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*ボクノニッキ*
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職人的な技術の継承方法に学ぶ

2013年11月11日 | 理論
まあさ、

NPO法人をはじめとする「第三セクター」の人材不足が結構話題になっている。

僕も去年?そういうシンポジウムにパネラーで参加させてもらった。

そんときは、ミッションの共有が困難で、2代目の事務局を形成するのは難しいですね。みたいな話に乗っかったコメントをしていた。

それはそうで、仕方ないことなんだよね。

だって、ミッションに気づいた初代がいて、2代目は真にミッションを共有できるひと(確率はかなり低い)か、ミッション遂行に興味があるひと(まあまあいる)のどちらかが担うことになる。

この流れでいくと、2代目がどちらになっても、3代目はミッションを真に共有できるひとorミッション遂行に興味があるひとになる。

理由は、2代目が真にミッションを共有できるひととなった場合、確率的に3代目も真に...とはなりにくく、またミッション遂行に興味のあるひととなった場合では、空洞化した核の部分を埋めたい的なタイプのひと、つまりミッションを持っているひとが3代目となるからである。

そうじゃない場合もあるけどね。

要するに、ある特定のミッションを世代を代わってまで受け継ぐのは、すごく難しいということ。
で、うまくいってるように見えても、少しずつ核からそれていくということ。

あくまで、僕の感覚的妄想ですが。

じゃー、どういう方法があるか?

というか、それを考えるときに重要なことをひとつ...

ミッションを継承する必要があるのかを考えるべき。

これがかなり大事で、この部分が理解できればすんなり入ってくる。

で、簡単にいうと、職人が弟子にどうやって技術を継承しているか?をイメージすると、

なんかいい方法が見えてくる。

職人は弟子に何を教えているのか?

そもそも「教えている??」のか?

職人は「やり方」ではなく、場や雰囲気、生き方などそのすべてに、継承しようとする「技術」に関する「ヒント」が存在し、そこから弟子が気付くことにより継承をしているのではないかと僕は思う。

コピーじゃなく、カバーというか+αというか

この感じで、組織もミッションを継承することはできないだろうか?

現在、実験、調査、研究中である。


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