間違いではなかったと思います。

導入当時は良血が強すぎるので大物は期待できないのではと私は予想しましたが、結果的に中央のG1馬はヤマカツスズランのみということで当たったかもしれません。しかし、同じ考えでいけばキングマンボだって良血が強すぎてどうかなと思いましたが、結果的には大種牡馬になりましたし、血統とは本当に難しいものです

ジェイドロバリー1987-2004 ご冥福をお祈りします

万馬券に縁のない私

2004年05月15日 | Weblog
たまには私的なことも書いてみます。私は血統表フェチですが、あまり馬券には興味がありません。このブログを始めて競馬が再度マイブームになったので最近はチョコチョコ買ってますが、殆ど単複の応援馬券ばかりです。私の唯一の万馬券は遥か昔のこのレースです。

第20回高松宮杯 

1着 ミスタースペイン 2着 ホクセイシプレー

二頭とも今見ると古臭い血統で、着外のイクノディクタスやダイユウサクやキョウワホウセキ等々、意外に有名馬の出走が多いレースでした。1着のミスタースペインは、前走宝塚記念3着なので1番人気も肯けるところです。大昔のことなので、何故ホクセイシプレーを買えたのかは朧気ながらしか分からないのですが、どうも前々走の阪急杯の印象が強くて、自分としては手堅い馬券のつもりで、当時の最小購入単位だった1000円の枠連をウインズ神戸で買ったわけです。で、めでたく馬券が当たったので払い戻し機に馬券を突っ込んだら1万円札が16枚も出てきてヒザが震えました。(オッズを見るという習慣すらなかったらしい)

今改めて血統表を見るとB級ノーザンダンサー系とB級ナスルーラ系で近いところにグレイソヴリンも入っていて、ナスルーラ4x4ですか。んで、前走金鯱賞(1800m)で惨敗、更に距離が伸びた高松宮杯(当時は2000m)で14番人気も当然でしょう。

生涯唯一の万馬券は血統を知らなかった故に取れたというオチでございます(笑) その後、血統萌えにて取れた少々おいしい馬券はマイネルマックスとアインブライドの単勝のみです。「分かりやすいヤツ」とほくそ笑んだ貴方、友達になりましょうw

大万馬券の戦犯 エバーワイルドの血統

2004年05月15日 | 血統
今日の新潟のメイン 邁進特別(芝1000m)で三連複のレコード配当が出ました。1,555,450円最大の戦犯は殿人気で2着のエバーワイルドです。

エバーワイルド Nifty
エバーワイルド Ped Net

馬柱を見ている限り買えないですな。こういうときに血統で当てないと、いつ当てるんだという感じです。ミスプロ系とトウルビヨン系ということで、ニックス的には買えますね。シゲルドントイケでも実証済みです(笑) 間にラストタイクーンをはさんでいますけどキングカメハメハの血統も参考になります。米血のミスプロ系と仏系の多いトウルビヨン系は、配合される確率が低いニックスです。このニックスを試す環境が一番整っているのは、日本なのですから、生産者の皆様にはもっと試して欲しいものです。

高知の真のスター イブキライズアップ

2004年05月14日 | Weblog
ハルウララは有名馬ですが名馬ではないです。高知競馬の真のトップスターはイブキライズアップというイブキマイカグラ産駒だそうです。

ゴールポスト通信-高知競馬

イブキライズアップ

先日連勝が止まってしまったキサスキサスキサスもそうですが、地方のスターホースって血統表が美しい(個人的に)です。綺麗な異代配合でボトムにはネアルコの血が入っていない笠先生が誉めてくれるような血統構成ですね。近親に芦毛のノーザンテースト産駒、オーディンとバイタルフォースという個人的に好きだった馬がいる点も萌えです。

BOOK FULLの経済学

2004年05月14日 | Weblog
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現在の段階で、人気のある「満口種牡馬」は、アグネスタキオン、ダンスインザダーク、バブルガムフェロー、マヤノトップガン、マンハッタンカフェ、マーベラスサンデー、アグネスデジタル、シンボリクリスエス、ジェイドロバリー、タイキシャトル、ティンバーカントリー、トワイニング、ワイルドラッシュ、といったところ。

種付け料はそこそこで実績のある馬、そして現役時代の圧倒的な強いイメージの残る馬、などが人気と言えるだろうか。必ずしも、リーディングサイアーランキングの上位馬ばかりに集中しているわけではないようだ。フジキセキ、サクラバクシンオー、クロフネ、フレンチデピュティ、アフリート、コマンダーインチーフなどはまだ満口にはなっていないようで、これらの高額種牡馬は、付けたくとも肝心の種付け料を捻出できなくなっている生産者が増えてきているのかも知れない。


種付け価格一覧

満口は未知の魅力系・最近産駒が予想以上に走った系・産駒が堅実に走る割に種付け価格が安い系 高額で満口になっていない種牡馬は産駒は堅実に走るがG1の夢は難しそうだ系が殆どですね。アフリートとサクラバクシンオーはG1馬を出していますが、それぞれ一頭だけだし、フジキセキにいたっては未だG1未勝利なのにこの種付け料は高いということでしょうか。クロフネは満口的な印象があるのにそうでないのは・・・やっぱり父と競合しているからでしょう。

勝馬率やアーニングインデックスよりも、未知の魅力や1・2頭の活躍馬の出現であっという間に満口になってしまうのを見ると、経済行為というより、ギャンブル的な匂いがします。マーベラスサンデーなんぞSSの初年度産駒の中で、今まで忘れられていたような感じすらあったのに、シルクフェイマスとサイレンスボーイの出現でまさに下克上といった感じです。

素人から見て一番不可解なのがバブルガムフェローですね。確かに表層的な印象よりは諸数値は良いですが、アッパレアッパレしかオープン馬を思い出せないのですが・・・ サッカーボーイがバブルより種付け料が安くて満口になっていないのは、解せないなぁ。